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北村朋幹〈ケージ プリペアド・ピアノのためのソナタとインターリュード〉が「第76回文化庁芸術祭賞 レコード部門 優秀賞」を受賞! 北村朋幹〈ケージ プリペアド・ピアノのためのソナタとインターリュード〉が「第76回文化庁芸術祭賞 レコード部門 優秀賞」を受賞!

弊社所属ピアニストの北村朋幹が本年、株式会社フォンテックよりリリースした録音〈ケージ プリペアド・ピアノのためのソナタとインターリュード〉が、令和三年度(第76回)文化庁芸術祭賞 レコード部門 優秀賞を受賞しました。

本作品は、2020年9月東京オペラシティ文化財団主催「B→C」出演時に初披露した同曲を2021年2月、所沢市民文化センターミューズ キューブホールにて収録したものです。「グランドピアノを色彩豊かな打楽器に変えるプリペアド・ピアノに、北村朋幹が挑んだ。北村はドイツを拠点とする若く繊細な感受性をもつピアニスト。ケージの《ソナタとインターリュード》のために、1956年製のスタインウェイを選んだセンスがすばらしい。抒情的解釈と透明感のある響きが、20世紀とは異なるケージ像を描いた」と評価され、受賞理由となりました。

この録音はそのほかにもレコード芸術《特選盤》、読売新聞 REVIEW《特選》、毎日新聞《特選盤》、朝日新聞 for your collection《推薦盤》に選ばれています。ピアノの弦を、ネジやボルト、ゴムやプラスチックなどのあらゆる素材でミュートすることで生まれたプリペアド・ピアノを用い、ケージの音楽と極めて繊細な音響空間を構築した傑作です。また、かつてケージがグリーグの作品のみを演奏するピアニストになることを目指していたことから、グリーグの《抒情小曲集》より「鐘の音」をカップリングしています。

北村朋幹の今後にどうぞご期待ください。

〈 John Cage:Sonata XIII from Sonatas and Interludes for prepared piano / Tomoki Kitamura piano 〉

〈北村朋幹 最新CDリリース情報〉

『ケージ プリペアド・ピアノのためのソナタとインターリュード/北村朋幹(ピアノ)』
レーベル:フォンテック
品番:FOD9850
SACDハイブリッド盤 CD & SACD(STEREO)
価格:¥3,080(消費税込)

[収録曲]
ケージ:プリペアド・ピアノのためのソナタとインターリュード
グリーグ:鐘の音(抒情小曲集第5 集より)op. 54-6


〈2022年公演情報〉
3月12日(土)13:30 ミューザ川崎シンフォニーホール *岡本侑也(チェロ)との共演
3月16日(水)18:45 広島国際会議場フェニックスホール *黒岩英臣 (指揮)、広島交響楽団との共演
3月19日(土)15:00 佐川文庫
3月22日(火)19:00 ムジカーザ
3月23日(水)14:00 ムジカーザ
3月23日(水)19:00 ムジカーザ
3月28日(月)19:00 東京文化会館 小ホール *東京・春・音楽祭
3月30日(水)19:00 浦安音楽ホール *郷古廉(ヴァイオリン)、横坂源(チェロ)との共演
10月8日(土)開演時間未定 滋賀県立美術館
10月9日(日)開演時間未定 びわ湖ホール 小ホール

北村朋幹 プロフィール

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