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2019/09/12 | KAJIMOTO音楽日記

●充実の鬼才、再び!―― イーヴォ・ポゴレリッチの来日リサイタル、先行発売は本日9/12(木)から


今シーズンもやって来ます、昨年末に還暦記念のコンサートを日本で行った世紀の鬼才が。
イーヴォ・ポゴレリッチ来日リサイタルのカジモト・イープラス会員限定先行受付が、本日9/12(木)から始まりました。




[イーヴォ・ポゴレリッチ ピアノ・リサイタル]

2020年2/16(日)19時 サントリーホール

J.S.バッハ: イギリス組曲第3番 ト短調 BWV808
ベートーヴェン: ピアノ・ソナタ第11番 変ロ長調 op.22
ショパン: 舟歌 op.60
ショパン: 前奏曲 嬰ハ短調 op.45
ラヴェル: 夜のガスパール

(チケット料金)
S¥13,000 A¥10,000 B¥7,000 C¥5,000 プラチナ券¥18,000

カジモト・イープラス会員限定先行受付  ●お申し込み
9/12(木)12時 ~ 9/15(日)18時
一般発売  ●お申し込み
9/21(木)10時~


先月末にリリースされた、21年ぶりの新譜CD(ソニーから発売)のベートーヴェンやラフマニノフ作品においても、先の還暦リサイタルにおけるモーツァルト、リスト、シューマンを聴いても、巨人的ピアニズムとポゴレリッチならではの独創性、そしてこれらを覆う全人的なロマンティシズムが、聴いている私たちを圧倒しました。
“独創”といえば、シューマン「交響的練習曲」の遺作5曲を、誰が本編の前にまとめて弾いたことがありましょうや?コロンブスの卵的な発想に、あの場の誰もが度肝をぬかれたものです

ショパン国際コンクールの落選時、審査員のマルタ・アルゲリッチが「だって彼は天才よ!」と怒って帰国した有名エピソードが1980年。それから40年―― ありあまる破格の才能全開でスター街道をまっしぐら、しかし最愛の奥様=師を亡くされての悲しみで低迷した時、方向の定まらない中に射した光明、そして現在の再起動。
今やポゴレリッチのこの完全復活を、聴いた誰もが疑わないと思います。

どんなに「普通聴かれる演奏」とは違っても、楽曲をつぶさに観察・研究し、天才の洞察と閃きでその核を見出し、綿密に解釈、構築し直す。そして途方もない期間の練習を経て、練ったかたちにして初めてステージに上げる。
考えてみれば、音楽家として当たり前のことです。だから、ポゴレリッチにある固定イメージを持っている方には逆説的に聴こえるかもしれませんが、彼の姿勢は「誠実」そのもの。
もちろん、結果が風変りであることは間違いないのですが。

ソニーからの新譜CDを聴いても、あのベートーヴェンの小さいソナタ(第22番、24番)が、「こんな曲だったか?」と、ひどく深刻だったり、逆にアイロニカルなくらい軽妙に響いたり。まったく予断を許さないピアニストです。

今度のリサイタルでは、そのベートーヴェンから、初期のソナタの集大成である第11番。「グランド・ソナタ」などと呼ばれることもあるこのソナタで、ポゴレリッチはどれだけ“グランド”な、また思わぬ抒情を引き出すのか?(日本で初披露)
また、かねてから十八番中の十八番だった、J.S.バッハの「イギリス組曲第3番」やラヴェル「夜のガスパール」とて、前と同じ演奏になるとは限りません。ベートーヴェンの「熱情」ソナタを弾いた時のように、ほんの数年の間にあんなに演奏解釈が変化している、というのもまたポゴレリッチですから。

そして今のポゴレリッチに期待するのが、今回であればショパンにおけるロマンティシズム。ここ数回の来日で、シューマンやラフマニノフ、そしてショパンを弾くときの彼から発するロマンティシズムの放射は、あのリヒテルをはじめとするかつてのピアノの巨人たちが醸し出した「真正さ」を感じさせる巨きなものになっています。

どうか今度もポゴレリッチのリサイタルに大きなご期待を!


■チケットのお申込みはこちらまで
カジモト・イープラス会員限定先行受付  ●お申し込み
9/12(木)12時 ~ 9/15(日)18時
一般発売  ●お申し込み
9/21(木)10時~
 

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