前橋汀子の新譜、『ベートーヴェン：ヴァイオリン協奏曲ニ長調、ロマンス第2番ヘ長調』が6/8（水）にソニー・ミュージックより発売されました。

前橋が前作『J.S.バッハ：無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ』から3年の時を経て世に問う最新作は、かねてから録音を切望していたベートーヴェンの「ヴァイオリン協奏曲ニ長調」をメインとした、堂々たるオーケストラとの協演アルバムです。

長く共演を重ねてきて気心も知れた名指揮者・秋山和慶指揮するオーケストラ・アンサンブル金沢との熱気あふれるライヴ・レコーディングによって、前橋がこれまで積み重ねてきた芸術性をホールいっぱいに響かせ、ときに熱っぽく、そしてときにしなやかに愛器グァルネリウスをうたわせるさまを感動的にとらえたアルバムとなりました。フィルアップはベートーヴェンの作品の中でもその美しいメロディが際立つヴァイオリンと管弦楽のためのチャーミングな小品「ロマンス第2番」。高音質のDSD録音による、SACD/CDハイブリッドディスク仕様で、前橋汀子とオーケストラが織りなす至芸のすべてをどうぞお楽しみください。

また、CDブックレットには、池田理代子氏、さだまさし氏よりいただいた演奏活動60年記念のお祝いメッセージが掲載されています。

【収録内容】
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン
1. ヴァイオリン協奏曲ニ長調 作品61
2. ロマンス第2番ヘ長調 作品50

前橋汀子（ヴァイオリン）
秋山和慶（指揮）
オーケストラ・アンサンブル金沢（コンサートマスター：町田琴和）

録音：2021年11月24日　石川県立音楽堂（ライヴ）