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2016/12/01 | 大切なお知らせ

■ラ・フォル・ジュルネ金沢 開催中止のお知らせ


2005年よりフランスのCREA及びKAJIMOTOで企画制作をし、現在日本4都市にて開催されております音楽祭、ラ・フォル・ジュルネについて、2017年には金沢での開催を行わないことがラ・フォル・ジュルネ金沢音楽祭実行委員会により決定されました。

ラ・フォル・ジュルネは、1995年にフランス・ナントで芸術監督ルネ・マルタンが発案し、2005年の日本初上陸時より独自のテーマ設定とそれに基づいた独創的なプログラミング、45分前後のコンサート形式、複数の会場で同時多発的に行われるコンサート、大人から子供まで家族そろって楽しめる企画内容など数々の魅力によって、これまでクラシックコンサートに来たことのなかった新しいお客様にもその扉を開いてきました。

2007年、金沢市よりルネ・マルタン及び梶本眞秀に金沢でのラ・フォル・ジュルネの実現可能性について照会があり、それを受けてCREA及びKAJIMOTOでこの冒険に取り組むことに致しました。その結果、初開催の2008年以後2016年までの9年間で、延べにして実に90万人以上の方々にラ・フォル・ジュルネを楽しんでいただき、親しまれてきました。これだけ大勢の方々がクラシック音楽のコンサートに足を運んでくださったということで「ユニークなコンセプトがあれば、従来のクラシック音楽ファン以外の人たちにもクラシックを楽しんでいただけること」が証明されたのです。この間ラ・フォル・ジュルネでの縁からルネ・マルタンが金沢の文化を世界に発信するため、オーケストラ・アンサンブル金沢及び指揮者・井上道義氏を何度もヨーロッパに招き、複数の音楽祭への参加機会を作り、またその様子がARTE(ドイツ・フランス両国の主要放送局)によってヨーロッパ全域に放送されるなどの喜ばしいコラボレーションができたことを申し添えておきます。

この度、金沢での10回目の開催を前にして同実行委員会がラ・フォル・ジュルネを継続させていくという道を取らず、独自の音楽祭あるいはイベントを創るという方針転換をされたことは、ナントをはじめとした世界中のラ・フォル・ジュルネで成功、発展させ続けているルネ・マルタンとしては到底理解できません。しかしながら、今後はイベントのタイトルをはじめ、その構造や公演スタイルなど、ラ・フォル・ジュルネとはまったく異なる金沢独自の発想で音楽祭を果敢に行うことには、もちろん何ら異論を述べるものではありません。

ラ・フォル・ジュルネが去った後も、金沢の人々が非日常的で多様性のある、イマジネーションに溢れた音楽鑑賞の機会を持たれることを願っております。


2016年12月1日(木)

ラ・フォル・ジュルネ
アーティスティック・ディレクター
ルネ・マルタン

KAJIMOTO 代表取締役社長 兼
ラ・フォル・ジュルネ
アーティスティック・プロデューサー
梶本眞秀

 

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