© Niels Ackermann Lundi 13
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ARTIST
ORCHESTRA

Orchestre de la Suisse Romande

スイス・ロマンド管弦楽団

1918年にエルネスト・アンセルメによって創設された(1967年まで首席指揮者)。今や112名の専属団員を擁する世界有数のオーケストラとなり、ジュネーヴとローザンヌを拠点に定期公演、シンフォニー・コンサート・シリーズ、毎年恒例の国連チャリティー・コンサートほか、ジュネーヴ・グランド劇場でオペラ公演も行っている。長年にわたり歴史的名盤の数々を残し、フランスやロシアの現代音楽レパートリーの評価も高く、音楽界で確固たる名声を築いてきた。

パウル・クレツキ(1967-1970)、ヴォルフガング・サヴァリッシュ(1970-1980)、ホルスト・シュタイン(1980-1985)、アルミン・ジョルダン(1985-1997)、ファビオ・ルイージ(1997-2002)、ピンカス・スタインバーグ(2002-2005)、マレク・ヤノフスキ(2005-2012)、ネーメ・ヤルヴィ(2012-2015)といった指揮者たちを経て、2017年1月よりイギリス人指揮者のジョナサン・ノットが音楽/芸術監督を務めている。歴代の指揮者たちと共に優れた現代音楽の作曲家を発掘し、初演し、支援することで音楽の歴史に大きく貢献してきた。  これまでにストラヴィンスキー、ミヨー、オネゲル、フランク・マルタン、アンドレ=フランソワ・マレスコッティ、ブリテン、ルトスワフスキ、ホリガー、ウィリアム・ブランク、エトヴェシュ、マクミラン、デュサパン、ミカエル・ジャレルといった作曲家の作品を世界初演しており、特にスイス人作曲家に継続的に作品を委嘱し演奏することによって彼らを支援している。

スイス・ロマンド管は、その創成期よりスイス・ロマンド放送と緊密なコラボレーションを行ってきた。これにより、彼らの演奏は世界各地のラジオで放送され、何百万人ものリスナーを獲得するに至った。また、デッカとのパートナーシップでは100枚以上の名盤を録音しており、その名演は国際的に知られることとなった。およそ12のレーベルからリリースしているCDの数々は、あらゆる主要な賞を受賞している。デッカは、2019年にアンセルメの没後50年を記念して、彼が指揮した作品のコンプリート・アルバムを再リリースされた。現在は、毎シーズン2〜3枚のCDをペンタトーンに録音しており、2019年6月にはジョナサン・ノットのデビュー・アルバムとして同レーベルにR.シュトラウス、ドビュッシー、リゲティの作品をジュネーヴのヴィクトリア・ホールで録音した。

世界各地でコンサート・ツアーも行っており、これまでにヨーロッパ(ベルリン、ロンドン、ウィーン、ザルツブルク、パリ、アムステルダム)、アジア(東京、ソウル、北京)、アメリカ大陸(ボストン、ニューヨーク、サンフランシスコ、ワシントン、サンパウロ、ブエノスアイレス、モンテヴィデオ)などの主要ホールで演奏している。2011/12年シーズンには、モスクワとサンクトペテルブルクで初めての公演を行い、さらに2014年7月には東京のサントリーホールとソウルのソンナム・アート・センターで演奏。2015年2月にアメリカ西海岸と東海岸で7公演行い、2016年4月/5月には中国とインドでツアーを行った。2017年1月には、ジョナサン・ノットの指揮でマドリッドを含むスペイン各地で演奏を披露している。

2018年5月には南米で6公演、翌年4月にはアジア・ツアーを行った。また、世界各地の有名音楽祭からの招きも多く、カナリア諸島音楽祭、ルツェルン・イースター音楽祭、ルツェルン夏の音楽祭、ラジオ・フランス・モンペリエ音楽祭、グシュタード・メニューイン音楽祭、モントルー9月音楽祭、ロンドンのBBCプロムスなどに登場している。2018/2019年シーズンは、スイス・ロマンド管の創立100周年となる記念すべきシーズンであった。

スイス・ロマンド管は、カントン州とジュネーヴ市、ヴォー州、スイス・ロマンド放送、ジュネーヴとローザンヌの友の会、その他多くのスポンサーやパトロンからの資金援助によって運営されている。また、ローザンヌでの定期公演は、ヴォー州から手厚い支援を受けている。

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