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美=平和に祈りを。9月に来日するイ・ムジチ合奏団、6/12(木)から先行発売スタート! 美=平和に祈りを。9月に来日するイ・ムジチ合奏団、6/12(木)から先行発売スタート!
イ・ムジチといえば、イコール、ヴィヴァルディ「四季」。
この曲の代名詞ともいうべきイ・ムジチ合奏団が9月に来日します。
6/12(木)からカジモト・イープラス会員限定先行受付がスタートです!
[イ・ムジチ合奏団 日本公演2025]
イ・ムジチ合奏団 日本公演 2025 – KAJIMOTO
9/19(金)19時 東京オペラシティ コンサートホール
《Notes for Peace》
レスピーギ:リュートのための古風な舞曲とアリア 第3組曲
ショスタコーヴィチ(L.ペッキア編):5つの小品
広島・長崎被爆80周年記念のための新作(曲目未定)
バルトーク:ルーマニア民俗舞曲 Sz.56 BB 68
ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲集「四季」
(ヴァイオリン・ソロ: マルコ・フィオリーニ)
S¥10,000 A¥8,000 B¥5,000
カジモト・イープラス会員限定先行受付
6/12(木)12時 ~ 15(日)18時
イ・ムジチ合奏団 日本公演 2025 – KAJIMOTO
一般発売
6/21(土)10時~

ヴィヴァルディの「四季」といえばイ・ムジチ。イ・ムジチといえば「四季」。
このことはクラシック音楽を愛する人間にとって、もはや自明のことでもありますし、むしろ語られ過ぎてきたことかもしれませんね。それに現在の音楽シーンを見渡せば、こうしたバロック音楽はピリオド(古)楽器で…というのが主流であったりもするわけです。しかし、それでも「四季」=イ・ムジチ。1950年代に彼らがバロック音楽を、ヴィヴァルディを、「四季」を、専門家や好事家だけが聴くものだった時代から救い出し、誰もが知る、これほどまでにポピュラー名曲にした功績は計り知れません。今に至るまで「四季」のレコーディングを続け、“不滅のベストセラー”となっているのは当然ですし、海外ツアーも頻繁に行い、時代を1周も2周もまわって「四季」を聴くときはイ・ムジチで!となるのは、言ってみれば自然の摂理にも近い…かもしれません。創立から70年以上が過ぎ、メンバーは変わってもイ・ムジチ合奏団の12人の個性は「四季」から様々な可能性を汲みだし続けると同時に、「四季」をイタリア的な美しい音で美しく造型していくことをやめないのです。
ところで今回は「四季」以外に、近代の曲たち…ショスタコーヴィチやバルトークら、20世紀の争乱に翻弄された作曲家たちの作品を加え、そしてさらに戦後── 広島・長崎被爆80年を覚えての新曲を演奏します(公募から、イ・ムジチの厳正審査で決められます)。長く日本でも演奏し続け、愛され続けてきた彼らだからこその思いがこの行為につまっているのです。
この9月、祈りとともにイ・ムジチの美しき「四季」を聴き直してみようではありませんか。