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個性的名手たちによる響きの花束!── 現代屈指の指揮者ソヒエフとともにパリ管が10月来日。先行発売スタートです。 個性的名手たちによる響きの花束!── 現代屈指の指揮者ソヒエフとともにパリ管が10月来日。先行発売スタートです。

トゥールーズ・キャピトル国立管弦楽団とロシアに冠たるボリショイ劇場双方の芸術監督として、またベルリン・フィルやウィーン・フィル、コンセルトヘボウ管やN響に常連として客演する、音楽から色彩あふれるドラマを引き出すことにおいて現代屈指の指揮者、トゥガン・ソヒエフパリ管弦楽団と10月に来日公演を行います。

カジモト・イープラス会員限定先行受付は5/21(木)から!

©Mat Hennek

[トゥガン・ソヒエフ指揮 パリ管弦楽団]
10/26(月)19時 サントリーホール

ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲
サン=サーンス:ヴァイオリン協奏曲第3番 ロ短調 op.61
(ヴァイオリン:ギル・シャハム)
ストラヴィンスキー:バレエ「春の祭典」

S¥26,000 A¥22,000 B¥18,000 C¥13,000 D¥8,000 プラチナ券¥31,000

カジモト・イープラス会員限定先行受付  お申し込み
5/21(木) 12:00 ~5/24(日) 18:00

一般発売  お申し込み
5/31(日) 10:00 ~

©William Beaucardet

今回は彼らの紹介として、音楽評論家・奥田佳道さんがご執筆いただいたチラシ掲載の文章を以下に載せさせていただきます。


 妖しい音彩を愛でる現代の名匠トゥガン・ソヒエフに導かれ、やはりハーモニーの変幻に一家言あるパリ管弦楽団がやってくる。

 名曲に新たな光が差し込む、いや「魔境」が立ち昇るのではないか。誇り高きパリ管のメンバーは「マエストロに導かれるのではない。プロフェッショナルな音楽家同士、芸術的に交歓するのだ。最近私たちは上手くいっている」と語りそうだが、パターン化された演奏やルーティンを嫌うソヒエフと個性派揃いのパリ管の組み合わせほど、聴き手の心を躍らせるステージはない、と言い切ってしまいたい。

 今秋43歳。NHK交響楽団の常連で、2018年春に行なわれたトゥールーズ・キャピトル国立管弦楽団とのツアーも素晴らしかった。私たちは、ソヒエフのことをもう何でも知っているという顔をしがちだ。ディスクは多く、ボリショイ劇場でのオペラはFM番組でもネットのライブ・ストリーミングでも紹介された。ベルリン・フィル恒例の野外ステージ「ヴァルトビューネ」の映像を楽しまれた方もいらっしゃることだろう。つまり音源も情報も豊富だ。
 けれどもソヒエフは立ち止まらない。ウィーン楽友協会で、ベルリン、パリのフィルハーモニー(ホール)で。スコアから摩訶不思議な「情景」や「香り」をも紡ぐこの指揮者への喝采は増すばかりだ。

 管楽器に名人を擁するパリ管弦楽団ならではのプログラムが用意された。サン=サーンスの「ヴァイオリン協奏曲第3番」では、ギル・シャハム信頼の妙技もさることながら、夢幻の響きをたたえた第2楽章の幕切れが客席を酔わせそう。「春の祭典」も儀式性を浮かび上がらせた、強じんな舞踏音楽としてホールを満たすのではないか。いやその真逆の洗練も有り得る。
 実は粋な顔合わせである。体感したい。

奥田 佳道(音楽評論家)


パリ管メンバー、実際そんなことを語っていたようです。
ソヒエフとトゥールーズ・キャピトル国立菅との活動は非常に目覚ましかったため、このコンビはパリ管、パリ・オペラ座管と並ぶ「フランス・オーケストラ・トップ3」にかつて選ばれましたが、それが今のパリ管への常連客演につながっているのだと思います。それに、19世紀のチャイコフスキー、20世紀初頭のディアギレフ&バレエ・リュスによるパリでのバレエ興隆で、フランス人にとってロシア人、ロシア音楽は切っても切れない関係。それらを併せて考えると、実に楽しみですね!
どうぞご期待ください。

(パリ管・参考映像)
https://www.youtube.com/watch?v=3TrV7ADd7LU&list…
https://www.youtube.com/watch?v=AiQYBwg2zVk

【チケットのお申込みはこちらまで】

カジモト・イープラス会員限定先行受付  お申し込み
5/21(木) 12:00 ~5/24(日) 18:00

一般発売  お申し込み
5/31(日) 10:00 ~

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