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正月恒例、愉悦のウィーン・リング・アンサンブルのニューイヤーコンサートは9/21(木)から先行発売! 正月恒例、愉悦のウィーン・リング・アンサンブルのニューイヤーコンサートは9/21(木)から先行発売!

正月恒例、お約束のウィーン・リング・アンサンブルがまた来年もやってきます。
極上のお酒に酔うようなひとときをまた。

カジモト・イープラス会員限定先行受付が、9/21(木)からスタートです!

©Ryotaro Kawashima

[ウィーン・リング・アンサンブル ニューイヤーコンサート2024]

ウィーン・リング・アンサンブル ニューイヤー・コンサート2024 – KAJIMOTO(kajimotomusic.com)

2024年1月9日(火)19時 サントリーホール

ニコライ:オペレッタ「ウィンザーの陽気な女房たち」序曲
J.シュトラウス2世:ワルツ「南国のばら」
J.シュトラウス2世:オペレッタ「こうもり」から カドリーユ
ヨーゼフ・シュトラウス:ポルカ・マズルカ「とんぼ」
レハール:ワルツ「金と銀」
J.シュトラウス2世:ポルカ・シュネル「狩り」
プッチーニ・メドレー(没後100年記念)
ヨーゼフ・シュトラウス:ワルツ「水彩画」
J.シュトラウス2世:シャンパン・ポルカ(音楽の冗談)
ヨーゼフ・シュトラウス:ポルカ・シュネル「大急ぎで」
ランナー:マリアのワルツ
J.シュトラウス2世:オペレッタ「騎士パズマン」から チャールダーシュ

メンバー
ライナー・キュッヒル (ヴァイオリン)
ダニエル・フロシャウアー (ヴァイオリン)
ハインリヒ・コル (ヴィオラ)
シュテファン・ガルトマイヤー (チェロ)
ミヒャエル・ブラデラー (コントラバス)
カール=ハインツ・シュッツ(フルート)
アレックス・ラドシュテッター (クラリネット)
ヨハン・ヒントラー(クラリネット)
ロナルド・ヤネシッツ(ホルン)

料金:
S¥9,000 A¥7,000  B¥5,000

カジモト・イープラス会員限定先行受付
9/21(木)12時 ~ 9/24(日)18時
ウィーン・リング・アンサンブル ニューイヤー・コンサート2024 – KAJIMOTO(kajimotomusic.com)

一般発売
9/30(土)10時~

元旦にTVでのんびりウィーン・フィル(VPO)のニューイヤーコンサートを観る…というのは、すっかりクラシック音楽を愛好する人間にとって最高の気分でのルーティン。
そのこと同様、いや、元コンサートマスターのライナー・キュッヒルはじめ、VPOの首席奏者たちをはじめとする、この名楽団のエッセンスのような9人のアンサンブルをサントリーホールにおいて“ナマ”で聴くとき、私たちは何故これほどまでに気分よく酔うのでしょう?
それはとろっとろに爛熟したウィーン文化を体現するシュトラウス・ファミリーらの娯楽芸術作を、これまたそのDNAをその身体に宿すVPOのメンバーたちが演奏するからだ…と言ってはいささか短絡的かもしれません。が、実際にはやはりそうなのだろうなあ、と思わずにはいられませんよね。

例えば、3拍子のワルツの2拍目が少し遅れることで、途端にあふれ出す“ウィーン”の雰囲気(舞踏会で女性がターンするときのスカートの動きに由来するらしいです)。
これがそのVPOおよびリング・アンサンブルの秘術、奥義であり、ほかに真似できるものではありません。私たち日本人が能をはじめ、古典芸術でも日頃のちょっとしたことでも、“間”の静けさを作り出すように。それこそが固有の文化なのですね。

また今回の注目は、2024年に没後100年を迎えるプッチーニのメドレー。
ここ数年、アニバーサリー年の作曲家のメドレーを演奏するのがリング・アンサンブルの恒例ですが(マーラーでもプロコフィエフでもVPO流の見事なものでした!)、イタリア・オペラ?プッチーニ?と言うことなかれ。VPOのメンバー(だった)ということは、ウィーン国立歌劇場で数限りなくオペラを演奏してきた“達人”たちであり、「歌」と「抒情」を生命とするプッチーニにおいて、彼らの最上の能力がどれだけ活きることでしょう。私はかつてウィーンのオペラで聴いた《ラ・ボエーム》や《トスカ》での弦や管のソロは名歌手顔負けの妙技だったことを思い出します…。

よきお正月を、ぜひウィーン・リング・アンサンブルとともにお過ごしください。

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