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ピアノの若き天才カントロフが今秋10月、再び来日!──6/9(金)から先行発売 ピアノの若き天才カントロフが今秋10月、再び来日!──6/9(金)から先行発売

若い世代のピアニストでも、とりわけ大きな注目を集めている天才アレクサンドル・カントロフが、昨年6月に続き、再び日本にやってきます。
カジモト・イープラス会員限定先行受付が6/9(金)からスタートです!

[アレクサンドル・カントロフ ピアノ・リサイタル2023]
アレクサンドル・カントロフ ピアノ・リサイタル 2023 – KAJIMOTO(kajimotomusic.com)

10月11日(水)19時 住友生命いずみホール
10月17日(火)19時 東京オペラシティ コンサートホール

ブラームス:ピアノ・ソナタ第1番 ハ長調 op.1
J.S.バッハ(ブラームス編):シャコンヌ BWV1004
シューベルト/リスト:
 さすらい人
 水車小屋と小川(歌曲集「美しき水車小屋の娘」D795から)
 春への想い
 街(歌曲集「白鳥の歌」D957から)
 海辺で(歌曲集(白鳥の歌)から)
シューベルト:幻想曲 ハ長調 D760「さすらい人」

(10/11)S¥7,000 A¥5,000
(10/17)S¥6,000 A¥5,000 B¥4,000

カジモト・イープラス会員限定先行受付
6/9(金)12時 ~ 6/12(月)18時
アレクサンドル・カントロフ ピアノ・リサイタル 2023 – KAJIMOTO(kajimotomusic.com)

一般発売
6/17(土)10時~

“天才”という呼称はそうそう安易に使うまいと思いますが、若手のピアニストの中でもトリフォノフとこのアレクサンドル・カントロフについて、その遠慮は無用でしょう。
とびきり優れたタッチ、音の美しさ、抜群の技術…そんなことの修練はとっくの昔に卒業してしまったとばかり、音を出した瞬間にカントロフはその音楽の中にいて、私たち聴き手もまた新しい美意識をもった音楽の世界の住人となってしまいます。一昨年、昨年の日本公演ともに、それは会場にいた私たちにとって驚異の時間、空間でした。
それがいとも自然に成る…という。カントロフは日本の自然が好きだそうですが、およそ彼の創る音楽の世界は“自然”そのもの。

そのカントロフがここ数年心を寄せているのがブラームスです。2年前の来日公演ではピアノ・ソナタ第3番を、録音でもブラームスのソナタのリリースを続けています。それは後の緻密で完成した重厚な(ひげを生やしたでっぷりとした)作曲家像を早くも伝えるとともに、若きブラームス(ひげのない精悍な顔)の覇気や先鋭さをも伝えるものでした。
今回披露するのはピアノ・ソナタ第1番。まさしく作品1です。明らかに敬愛する大先輩ベートーヴェンの「ハンマークラヴィーア・ソナタ」に憧れ、触発されたソナタを、愛するクララが右腕を痛めたために左手用に編曲したJ.S.バッハの至高の「シャコンヌ」とともに。
カントロフはブラームスの若き日の野心やエネルギー、誠実さと共に自発的な感情の噴出などの大胆さが、現在の自分に通じると語っています。またその“歌心”はシューベルトにも通じると感じ、その最大の──シューベルトには珍しい──ヴィルトゥオーゾ・ピースである「さすらい人幻想曲」とリスト編による歌曲を一緒に弾きたいと思ったそうです。(既にこのカップリングで録音もされています)

 カントロフのような天才のみが可能な、ピアノによる自由な精神の飛翔を、ブラームスやシューベルトの歌心とともに体験したいですね。ご期待ください!

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