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藤倉大×チェルフィッチュ/岡田利規氏 新作音楽劇プロジェクト始動! 藤倉大×チェルフィッチュ/岡田利規氏 新作音楽劇プロジェクト始動!

作曲家・藤倉大と演劇カンパニー「チェルフィッチュ」と同団主宰・岡田利規氏が初のタッグを組み、新たな”音楽劇”の創造に挑戦します。

チェルフィッチュ/岡田利規氏は、今秋も東京芸術劇場でのオペラ「夕鶴」の演出をするなど、これまでも様々なかたちで音楽劇に挑んでこられていますが、今回新たな「音」と「声」の探究を求め、藤倉とのコラボレーションが実現。言葉と音楽のまったく新しい関係から新たな“音楽劇”を創造します。
本作は、2023年にウィーン芸術週間にて初演を迎えますが、それに先駆け、創作の過程をご覧いただくワークインプログレス公演が、11月に開催されます。

新たな挑戦を続ける藤倉大の活動に、是非ご注目ください!

チェルフィッチュ×藤倉大 with Klangforum Wien
新作音楽劇 ワークインプログレス公演

公演詳細:
https://chelfitsch.net/activity/2021/10/chel-fujikura-wip.html

日時:2021年11月5日(金)16:30開場 17:00開演
上演時間:60~90分
会場:タワーホール船堀 小ホール
料金:無料(要予約・全席指定席)
*無料アーカイヴ配信あり(予定)

作・演出:岡田利規
作曲:藤倉大
出演:青柳いづみ、朝倉千恵子(ワークインプログレス公演は出演なし)、大村わたる、川﨑麻里子、椎橋綾那、矢澤誠
演奏:Klangforum Wien(映像出演)、吉田誠(クラリネット)、アンサンブルノマド(弦楽四重奏)

主催:独立行政法人国際交流基金
企画制作:一般社団法人チェルフィッチュ、株式会社precog
(※本公演は2023年にウィーン芸術週間委嘱作品として発表予定)

岡田利規
1973年横浜生まれ、熊本在住。
演劇作家/小説家/チェルフィッチュ主宰。

1973年横浜生まれ、熊本在住。演劇作家/小説家/チェルフィッチュ主宰。活動は従来の演劇の概念を覆すとみなされ国内外で注目される。2005年『三月の5日間』で第49回岸田國士戯曲賞を受賞。同年7月『クーラー』で「TOYOTA CHOREOGRAPHY AWARD 2005ー次代を担う振付家の発掘ー」最終選考会に出場。2007年デビュー小説集『わたしたちに許された特別な時間の終わり』(新潮社)を発表し、翌年第二回大江健三郎賞受賞。2012年より岸田國士戯曲賞の審査員を務める。2013年初の演劇論集『遡行 変形していくための演劇論』、2014年戯曲集『現在地』(共に河出書房新社)、2020年戯曲集『未練の幽霊と怪物 挫波/敦賀』(白水社)を刊行。2016年よりドイツ有数の公立劇場ミュンヘン・カンマーシュピーレのレパートリー作品演出を4シーズンにわたって務め、2020年『The Vacuum Cleaner』が、ドイツの演劇祭Theatertreffenの“注目すべき10作品”に選出。2018年8月にはタイの小説家、ウティット・へーマムーンの原作を舞台化した『プラータナー:憑依のポートレート』をバンコク、12月にパリ、2019年6~7月に東京で上演し、2020年2月に第27回読売演劇大賞 選考委員特別賞を受賞。2020年戯曲集『未練の幽霊と怪物 挫波/敦賀』(白水社)を刊行し、2021年2月に第72回読売文学賞 戯曲・シナリオ賞を受賞。

藤倉大
大阪生まれ。15歳で単身渡英しベンジャミンらに師事。数々の作曲賞を受賞、国際的な委嘱を手掛ける。15年にシャンゼリゼ劇場、ローザンヌ歌劇場、リール歌劇場の共同委嘱によるオペラ《ソラリス》を世界初演。19年に尾高賞、文化庁芸術選奨文部科学大臣賞を受賞。20年にオペラ《アルマゲドンの夢》を新国立劇場で世界初演。数々の音楽誌においてその年のオペラ上演におけるベストに選出された。近年の活動は多岐に渡り、リモート演奏のための作品の発表や、テレビ番組の作曲依頼も多数。録音はソニー・ミュージックジャパンインターナショナルや自身が主宰するMinabel Recordsから、楽譜はリコルディ・ベルリンから出版されている。

近年の藤倉大の活動は多岐にわたり、2020年は全体主義の脅威を描いたオペラ《アルマゲドンの夢》を新国立劇場で世界初演。また、広島に投下された原爆の犠牲となった女性の遺品ピアノにインスパイアされて作曲した、ピアノ協奏曲第4 番《Akiko’s Piano》が、被爆から75年の年に行なわれた広島交響楽団による「平和の夕べ」コンサートにて世界初演された。

コロナ禍でも創作活動は続き、リモート演奏のための作品《Longing from afar》は世界各国で演奏され、コロナ禍2年目の作品として作曲された《Longing for a hug》は、ユトレヒトやアムステルダム、ブダペストの各ホールからの同時演奏によりオランダ国営放送で生放送され、さらに世界の今の情勢を表す作品をと、急遽ケルンWDR交響楽団からの依頼を受けて作曲した作品《Entwine》も世界初演されている。
https://www.daifujikura.com/


〈藤倉大作品 公演情報〉

■出会ユキ・鳳笙の音色とプレイエル・ピアノを味わう晩秋の午後
11月13日(日) 会場:荻窪かん芸館
藤倉大:Ai(合い)~笙のための(世界初演)
演奏:出会ユキ(笙)
https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/0209b4jzuaw11.html

■アンサンブル室町によるLeçons de Ténèbres 2021
12月17日(金) 会場;東京カテドラル聖マリア大聖堂
藤倉大:つき(世界初演)
演奏:久保田晶子(琵琶)、和田達也(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
https://www.tokyo-concerts.co.jp/concerts/48451/


〈藤倉大作品 放送情報〉

■テレビ
2021/10/30(土)16:05~16:30
NHK Eテレ「カラフルな魔女~角野栄子の物語が生まれる暮らし」
「特別編・上白石萌歌さんと」
https://www.nhk.jp/p/ts/GX1J391X7M/

*藤倉大が、テーマ音楽+番組中音楽を作曲!
*放送後1週間は、番組サイトよりNHK+の無料同時見逃し配信視聴可

■ラジオ
2021/10/31(日)8:10~9:00
NHK FM 「現代の音楽」
「藤倉大 コラボレーションで生まれた音楽」
https://www4.nhk.or.jp/P446/

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