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2015/12/16 | KAJIMOTO音楽日記

●アンナ・ネトレプコ、ミラノ・スカラ座で「ジョヴァンナ・ダルコ」を歌う!

来年3月に11年ぶりに日本でコンサートを開く、アンナ・ネトレプコ。
先日から始まったチケット発売も大反響です。(絶賛発売中につき、良い席はなるべくお早めにどうぞ)

毎月のように、世界の檜舞台・・・名オペラハウスに登場するネトレプコは、今月はミラノ・スカラ座に登場しています。

以下は、その舞台を観た弊社スタッフからのレポートです。

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12月4日(金) ミラノ・スカラ座
特別公演 「プレビュー・フォー・ヤング・ピープル」(若い人のためのプレビュー)



12月7日の初日公演に向けてスカラ座では、30歳以下の聴衆に向け、ヴェルディの初期のオペラ《ジョヴァンナ・ダルコ》(ジャンヌ・ダルク)のプレビュー公演が開催された。
次期音楽監督のリッカルド・シャイーの指揮のもと、アンナ・ネトレプコが主役を熱演。ヴェルディの作品の中でも滅多に上演されないこの作品は、三人の主要人物、ジョヴァンナとその父親ジャコモ、そしてフランス国王のカルロ7世が終始歌っている印象が強い。(こういったことは彼の初期のオペラによく見られる。《エルナーニ》などもそう)

80人ほどの構成の力強い合唱団にも負けないネトレプコの声は、彼らを貫き、勇敢かつ清純なヒロインを歌った。声は巧みに音符を追い、そして特にピアニッシモの箇所は若い人で埋まったスカラ座の客席最上階まで届く。その質には誰もが圧倒された。安定した声量、声域によらずムラなく鳴る声、そして隅々まで届く彼女の美声はディーヴァ(歌姫)と呼ばれるに相応しい。この様な稀なレパートリーでもネトレプコの実力は遺憾なく発揮され、ヴェルディの隠れた作品に焦点を当てた。

カーテンコールに出て来たネトレブコは軽やかに舞台でお辞儀をし、この日の為に着飾った若い観客は艶やかな歌姫にブラボーと盛んに拍手を送る。メジャーな作品の代表的なアリアも素晴らしいが、オペラの殿堂、特に「スカラ座」という本場でヴェルディの珍しい作品を披露するネトレプコの生の声もまた新鮮であり、歌姫の実力とレパートリーの幅広さを実感した。
この後、年末まで本公演が続く。

さて、まだ発表されていないが、東京では何を歌うのか、益々楽しみである。

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