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藤倉大の最新アルバム
『グローリアス・クラウズ』が9/22(水)にリリース!
『箏協奏曲』の発売も。
藤倉大の最新アルバム
『グローリアス・クラウズ』が9/22(水)にリリース!
『箏協奏曲』の発売も。

この秋、作曲家藤倉大の作品を集めた最新アルバムがリリースされます!

2014年から続く、藤倉作品を藤倉自身が編集・ミックス、マスタリングまで手掛けるシリーズの第7弾となる最新作『グローリアス・クラウズ』が、ソニー・ミュージックジャパンインターナショナルより9/22(水)に発売。

近年の藤倉大の活動は多岐にわたり、2020年は全体主義の脅威を描いたオペラ《アルマゲドンの夢》を新国立劇場で世界初演。また、広島に投下された原爆の犠牲となった女性の遺品ピアノにインスパイアされて作曲した、ピアノ協奏曲第4 番《Akiko’s Piano》が、被爆から75年の年に行なわれた広島交響楽団による「平和の夕べ」コンサートにて世界初演されました。

コロナ禍でも創作活動は続き、リモート演奏のための作品《Longing from afar》は世界各国で演奏され、コロナ禍2年目の作品として作曲された《Longing for a hug》は、ユトレヒトやアムステルダム、ブダペストの各ホールからの同時演奏によりオランダ国営放送で生放送されました。さらに世界の今の情勢を表す作品をと、急遽ケルンWDR交響楽団からの依頼を受けて作曲した作品《Entwine》も世界初演されています。

また、箏アーティストLEOさん初のコンチェルト・アルバム『藤倉大:箏協奏曲』が9/29(水)に日本コロムビアよりリリースされます。全曲藤倉作品が収録され、LEOさん自身が藤倉大に個人委嘱した「箏協奏曲」の世界初演ライヴ録音のほか、箏協奏曲に関連する独奏箏のための3作品が収録されています。

勢いを止めない藤倉大のいまが詰まった、ふたつの最新作。必聴です。


今、もっとも演奏される回数の多い現代音楽作曲家、藤倉大の最新作品集

『マナヤチャナ』(2014)、『世界にあてた私の手紙』(2016)、『チャンス・モンスーン』(2017)、『ダイヤモンド・ダスト』(2018)『ざわざわ』(2019/2019年度レコード・アカデミー賞現代曲部門賞受賞作品)、『タートル・トーテム』(2020)に続くロンドン在住の作曲家藤倉大の作品を集めた最新アルバム。今回はシリーズ初の2枚組という大ボリューム。これまでの作品集同様、今作も、大オーケストラによるタイトル曲からエレキギター、リコーダー、ホルン、琴、三味線、尺八、ヴァイオリン、クラリネット、マリンバ、コントラバス、ヴィオラ、バスクラリネットなど、さまざまな楽器のために書かれたヴァラエティ豊かな藤倉大の広大な音楽世界に迫る作品集となっています。藤倉大の作品の特徴として、ZOOMなどを使って演奏家と密なコミュニケーションを取りながら作曲されているという点が大きなポイントとなっています。このことにより、伝統的な楽器からもまったく新しい響きを引き出して、新しい音世界を演奏家と作曲家による共作のようなかたちで聴き手に提示するのです。
(資料提供 : ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル)

レーベル:ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル
品番:SICX-10012
2CD/SA-CD Hybrid DISC
価格:¥4,950(消費税込)
2021年9月21日(水)発売

【収録内容】
[Disc1]
1 グローリアス・クラウズ……マーティン・ブラビンズ指揮名古屋フィル
2 スパーキング・オービット……ダニエル・リペル(エレキギター)
3 セリーン……ジェレミアス・シュヴァルツァー(リコーダー)
4 ウニウニ……福川伸陽(ホルン)
5 ユリ……木村麻耶(琴、ヴォイス)
6 三味線協奏曲……本條秀慈郎(三味線) 佐藤紀雄指揮アンサンブル・ノマド

[Disc2]
1 シャクハチ・ファイヴ……The Shakuhachi 5
2 モーション・ノーションズ……木村まり(モーション・センサー付きヴァイオリン)
3 グライディング・ウィングス……吉田誠&菊地秀夫(クラリネット)ほか
4 ラヴ・エクサープト……トニー・アーノルド(ソプラノ)ほか
5 レペティション・リコレクション……大茂 絵里子(マリンバ)
6 プリ……佐藤洋嗣(コントラバス)
7 スター・コンパス……アン・リレフア・ランツィロッティ(ヴィオラ)
8 カントゥア……ヘザー・ロッチ(コントラバス・クラリネット)
9 ゴースト・オブ・クリスマス……田中祐子指揮中部フィルハーモニー交響楽団

ソニーミュージックのサイトへ
https://www.sonymusic.co.jp/artist/daifujikura/discography/SICX-10012

和楽器の新星LEOが切り拓く、箏の未来と可能性
和と西洋の“共存”から広がる、新たな世界観

和楽器の新星として注目を集める箏アーティストLEO。16歳の時に史上最年少で邦楽界の登竜門・くまもと全国邦楽コンクールを制し、2019年出光音楽賞受賞。実力とスター性を兼ね備えた存在として、邦楽界に留まらない躍進を続けている。今作では、LEOが作曲家・藤倉大に自ら個人委嘱した「箏協奏曲」を初音盤化。2021年4月30日に世界初演が決定していたものの、緊急事態宣言の発令により、異例の「無観客初演」となった模様をライヴ収録。箏の古典的奏法を用いながら、斬新なアイディアと視点で構成されており、また、随所で超絶的な技巧が繰り出され、従来の箏のイメージを覆す協奏曲となっている。藤倉作曲による箏独奏曲3作品も収録。箏の可能性をひたむきに探究し、日本の古典と西洋音楽の融合、さらには“共存”を目指す、23歳の若き俊英による挑戦の一枚。

なお、「箏協奏曲」初演は惜しくも無観客での開催となったものの、早くも7月10日~11日に再演され、読響常任指揮者のセバスティアン・ヴァイグレ指揮のもと、東京芸術劇場にて「有観客初演」が実現し、大きな反響を呼んでいます。
また、同楽曲は作曲家自身によって「室内楽版」も作曲されており、「室内楽版」は10月22日紀尾井ホールで行われるLEOのリサイタルにて初演予定です。
(資料提供 : 日本コロムビア)

レーベル:日本コロムビア
品番:COCQ-85538
高音質CD「UHQCD」採用
価格:¥3,300(消費税込)
2021年9月29日(水)発売

【収録内容】
藤倉大 作曲 
1.箏協奏曲
2.つき
3.芯座
4.竜

Tr.1
LEO(箏/koto) 鈴木優人 Masato Suzuki(指揮/conductor) 読売日本交響楽団 Yomiuri Nippon Symphony Orchestra
ライヴ録音(世界初演):2021年4月30日サントリーホール
Live Recorded on 30 April, 2021 at Suntory Hall in Tokyo, Japan (live)

Tr.2-4
LEO(箏/koto)
録音:2021年7月20日 prime sound studio
Recorded on 20 July, 2021 at prime sound studio

日本コロムビアのサイトへ
https://columbia.jp/artist-info/leo/

<藤倉大 プロフィール>
15歳で単身渡英しベンジャミンらに師事。世界のトップ・オーケストラ、音楽祭等からの国際的委嘱も多数。尾高賞、ヴェネツィア・ ビエンナーレ音楽部門銀獅子など受賞。オペラの国際的評価も高く2015年に《ソラリス》、18年に《黄金虫》、20年に《アルマゲドンの夢》を世界初演。近年の活動は多岐に渡り、リモート演奏のための作品発表や、テレビ・映画の作曲依頼も多数。録音はソニー・ミュージックや主宰するMinabel Recordsから、楽譜はリコルディ・ベルリンから出版されている。

<藤倉大作品 公演情報>
ボンクリ・フェスティバル2021(アーティスティック・ディレクター 藤倉大)
10月1日(金)前夜祭 会場:東京芸術劇場
藤倉大/カッティング・スカイ
演奏:LEO(箏)+ 本條秀慈郎(三味線)
https://www.borncreativefestival.com/eve

10月2日(土)スペシャル・コンサート 会場:東京芸術劇場
藤倉大/芯座(世界初演) 
演奏:LEO(箏)
https://www.borncreativefestival.com/

LEO 箏リサイタル ~古典を現代に迎える~
10月22日(金) 会場:紀尾井ホール
藤倉大/箏協奏曲 室内楽版(世界初演)
演奏:LEO(箏)、坂入健司郎(指揮)、特別編成室内管弦楽団
https://leokonno.com/live/live_20211022.html

堤剛 無伴奏チェロ・リサイタル
12月4日(土) 会場:高崎芸術劇場
藤倉大/つつむ
演奏:堤剛
http://takasaki-foundation.or.jp/theatre/concert_detail.php?key=518

アンサンブル室町によるLeçons de Ténèbres 2021
12月17日(金) 会場:東京カテドラル聖マリア大聖堂
藤倉大/Moon(世界初演)
演奏:久保田晶子(琵琶)、和田達也(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
https://www.tokyo-concerts.co.jp/concerts/48451/

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