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2017/02/08 | ニュース

◆ラ・フォル・ジュルネ音楽祭inナント オフィシャルツアー 本家本元、ナントのラ・フォル・ジュルネ初体験の弊社スタッフより。≪Vol.3≫


昨日LFJナントツアーが終了し、無事帰国しました。
音楽祭最終日&ツアー最終日のレポートの前に、今日は個性溢れるコンサートを一気にご紹介!

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●リトアニア国立交響楽団&アンドリス・ポーガ
マスカッツという作曲家の「タンゴ」、知らない曲でしたがこれがなんとも面白い作品!!!
LFJの魅力のひとつは、こうして思いもかけず面白い作品に出会えるところ。
45分の公演時間には、誰もが知っている名曲に、聴いたことないな・・・というような作品がカップリングされていることがあります。この未知の作品にこそ、大発見と大感動が隠されているかもしれません。

こんな玉手箱のような公演を朝から晩まではしごすれば、もうお腹はいっぱい。
これまでの音楽人生をさらに豊かにしてくれる隠し味がLFJには詰まっています。


●シモーネ・ルビノ&林英哲



音楽祭3日目の夜には、イタリア人パーカッショニストのシモーネ・ルビノと、和太鼓の林英哲の共演ステージへ。
西洋の打楽器の鼓動を身体全身に浴びてきました!
ルビノはミュンヘン国際コンクールの覇者。若手ながら、サンタ・チェチーリア管弦楽団、ミュンヘンフィルハーモニー、ウィーンフィルハーモニーと共演するなど世界で活躍するほか、古楽器パーカッションアンサンブルや、作曲家へ委嘱し世界初演活動をするなどパワフルな活動をしている注目のアーティストです。一方、林英哲は言わずと知れた和太鼓界の巨匠。こんな豪華なコラボレーションを聴けるのも音楽祭の醍醐味!!


●オネゲル:「ダヴィデ王」



ローザンヌ声楽アンサンブル
アンサンブル・ルードヴィヒ
ダニエル・ロイス(指揮)

日本ではほとんど上演されることがない作品なので、まさに今ここで聴かなきゃ損…!
オーケストラ、混声合唱、ソプラノ・アルト・テノール独唱によるオラトリオ形式で、各曲の間で語り手が筋書きを説明します。
羊飼いの若者だったダヴィデが、王となり、そして最後に息を引き取るまでの旧約聖書のお話に沿って音楽が付されています。
日本人には馴染みのない旧約聖書ですが、最後のダヴィデの耳に聞こえてくる天使のハレルヤは言葉の壁を越えて、魂を浄化させてくれるようでした。


●バカロフ:ミサタンゴ
リトアニア国立合唱団
リトアニア国立交響楽団
マーリス・シルマイス(指揮)

ミサなのにタンゴ…?!と超気になるこの作品。
オーケストラと混声合唱の他に、バリトンとメゾ・ソプラノの独唱者、そしてバンドネオンが活躍する作品です。
冒頭、「セニョール、セニョール」(主よ、ですね!)と呼びかけると、バンドネオンのソロが加わり、さっそくタンゴの世界に・・・・
最後は、ひとり静かに目を瞑り祈祷するというよりは、明るく未来を見据えるようなきらきらとしたハーモニーで終わる、素敵な作品でした。


●タン・ドゥン「パッサカリア」



ウラル・フィルハーモニー管弦楽団
ドミトリー・リス(指揮)

タン・ドゥンの「パッサカリア」を聴いてきました!
なんと観客がスマホを"楽器"にして演奏に加わる参加型の作品です。
指揮に合わせて、観客たちが事前にアプリをインストールしたスマホをタッチすると、、
会場中にスマホから鳥のさえずりや、螺旋を描くような不思議な音が鳴り響きます。
ステージ上の奏者もみんなスマホを持っており、アコースティック楽器とスマホの夢の共演…!


●リチェルカール・コンソート
上記3つの大ホール公演はしごの合間に向かったのは120席の小ホール。リチェルカール・コンソートの公演へ。
公演内容は「Terpsichore Musarum - Le ballet des Nations a la Renaissance」
和約すると、「テレプシコラーミュージアム~ヨーロッパ諸国のルネサンスのバレエ音楽たち」でしょうか。
ルネサンスに焦点を当てた、とても充実した楽しいプログラムでした♪
ルネサンスから現代まで、本当に幅広い時代・ジャンルの音楽を一堂に楽しめる、LFJの醍醐味ですね。
 

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