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2015/09/25 | KAJIMOTO音楽日記

●中国最高峰のオーケストラ、13年ぶりの来日―― 中国フィル、明日9/26より発売開始!





今年は戦後70年。
平和へのメッセージを届けに、中国最高峰のオーケストラが13年ぶりに来日公演を行います。

[中国フィルハーモニー管弦楽団]
11月4日(水)19時 東京オペラシティ コンサートホール
11月5日(木)18時 軽井沢大賀ホール

(曲目)
京劇《貴妃酔酒》 (ツォウ・イエによる管弦楽版)
モーツァルト: ピアノ協奏曲第20番 ニ短調 K.466 (ピアノ: ジョンソン・リ)
チャイコフスキー: 交響曲第6番 ロ短調 op.74 「悲愴」

一般発売
9月26日(土)10時~  ●チケットのお申し込み





中国フィルは2000年に、中国放送交響楽団を母体として設立。120名という大規模な編成を誇り、2009年にはイギリスの「レコードプレイヤー誌」で、ベルリン・フィル、ロンドン響、ニューヨーク・フィルなどとともに、世界で最も影響のある10のオーケストラのひとつに選ばれたそう。これも、ベルリンで学び、パリ管やミュンヘン・フィル、ニューヨーク・フィルなどに客演して国際的指揮者としての名声・実力をもつ芸術監督ロン・ユーによる訓練の賜物でしょう。

2002年に来日公演をしており、その時の演奏は未だ忘れ難いものです。
というのは、これは私の当時の思い込み、というものなのですが、中国に限らずアジアのオーケストラは良く言えば大陸的・・・おおらかなのだけど、技術やアンサンブルの精度などにはあまり気を払わない、そして様式的にもクラシックが演歌のようになってしまう・・・と言ったようなイメージを持っていました。
ところが、この時に聴いた演奏は、そういう思い込みとは違い・・・全然違い、一人ひとりの相当な技術の高さ、緻密なアンサンブル、そしてそこに強大なパワーが加わる、という次第で、メインのチャイコフスキーの第4交響曲はまったくインターナショナルな感覚と洗練を備えた大変な演奏でした。特にフィナーレの凄さ!
かつて、旧ソ連が名匠ロジェストヴェンスキーのために腕利きプレイヤーを集めて設立したソビエト文化省交響楽団が初来日したときの強烈な演奏を思い起こしたくらいです。これは日本のオーケストラもとてもうかうかできない・・・と思ったほどでした。

もちろん、中国のオーケストラならではのおおらかで、かつ激しい情感というものは、中国の作品(ジャン・ジェンホヮがソリストを務めた二胡協奏曲)でおつりが来るほど味合わせてくれましたが。

今回もメインはチャイコフスキー。「悲愴交響曲」です。
そして女優が登場する京劇のオーケストラ版の音楽に、
ラン・ランに薫陶を受ける少年ピアニスト、ジョンソン・リもソリストとしてモーツァルトの協奏曲を弾きます。

13年ぶりの、中国を代表する世界的オーケストラに、ぜひご期待ください。


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