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2011/11/17 |

●P.ヤルヴィ&パリ管、来日直前特別編その4―― パーヴォが語る、一目惚れのパリ管

いよいよ本日、パリ管弦楽団来日です。
3月の大震災以来、来日演奏家のキャンセルが続いていたわけですが、この秋は大体どのオーケストラも予定通り来日をしてくれています。やはり力づけられますし、本当に嬉しい限り。
来てくれてありがとうございます!感謝。

さて、ようやく我々の前にお目見えする、話題のパーヴォ・ヤルヴィ新音楽監督&パリ管コンビ。
これまでパーヴォの動画インタビューや、今回のプログラミングの背景などについて数回にわたって連載してきました。
最後に(明日からの「現場レポート」となります)、パーヴォのパリ管についての思いや、1シーズン演奏してきて驚いたこと、などをインタビューの未発表部分から抜粋してみました。





「初めて指揮したとき、このオーケストラは熱意に溢れていて、自ら音楽を創り上げていく―― 私たちが室内楽的感覚と呼んでいることに大いに関心をもっている、と感じました」

「フランスのオーケストラの特色である、素晴らしい音色、木管の特別な音色については疑問の余地はないですね。パリ管には素晴らしいオーボエ、フルート、クラリネット、ファゴット奏者がいますし、このように木管楽器のフランス楽派は確かに存在すると思います。非常にソリスト的だという点が大きな特徴ですね。全体に溶け込んで合わせるのではなく、より輝くようなソリスト的資質を引き出すよう教育されています」

「私が嬉しいのは、普通はロシアやドイツのオーケストラがもつ資質とされる弦の音色―― ロマン派的な暗く美しく表現力豊かな音色も、パリ管には備わっているということです。ビロードのような美しい弦の音色、中欧のロマン派作品を演奏するために必要な息の長いソステヌート。なかなかフランスのオケからは連想されない音です。ですから、彼らは典型的なフランス風と、ブラームスのようなドイツ風とを巧みに切り替えることができるのです!これは驚くべきことでした」

「初めて演奏したベートーヴェンの交響曲(第4番)も特別な出来事でした。パリ管は驚くほど守備範囲が広く柔軟なので、古典派のレパートリーにおいても、間違いなく世界トップクラスです」


すごく楽しみです!


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