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2014/07/15 | KAJIMOTO音楽日記

●豪快・繊細、すべてをもつ超絶技巧―― ベレゾフスキーPlaysロシア作品リサイタル、発売開始!

いよいよ夏!暑い日が続きます。
ロシア生まれの超絶ヴィルトゥオーゾ、それこそ熱いピアニズムをもつボリス・ベレゾフスキーが今秋もやってきます。
17日からカジモト・イープラス会員先行受付が開始です!

[ボリス・ベレゾフスキー ピアノ・リサイタル]
10月11日(土)19時 東京オペラシティ コンサートホール

カジモト・イープラス会員限定先行受付
7月17日(木)12時 ~ 21日(月)18時  ●お申し込み
一般発売
7月26日(土)10時~  ●お申し込み




ここ数回の来日では、リストの「超絶技巧練習曲集」全曲であるとか、
近代フランス音楽・・・ドビュッシーの前奏曲集やラヴェルの「夜のガスパール」のような主要曲を弾き、彼ならではの巨大なスケールの剛腕ピアニズム、という以上に、意外なくらい(←失礼!)繊細で精密、肌理の細かいピアニズムを披露してくれました。

大体ベレゾフスキーは誤解されやすいのですが、バリバリと腕にまかせて、力にまかせて弾くだけのピアニストでは絶対なく、(もちろん曲によってはそういうことも結構あります)、
たとえば近年でいえば、2010年のラ・フォル・ジュルネ音楽祭で弾いたブラームスのピアノ協奏曲第2番。この曲は最高のピアニズムとともに、知性、情感、構成力などすべてが要求され、また、落ち着いた、諦念すら漂う大人の曲想からいっても「超絶ヴィルトゥオーゾ」でバリバリ弾くことでなんとかなる音楽ではないことは、ファンの方々ならよくご存じと思いますが、ベレゾフスキーはこれを見事に弾き切りました。そしてこの音楽が古今東西、最高のピアノ協奏曲のひとつ、ということを多くの聴衆の前で証明してみせたのです。

ちょっと話が逸れましたが、そんなベレゾフスキーが今回プログラミングしたのが、
彼のルーツである、ロシア音楽
ベレゾフスキーの、きっと目指すべき憧れでしょう、20世紀最高のピアニストでもあったラフマニノフのピアノ・ソナタをはじめ(第1番は、よく弾かれる第2番に比べ、色々面白い曲想やピアニスティックな場面が多くて面白いですし、いいピアニストで聴けることはなかなかないので、いいチャンスと思います)、
彼が折にふれてとりあげる、ロシアの純で素朴で、落ち着いた情感があふれ、どこか懐かしいメトネルの楽曲(牧歌ソナタ)、
そしてバラキレフのバラード、マズルカ、「イスラメイ」。
「イスラメイ」・・・学生時代から、よくピアノ専攻の教授や先輩が「ピアニスト泣かせ」なんて言っていたのを思い出しますが、ここ数年ではポゴレリッチが東京公演で弾いたことがあり、なるほど、東洋的幻想曲という茫漠な副題がついていても、なんだかとてつもない凄い超絶技巧がふんだんに散りばめられたピアノ曲で、聴いているだけでアドレナリンが体内から噴出!・・・なんてことを思いました。血沸き肉躍る音楽。(非常に感覚的な書き方で恐縮です)
それだけに、ベレゾフスキーという、剛腕・超絶技巧込みで、繊細さやなめらかなフレージングなどロシアン・ピアニズムのすべてを継承したピアニストにはもってこいの選曲だと思います。そして何よりもラフマニノフにしろ、メトネル、バラキレフの音楽には、ロシアの魂がなくてはなりません・・・。

(ところで余談ですが、先日ベレゾフスキーがリリースした新譜CD、チャイコフスキーのピアノ協奏曲第2番・・・こういう曲をレコーディングするあたりにも、自分の故郷への思いとか使命が伺われます・・・これは音楽のスケールといい、細部への目配りといい、見事でした。この曲のディスコグラフィの少なさからいっても、貴重な録音です。)

どうぞご期待下さい!
ヨーロッパにもアジアにもない、ロシアの情感にインスパイアされること、間違いなしです。


■チケットのお申込みはこちらまで

カジモト・イープラス会員限定先行受付
7月17日(木)12時 ~ 21日(月)18時  ●お申し込み
一般発売
7月26日(土)10時~  ●お申し込み


ボリス・ベレゾフスキー プロフィール

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