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「The Real Chopin × 18世紀オーケストラ」、いよいよ9/29(金)から先行発売! 「The Real Chopin × 18世紀オーケストラ」、いよいよ9/29(金)から先行発売!

だいぶ前から告知をさせていただいておりましたが、すべてピリオド(古)楽器によって、ショパンのピアノ+管弦楽作品全曲を2晩で演奏する「The Real Chopin × 18世紀オーケストラ~フランス・ブリュッヘンの想い出に~」。
カジモト・イープラス会員限定先行受付が、いよいよ9/29(金)からスタートです!

©Christine Schneider ©W. Grzedzinski
©Simon Van Boxtel

[The Real Chopin × 18世紀オーケストラ ~フランス・ブリュッヘンの想い出に~]
The Real Chopin × 18世紀オーケストラ – KAJIMOTO (kajimotomusic.com)

2024年3月11日(月)19時 東京オペラシティ コンサートホール

モーツァルト:交響曲第40番 ト短調 K.550
藤倉大:Bridging Realms for fortepiano
    (第2回ショパン国際ピリオド楽器コンクール委嘱作品/日本初演)
                       (ピアノ:川口 成彦)
ショパン:ポーランドの歌による幻想曲 op.13
                       (ピアノ:川口 成彦)
ショパン:演奏会用ロンド「クラコヴィアク」op.14
                  (ピアノ:トマシュ・リッテル)
ショパン:ピアノ協奏曲第1番 ホ短調 op.11
               (ピアノ:ユリアンナ・アヴデーエワ)

2024年3月12日(火)19時 東京オペラシティ コンサートホール

モーツァルト:交響曲第35番 ニ長調 K.385 「ハフナー」
ショパン:《ドン・ジョヴァンニ》の「お手をどうぞ」による変奏曲 変ロ長調 op. 2
                       (ピアノ:川口 成彦)
ショパン:アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ op.22
               (ピアノ:ユリアンナ・アヴデーエワ)
ショパン:ピアノ協奏曲第2番 ヘ短調 op.21
                  (ピアノ:トマシュ・リッテル)

使用ピアノ:Pleyel 1843 owned by Takagiklavier(3/11)
      Pleyel 1845 owned by Emma Akiyama(3/12)

監修:スタニスワフ・レシチンスキ(国立ショパン研究所NIFC)

(チケット料金)
2公演セット券  S¥30,000 A¥24,000
1回券 S¥16,000 A¥13.000 B¥10,000 C¥8,000 D¥6,000

カジモト・イープラス会員限定先行受付
9/29(金)12時 ~ 10/2(月)18時
The Real Chopin × 18世紀オーケストラ – KAJIMOTO (kajimotomusic.com)

一般発売
10/8(日)10時~

先に書きましたように、まずこのプロジェクトの“目玉”は、すべてがピリオド楽器により、ショパンが若き日に書いたピアノ+管弦楽作品・全6曲を2晩で演奏することです。

そしてそのピアニストが、フォルテピアノおよびヒストリカル・ピアノの名手であり、2018年の第1回ショパン国際ピリオド楽器コンクール(第2回は今秋!)で第1位、第2位を勝ち取ったトマシュ・リッテルと川口成彦の2人に加え、2010年のショパン国際コンクール優勝者のユリアンナ・アヴデーエワであること。(アヴデーエワは2013年のブリュッヘン指揮18世紀オーケストラのコンビ最後の来日公演の折、ショパンの協奏曲2曲をヒストリカル・ピアノで共演しています。)
そして管弦楽がピリオド楽器オーケストラの雄、18世紀オーケストラであるという、万全の布陣で臨むコンサートでもあることに、ぜひ注目していただきたいと思います。

(ちなみに「The Real Chopin」とは、ワルシャワの国立ショパン研究所(NIFC)のレシチンスキ副所長が監修した、ショパンのピアノ全作品をピリオド楽器で録音し、2010年にリリースされた21枚組のCDに付けた名前からとっています)

この何十年かで、弦、管、そして鍵盤楽器に及ぶピリオド楽器の精度の高い復刻やレプリカ製作はもとより、その歴史的な当時の奏法の研究、実践、そして演奏家たちの的確と洗練を究めた進化・深化は目覚ましい…そのことは皆さまも目の当たりにし、よくご存じと思いますが、それらの蓄積がなければこのプロジェクトは成立しえなかったでしょう。

創設者にしてメンターのフランス・ブリュッヘン亡き後の18世紀オーケストラが、こうしてワルシャワのコンクールや音楽祭と緊密な関係を深め、ショパンという作曲家と対峙し続けてきたこと、リッテルや川口さん、アヴデーエワの高い技量や知識などが一つになった演奏からは、まだ見ぬショパンの「美」や「真」が浮かび上がってくるはずです。

それらに加え、現代きっての気鋭作曲家・藤倉大によるフォルテピアノのための新作とはいかに?
ピリオド楽器で古きを訪ねることと、未来を切り拓くコンテンポラリーが融合することから生まれるだろう新しさにも、ぜひ期待していただければ。
さらに、ブリュッヘンとともにかつて共演し続けたモーツァルトの交響曲を18世紀オーケストラが演奏することで、ショパン作品との対比をかたちづくる…

すべてにおいて、ワクワクが止まらない冒険が待っています。
どうぞご期待ください!

The Real Chopin × 18世紀オーケストラ – KAJIMOTO (kajimotomusic.com)

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