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2015/10/17 | KAJIMOTO音楽日記

●中国最高峰―中国フィルがやって来る! (3) 京劇《貴妃酔酒》

 今回の中国フィル来日公演では、京劇《貴妃酔酒》の管弦楽版が演奏されます。



昔々、玄宗皇帝は楊貴妃と百花亭で花見をすることを約束しました。しかし、玄宗皇帝は約束の時間に姿を現しませんでした。皇帝が、ライバルの江妃の宮に行ったとの知らせが入るまで、楊貴妃は待ち続けます。皇帝の裏切りに、楊貴妃は嘆き悲しみ、一人で一晩中、酒を飲みます。酔った楊貴妃は上機嫌になりますが、朝になり我に返ると、悲しい気持ちのまま自分の宮へと戻るのでした――

 今回のこの管弦楽版は、京劇《貴妃酔酒》(梅派)を題材とし、楊貴妃役(花旦)の京劇俳優が出演します。伝統的なしぐさと歌唱法で歌い、オーケストラが伴奏。(「梅派」というのは梅蘭芳(めい・らんふぁん)の流派。この有名な京劇役者の名前、聞いたことはあるという方も多いかもしれません。「花旦」とは、活発で機転の利く娘役のこと。京劇では、登場人物の類型が決まっています。)

 輝くような衣装と美しい仕草、独特の高い声音が、オーケストラの響きとどのように結びつくのか。東西の音楽の美しいコラボレーションが楽しみです。


<中国フィルハーモニー管弦楽団 公演情報>
2015年11月4日 (水) 19:00 東京オペラシティ
2015年11月5日 (木) 18:00 軽井沢大賀ホール

指揮: ロン・ユー
京劇俳優: 王 怡(ワン・イ)
ピアノ: ジョンソン・リ

京劇《貴妃酔酒》[鄒野(ツォウ・イエ)による管弦楽版]
モーツァルト: ピアノ協奏曲第20番 ニ短調 K.466
チャイコフスキー: 交響曲第6番 ロ短調 op.74「悲愴」

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