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2011/02/03 | エル・システマ

●シモン・ボリバル・ユースoの弟分? エル・システマ・ユースoオブ・カラカスが急遽来日決定!

2008年暮れに来日した、グスターボ・ドゥダメル指揮シモン・ボリバル・ユース・オーケストラ・オブ・ベネズエラ(SBYO)の若々しい音楽が溢れかえった圧倒的な来日公演は、今も音楽ファンの皆様の脳裏に焼きついているかと思いますし、(NHKでも何度か放映されましたね)"トカール・イ・ルチャール"(奏で、闘う)のモットーのもと、「社会から貧困や犯罪をなくそう」とベネズエラで行われている音楽教育システム、「エル・システマ」の成果や社会的反響も記憶に新しいことと思います。

そのSBYOの弟分ともいうべきオーケストラ、さらに若いメンバーが所属するエル・システマ・ユース・オーケストラ・オブ・カラカス(ESYO)が、これまたドゥダメルの弟分のような、世界でも急速に頭角を現してきているクリスティアン・バスケスの指揮で、ベネズエラ建国200年記念として急遽アジア・ツアーを行うことになり、
3月31日(木)にはサントリーホールで東京公演が開催されることが決定致しました!





ベネズエラ・ボリバル共和国建国200年記念
クリスティアン・バスケス指揮 エル・システマ・ユース・オーケストラ・オブ・カラカス
3月31日(木)19時 サントリーホール

カジモト・イープラス会員限定先行受付:  ●お申し込み
2月2日(水)12時 ~ 2月5日(土)18時
一般発売:  ●お申し込み
2月11日(金・祝)10時~





指揮者バスケスは1984年カラカス生まれの26歳。
「エル・システマ」のもとで育ち、9歳でもうオーケストラのヴァイオリン奏者となり、SBYOの演奏会や海外公演にも参加、17歳で指揮を学びすぐに「エル・システマ」の中の若いオーケストラの音楽監督に就任、以後はSBYOも指揮し、海外でも2008年以降フランス放送フィル、イスラエル・フィル、ロサンジェルス・フィル、トゥールーズ・キャピトル国立管などを次々と指揮、今後もフィルハーモニア管、ハーグ・レジデンティ管などにデビュー予定の俊英です。昨年もドゥダメルとともにルツェルン・フェスティバルに出演してSBYOを指揮して賞賛されました。

そしてオーケストラの方ですが、ベネズエラの「エル・システマ」傘下(という言い方が適切なのかわかりませんが)には数百のオーケストラが存在し、その頂点がSBYOなのですが、それに準じたオーケストラにテレサ・カレーニョ・ユース・オーケストラと、今回来日するESYOなのです。
SBYOの来日公演でも感じたことですが、しっかりとした高い理念のもと、喜びの中で音楽教育を受けた若者たちは実に嬉々として、心の中からストレートに音楽をやりますよね。(それがラテンの子たちなら尚更・・・)
そして単純に言って、なんて上手いんだ・・・

そして演奏曲目も、サン=サーンスの交響曲第3番「オルガン付」と、重い情念が沈潜しつつ爆発するショスタコーヴィチの交響曲第10番ですから、そうした在りようにピッタリです。

(ところで、先日のドゥダメル指揮ベルリン・フィルのジルベスター・コンサートがテレビ放映されましたが、素晴らしかったですね。コントラバスにもエディクゾン・ルイズがいて、世界の第一線に「エル・システマ」が影響を与えてきているな、と強く感じました。)


ぜひ、彼らの熱気と想いを聴きに来てください!


ところでこの3月31日(木)、「首都圏オーケストラの日」なのですがご存知でしたか?
日本オーケストラ連盟が毎年恒例の行事として開催しているもので、
3・3・1・・・「ミミにイチバン」です。
↓このような演奏会等が予定されています。
http://www.orchestra.or.jp/orchestraday2011/

この日にまた、サントリーホールでエル・システマ・ユース・オーケストラ・オブ・カラカスの演奏会が開かれることを嬉しく思っています。



■チケットのお申し込みはこちらから

カジモト・イープラス会員限定先行受付:  ●お申し込み
2月2日(水)12時 ~ 2月5日(土)18時
一般発売:  ●お申し込み
2月11日(金・祝)10時~


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【プロフィール】

◆クリスティアン・バスケス
 Christian Vasquez,Conductor

指揮者クリスティアン・バスケスは、世界に名高いベネズエラの「エル・システマ」の申し子で、すでに南北アメリカでもっとも将来が嘱望される才能とみなされている。1984年カラカスに生まれ、9歳でサン・セバスティアン・デ・ロス・レジェス交響楽団にヴァイオリン奏者として加わった。ベネズエラのシモン・ボリバル・ユース・オーケストラに定期的に参加し、演奏旅行でラテン・アメリカだけでなくヨーロッパ、アメリカまで訪れている。

2001年、かねてバスケスに目をかけていたホセ・アントニオ・アブレウのもとで指揮を学びはじめ、ほどなくホセ・フェリクス・リバス記念アラグア青少年交響楽団【の音楽監督に就任。シモン・ボリバル・ユース・オーケストラへのデビューは2008年4月のことで、カラカスでマーラーの交響曲第2番を指揮した。

2008年5月、フランス放送フィルハーモニー管弦楽団でストラヴィンスキー「火の鳥」を指揮し、その後2度にわたって教育プロジェクトのために招かれた。2009年6月にはフェテ・ドゥ・ラ・ムジークに出演、また2010年3月にはチャイコフスキーの交響曲第4番を指揮している。さらに2011年3月にはサル・プレイエルでの定期公演でフランク・ペーター・ツィンマーマンと共演する。

2009年、スウェーデンのイェヴレ交響楽団でドヴォルザークの交響曲第9番を指揮、たちまち2010年から2014年までの予定で首席客演指揮者として招かれることとなった。その他、イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団では6回のコンサートを指揮し、オタワ・ナショナル・アーツ・センター管弦楽団ではピンカス・ズッカーマンをソリストに迎え、トゥールーズ・キャピトル国立管弦楽団も指揮している。ノルウェーのスタヴァンゲル交響楽団にはドヴォルザークの交響曲第8番でデビュー、すぐに2010-11年のシーズンにも2回招かれた。ロサンジェルス・フィルハーモニックでは、ヤング・アーティスト・フェローシップ・プログラムに参加している。

2010-11年のシーズンには、ベネズエラのテレサ・カレーニョ・ユース・オーケストラのヨーロッパ・デビューツアーを率いて、ボンのベートーヴェン音楽祭、ウィーンのコンツェルトハウス、ベルリンのフィルハーモニック、アムステルダム・コンセルトヘボウ、ロンドンのロイヤル・フェスティヴァル・ホールなどで公演する。また、ブリュッセル・フィルハーモニー管弦楽団、ハーグ・レジデント管弦楽団に、デビューする。さらに、フィルハーモニア管弦楽団、ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団にも招かれており、プラハ放送交響楽団とは日本ツアーを行う。


◆エル・システマ・ユース・オーケストラ・オブ・カラカス
 El Sistema Youth Orchestra of Caracas

エル・システマ・ユース・オーケストラ・オブ・カラカスは、FESNOJIV(ベネズエラ青少年オーケストラ全国システム財団)が運営するオーケストラ教育プログラムの主要オーケストラの一つ。シモン・ボリバル音楽院およびカラカス音楽大学の生徒120名で構成されている。

エル・システマ・ユース・オーケストラ・オブ・カラカスは、オーケストラ全体だけでなくメンバー一人一人に対しても、精力的に教育活動を行っている。その一環としてオーケストラの楽員には、トリオ、クァルテット、クィンテット、オクテットといったさまざまな編成で室内楽を学ぶ機会も与えられている。

高水準のレパートリーは、集中的な訓練と厳しい専門教育の賜物である。室内楽やスタンダードなオーケストラ作品だけでなく、ラテン・アメリカの作品、特にベネズエラの作曲家の作品も演奏している。

これまで、ベネズエラ国内以外に、コロンビア、トリニダード・トバゴに演奏旅行を行った。ベネズエラの主要な音楽祭には毎回のように出演し、ドゥダメルやバスケスらが指揮している。

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