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2014/05/31 | KAJIMOTO音楽日記

●ヤニック・ネゼ=セガン&フィラデルフィア管 中国ツアーレポート

米中国交35周年を記念して開催された中国ツアー初日は5/21、中国を代表するコンサートホール、中国国家大劇院(NCPA)からスタートしました。



室内楽の演奏も行われ、フィラデルフィア管の副指揮者、クリスティアン・マチェラル指揮によるモーツァルト:交響曲第35番 ニ長調 K.385 「ハフナー」も演奏され、NCPAのオーディエンスから好評を博しました。



北京公演2日目の5/22は、ヤニック&フィラデルフィア管のアジア初お披露目!



記念すべき日の公演は、地元中国が生んだ現代を代表する作曲家、タン・ドゥンが手掛けた「女書:The Secret Songs of Women ~13のマイクロフィルム、ハープ、オーケストラのための交響曲」から始まりました。女書とは中国・湖南省の山村で発見された、女性にのみ伝承されてきた言語ですが、今では絶滅寸前だそうです。そんな言語をテーマに作曲された本作品は、NHK交響楽団/フィラデルフィア管弦楽団/ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団の共同委嘱で、2013年10月にフィラデルフィア管の本拠地である、キンメル・センターでアメリカ初演が行われました。

世界で活躍する中国人作曲家の作品ともあって、観客の皆さんも待ち望んでいたようです。



演奏後、熱狂的な歓声で迎えられるヤニック・ネゼ=セガン、フィラデルフィア管の首席ハープ奏者エリザベス・ハイネン、そしてタン・ドゥン。

プログラム後半はヤニックお得意の、日本公演でも演奏されるチャイコフスキーの「悲愴」。ここでも観客の熱気に包まれ、手渡された花束から花を抜いて耳にかける、というお茶目な一面を見せるヤニックでした。



5/23、北京公演最終日は、モーツァルト&マーラープログラム

北京公演もいよいよ最終日。プログラムは6/3に東京でも演奏されるモーツァルトの「ジュピター」とマーラーの「巨人」。フィラデルフィア・サウンドは冴えわたり、ご覧ください!ヤニックのこの笑顔!



NCPAの観客の耳をとろけさせる、スウィート・サウンド!



北京最終公演も大成功!鳴り止まない拍手。カーテン・コールが何度も、何度も繰り返されました。

そんな観客のアンコールに応えたヤニック&フィラデルフィア管は、彼らの十八番のひとつ、J.S.バッハ(ストコフスキー編曲):フーガ ト短調 BWV578 《小フーガ》を演奏。写真は、楽譜を振り上げながら指揮台に向かうヤニック。



ヤニックとフィラデルフィア管のアジア初タッグは、見事大盛況の内に幕を閉じたのでした。
そして舞台は上海へと移ります!



5/25、上海から中国初のクラシック・コンサートのライヴ・ストリーミング配信!



上海1日目。上海大劇院での公演を「ジュピター」&「巨人」プログラムで挑むヤニック&フィラデルフィア管のメンバー。
先日お伝えした通り、この公演はライヴ・ストリーミング配信され、交響曲の国際ウェブキャストは中国初の試み。記念満載のツアーです。

フィラデルフィア・サウンドを、自らも大いに楽しみ、上海の観客へ届けたヤニック。
北京に続き、「巨人」の終演と共にスタンディング・オベーションで上海1日目は終了しました。



5/26、上海最終日!上海シティ交響楽団との合同コンサートも

上海最終日には上海シティ交響楽団との合同コンサート、「サイド・バイ・サイド・コンサート」が行われました。
音楽の前には国境も言葉の壁もありません!それぞれの演奏で交流を深めるシーンがリハーサルでもあちらこちらで見られました。



団員のから絶大な指示を集める、楽団創始者のチャウ・ペンによるヴェルディのオペラ「運命の力」序曲を、そしてフィラデルフィア管の副指揮者、クリスティアン・マチェラルによるベートーヴェンの「田園」を披露しました。



そうしたわけでいよいよ迫ってきました!ヤニック・ネゼ=セガン&フィラデルフィア管のコンビによる初の来日まであと2日!
中国の聴衆も魅了した、フィラデルフィア・サウンドをどうぞお聴き逃しなく!


<ネゼ=セガン指揮 フィラデルフィア管弦楽団 2014年ツアー>

【チケットのお申込みはこちらから】

6月2日 (月) 19:00 開演 サントリーホール(詳細)
  チャイコフスキー: ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 op.35(ヴァイオリン: 諏訪内晶子)
  チャイコフスキー: 交響曲第6番 ロ短調 op.74 「悲愴」

6月3日 (火) 19:00 開演 サントリーホール(詳細)
  モーツァルト: 交響曲第41番 ハ長調 K.551 「ジュピター」
  マーラー: 交響曲第1番 ニ長調 「巨人」
 

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