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ノット指揮スイス・ロマンド管が気鋭のソリストとともに来日── 2/6(木)から先行発売! ノット指揮スイス・ロマンド管が気鋭のソリストとともに来日── 2/6(木)から先行発売!

6年ぶりにスイス・ロマンド管弦楽団がやって来ます。日本でも人気の、ジョナサン・ノットとの充実のコンビで。協奏曲を弾くソリストはヴァイオリンのHIMARIとチェリストの上野通明!
カジモト・イープラス会員限定先行受付が、2/6(木)から始まります。

[ジョナサン・ノット指揮 スイス・ロマンド管弦楽団2025]
ジョナサン・ノット指揮 スイス・ロマンド管弦楽団JAPAN TOUR 2025 – KAJIMOTO

7月8日(火) 19時 ミューザ川崎シンフォニーホール

オネゲル:交響的運動第2番「ラグビー」
ショスタコーヴィチ:チェロ協奏曲第1番 変ホ長調 op.107
(チェロ:上野 通明)
ストラヴィンスキー:バレエ「ペトルーシュカ」(1911年版)

共催: ミューザ川崎シンフォニーホール(川崎市文化財団グループ)

7月9日(水) 19時 サントリーホール

ジャレル:ドビュッシーによる3つのエチュード
シベリウス:ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 op.47
(ヴァイオリン:HIMARI)
ストラヴィンスキー:バレエ「春の祭典」

7月11日(金) 19時 京都コンサートホール

W.ブランク:序曲「モルフォーシス」(2017)
ショスタコーヴィチ:チェロ協奏曲第1番 変ホ長調 op.107
(チェロ:上野 通明)
ストラヴィンスキー:バレエ「ペトルーシュカ」(1911年版)

京都コンサートホール(公益財団法人 京都市音楽芸術文化振興財団)/京都市

チケット料金
S¥20,000 A¥16,000 B¥13,000 C¥11,000 D¥7,000 (7/8川崎)
S¥22,000 A¥18,000 B¥15,000 C¥12,000 D¥9,000 (7/9東京)
S¥18,000 A¥14,000 B¥11,000 C¥9,000 D¥7,000 (7/11京都)

カジモト・イープラス会員限定先行受付
2月6日(木)12時 ~ 2月9日(日)18時
(東京、川崎、京都公演共通)

ジョナサン・ノット指揮 スイス・ロマンド管弦楽団JAPAN TOUR 2025 – KAJIMOTO

一般発売
2月15日(土)10時 (東京・川崎公演)
2月22日(土)10時 (京都公演)

©Niels Ackermann

ご年配のファンには、スイス・ロマンド管弦楽団といえば、まず創設指揮者エルネスト・アンセルメのことを思い出すでしょう。この数学教師出身である伝説的指揮者は、20世紀前半、輝かしい文化が再び花開いたパリにおいて、伝説のディアギレフ&バレエ・リュスの上演のために書かれた、ストラヴィンスキーや当時のフランス、スイスなどの作曲家(ドビュッシー、サティ、ラヴェル、ミヨー、プーランク、ファリャら)による近代名曲たちを紹介した立役者の一人です。
そのアンセルメが、1918年に彼が創設したスイス・ロマンド管とともに録音したそれらの膨大なレパートリーは、まさに歴史的遺産。この楽団は、例えばベルリン・フィルやシカゴ響のように、いわゆるヴィルトゥオーゾ・オーケストラではありませんが、その演奏は精妙で色彩豊か。大人の愉悦を漂わせ、いい意味でのローカル色を有したインターナショナル感覚をもち、一時代の文化のセンセーションを後世に残すものとなりました。

そしてスイス・ロマンド管はその後、サヴァリッシュやシュタインらとドイツ系のレパートリーをも身に着け、またジョルダンやルイージといった様々な名指揮者の時代を経て、2014年から近現代音楽を得意としたジョナサン・ノットに受け継がれました。かつてはアンサンブル・アンテルコンタンポランやバンベルク交響楽団の、近年は東京交響楽団の音楽監督として、自在柔軟、クリエイティヴなプログラミングと演奏で人気を欲しいままにする、あのノットです。

2019年の来日公演を聴かれた方々なら、いかに両者の相性が良いかを感じられたかと思います。ドビュッシーの精緻さから生まれる幻想、マーラー「悲劇的」での特有のオーケストレーションの妙とストーリー性を巧みに音としたこのスイス・ロマンド管は、今度の来日で伝家の宝刀ストラヴィンスキーのバレエ、そして近現代の音楽でさらなる本領を発揮するに違いありません。それも相当の現代的アップデートを加え。
この3公演の冒頭で演奏される3人──スイスの大家アルテュール・オネゲルはもちろん、現代フランスを代表し、世界のあちらこちらで多くの曲が取り上げられるミカエル・ジャレル、そして1957年生まれの現代スイスを代表するウィリアム・ブランクの楽曲の変幻自在の面白さにはぜひご注目を。

©Hitoshi Iwakiri ©Seiji Okumiya

また、ベルリン・フィルへのデビューを控えるHIMARI(驚異の10代!)と、ジュネーヴ国際コンクール優勝以降、目覚ましい活動を続ける上野通明という、共に音楽そのものを身体から迸らせる若き2人によるコンチェルトは、絶対に聴き逃せません。
今回のスイス・ロマンド管の日本ツアー、どうぞご期待ください。

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