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2016/04/07 | KAJIMOTO音楽日記

●マウリツィオ・ポリーニ来日 ―― ピアノ&調律師到着!


ポリーニは今週の日曜日に来日し、明後日4/9、マエストロにとって初めて弾くホールとなるミューザ川崎での公演に備えて準備は着々です。
この日の曲目が変更になってしまったこと、本当に申し訳ありません。特にドビュッシーにおける前奏曲集の精妙なピアニズムが、ミューザ川崎シンフォニーホールとサントリーホールでどのように違って響くのか、注目していただけたら、と思います

さて、一昨日にポリーニ専用のピアノがホールに搬入されました。



ファンの方々ならよくご存知でしょう、側面に「Fabbrini」と金色のサインが入ったスタインウェイ・ピアノです。


このFabbrini、もちろんポリーニのピアノの調律を長きにわたって行ってきた、ベテランの天才調律師アンジェロ・ファブリーニさんのことです。ファブリーニさんが監修した特製ピアノなのですね。
(ちなみに、いつもアンドラーシュ・シフの専属調律師として来日するロッコ・チケッラさんも、ファブリーニ社の同僚です)

そのファブリーニさんが今朝来日しました。(シャイなので、写真はありません・笑)
早速、ピアノの調整に入っています。
いつもそうですが、コンサート数日前から、そして当日の早朝から食事をするのも忘れて何時間もピアノに向き合って調律しています。ポリーニが来て練習すると、じっと耳を凝らして見守り、随時打ち合わせをし、この曲ならこういう、あの曲ならこう・・・こういう音色が作れる、作ろう、と努力されています。ピアニストの方とて、「この音が出るならこういう表現が出来る」、とより次元を高めていくのです。

さすがにこのレベルの人たちになると、それはルーティン・ワークなど遥かに超えた、踏み込んだ芸術的作業になるのだな、と。
「下準備」どころではなく、調律という仕事はコンサートにおける「ピアニストとのコラボレーション」なのだ、と感じずにはいられません。

演奏会本番が楽しみです。


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