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2016/10/13 | KAJIMOTO音楽日記

●鍵盤芸術の粋 ―― 現代最高のピアニスト、アンドラーシュ・シフによる「The Last Sonatas」シリーズがまもなく発売!


一気に秋が深まりました。そしてお待たせ致しました。
3年ぶりに来日する現代最高のピアニストのひとり、アンドラーシュ・シフのリサイタル「The Last Sonatas」のカジモト・イープラス会員限定先行受付が10月20日(木)から始まります。

[アンドラーシュ・シフ ピアノ・リサイタル「The Last Sonatas」]
2017年3月21日(火)19時 東京オペラシティ コンサートホール
          3月23日(木)19時 東京オペラシティ コンサートホール

カジモト・イープラス会員限定先行受付
10月20日(木)12時 ~ 24日(月)18時  ●お申し込み
一般発売
10月29日(土)10時~  ●お申し込み




ポリーニやアルゲリッチは現代ピアノ界において、「別格」「殿堂入り」「レジェンド」・・・などという形容で置いておくとして、では次の世代において彼らに追いつき、比肩する一群は誰たちか?そこで筆頭にいるのがアンドラーシュ・シフです。このことに異論がある方はほとんどいないのではないでしょうか?
タッチ、音色、音楽への厳しく真摯な姿勢、音楽の底知れない深さ、偉大な静けさ・・・どれをとっても聴いて、今や「これは選ばれし超一流の人だ」とすぐに感得できるシフのピアノです。特に彼の演奏で感じ入るのは、また世界中で評されるのは、「演奏家が透明になって、作曲家の音楽がそのまま純粋に透けてくる、音楽そのものが舞台で響く」というところでしょうか。

***

そんなシフも60歳を越え、イギリスにおいて「サー」の爵位をもらい、ますます活発にして自在な演奏を続けています。そしてここ数年欧米でシフが継続し、今回日本でも披露するのが「The Last Sonatas」
18世紀から19世紀にかけてウィーンで活躍した4人の偉大な作曲家・・・ハイドン、モーツァルト、ベートーヴェン、シューベルトの最晩年のピアノ・ソナタを弾くシリーズです。来日公演では、この4人の「最後から2番目のソナタ」と、「最後のソナタ」を集めた2晩の演奏会を開きます。
欧米では3回にわけて・・・つまりベートーヴェンは第30、31、32番、シューベルトは第19、20、21の三大ソナタを3回に振り分けるのですが、日本では日程の問題でより凝縮して、2回となります

ファンの皆様も、ベートーヴェンの第31、32番のソナタは、ここ数年の来日公演でシフが何度か弾いているので、その静けさ、深み―― が渾然一体となった宗教的なまでの美しさはよくご存じでしょう。そしてシューベルトは―― もう20年も前になるのですね―― 同じ東京オペラシティで行った「全ソナタ・チクルス」で弾いた時のあの恐ろしいまでの深遠さ、絶対的な美の世界を体験した方も多いと思います。シフが日本でこれらのソナタを演奏するのはあれ以来で、あの世界が長い時を経て再び響きます。
さらにシフのハイドンやモーツァルトにおける「美の愉悦」がそこに加わります。この2人の作品だって、シフはかつて折にふれて日本で弾いてきました。

しかし作曲家たちの晩年の作品―― かくも人間は広く、大きく、深くなれるのか。何者かと闘いつつ、最後はかくも静かで平安な境地に至ることができるのか。そうしたことを考えさせられます。(もちろん音楽の世界だけではありませんが)
シフは今回、それが多くの人々にはっきりわかるようにピアノを響かせてくれるはずです。

どうぞ楽しみにしていて下さい。


(ひとつ書き落としましたが、シフは今回のツアーでは全公演、ベーゼンドルファー・ピアノを弾く予定です)



■チケットのお申込みはこちらまで

カジモト・イープラス会員限定先行受付
10月20日(木)12時 ~ 24日(月)18時  ●お申し込み
一般発売
10月29日(土)10時~  ●お申し込み
 

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