NEWSニュース

2011/12/01 |

★ティル・フェルナー、来日中!明日からマーク・パドモアとのデュオ公演

ティル・フェルナーがマーク・パドモア(テノール)とともに昨日、来日しました。このコンビがトッパンホールにて行われる明日からの3公演で挑むのは、シューベルトの3大歌曲集。
明日12/2(金)の第一夜には《美しき水車屋の娘》D795、12/4(日)第二夜には《冬の旅》D911、そして12/6(火)の第三夜には《白鳥の歌》D957(←このほかフェルナーのソロでシューマンの「子どもの情景」も)がそれぞれ演奏されます。

今朝、早速フェルナーはいつも通り朝練に励みました。




シューマンの「子供の情景」を練習していましたが、元々の重みのある音に、音色の豊かさが加わって各所が美しく描写されていました。
そしてこの朝練の後は、毎回恒例の調律師さんを交えた準備。いつも話し合いながら、2時間以上じっくりと調律をしていただきます。(まさに、フェルナーも登場するドキュメンタリー映画「ピアノマニア」の世界です!)
パドモアとのリハは、本日夕方。楽しみですね。

実はこのデュオ、来日直前の11月28日にパリの「サル・ガヴォー」にて「冬の旅」を演奏してきました。
ゲルギエフとグリモーがサル・プレイエルで、またベルトラン・シャマイユがシャンゼリゼ劇場で演奏会を開いている最中のパリで行われたこの歌曲公演の会場は、非常に賑わっていた。
と始まるこの公演のレビューでは、彼らの演奏が以下のように描写されています。(抜粋訳)

***
ペーター・シュライヤーを想起させるパドモアの非常に独特な声はわれわれを巧みに魅了し感動させる。全体の演奏速度は比較的はやく、「鳥」や「村にて」などは速すぎるようにも感じたが、一方、この快活さゆえに「嵐の朝」や「勇気」では諦観よりもむしろ立ち向かい挑むような印象を受けた。「宿屋」では感情の展開が巧みにコントロールされ、「霜おく頭」「道しるべ」「辻音楽師」では苦悩が隠されることなく常に毅然と表現され、悲痛感ただようある種の"全てを剥ぎ取られた状態"へと向かっていた。
***
ピアニストのポール・ルイスと録音を行ったばかりで2月には彼との共演も予定しているパドモアだが、彼にとってフェルナーも信頼できる気のきくパートナーである。フェルナーは「川の上で」「最後の希望」等での数小節で見事な雰囲気を作り出していた。彼は単なる伴奏者の域には留まらず、演奏効果や音色に気を配る。彼はそのやや気高いこだわりと妥協を許さぬ態度により、ピアノ・パートには進んでベートーヴェン風の性格を付与していた。

***




このコンビが明日からお贈りするシューベルトの3大歌曲集、ぜひ聴きにいらしてくださいね!


ティル・フェルナー(ピアノ)&マーク・パドモア(テノール) 公演スケジュール

<第一夜> 12月2日(金)19:00 トッパンホール
シューベルト:《美しき水車屋の娘》D795

<第二夜> 12月4日(日)17:00 トッパンホール
シューベルト:《冬の旅》D911

<第三夜> 12月6日(火)19:00 トッパンホール
シューベルト:《白鳥の歌》D957
シューマン:子どもの情景(フェルナー独奏)

■詳細・チケットお問合せ → こちらのページ

■フェルナー&パドモア その他の公演
12月10日(土)17:00 所沢市民文化センター ミューズ
曲目 シューベルト:歌曲集「冬の旅」
お問合せ: ミューズチケットカウンター TEL:04-2998-7777
所沢市民文化センター ミューズ 詳細ページ
PAGEUP