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2014/09/16 | KAJIMOTO音楽日記

●ケント・ナガノ&モントリオール響の新譜「ベートーヴェン:交響曲第1番・第7番」のCD評まとめ!




10月に来日する、ケント・ナガノとモントリオール響のコンビが、ベートーヴェン交響曲全集シリーズの第5弾として、“旅立ち‐理想郷”というサブタイトルで「第1&第7」を今年7月にリリースしました。(録音は2013年3月20日及び21日、モントリオール、メゾン・サンフォニー・ド・モントリオールでのライブ録音)
今日は雑誌に記載されたCD評をご紹介します。


レコード芸術2014年8月号(西村祐)
「抜けの良い響きと明るいサウンドが本当に素晴らしい…《第1》で全体を貫くしなやかなアーチを描く美しいフレージングや、《第7》でのシャープで軽いリズムが楽しいが、第2楽章では逆に重い歩みを見せる。重層的なポリフォニーの見事なバランス・コントロール、フィナーレの終結に向かって徐々に熱くなっていくテンションの手網さばきなど、魅力が満載…モントリオール響の巧みさとナガノの優雅で軽い音楽作りが高い次元で融合した名演」

レコード芸術2014年9月号(諸石幸生)
「明瞭度が高く、今、目の前で音符が生まれて、それが実際の音になって響きわたっている、とでも言いたくなるほどである。…ある種の甘美さを併せ持つ弦セクション、艶やかで、個性的でもあれば、雄弁に自らの存在感を主張するかのような管楽器セクションなど、オーケストラの充実したアンサンブルと音色にも魅了されてしまう。内声部を大切にしながら作品全体を華やいだ興奮の中で朗々と歌い上げたナガノの解釈が素晴らしい。」

CDジャーナル2014年8月号(堀江昭朗)
「和音の響きが美しく、透明感を感じさせる仕上がり…すべてに言えるのは明快なリズム感で貫かれていること。これが現代人にフィットする秘密なのかもしれない。」

CDジャーナル2014年9月号(石原立教)
「ピリオド・スタイルも十分に取り入れつつ、モダン楽器ならではの機能と洗練をも聴かせる。色彩がことのほか美しいのは、このオケの特色でもあろう。」

ぶらあぼ2014年9月号(江藤光紀)
「ピリオド奏法を応用し軽く歯切れよく進んでいくが、響きが固くなったりフレージングが鋭角的にならず、弾力のあるサウンドでふんわりとした爽やかさを醸している。…フランス語圏オーケストラの美感の生きた音作りが印象的」

パイパース2014年9月
「停滞感なく音楽を引っ張るナガノ流のアプローチに色気と艶を添え、今日的路線のベートーヴェンでも他に類のない仕上がり」


以上、CD評を抜粋してお届けしましたが、読んでいるだけでどんな音を聴かせてくれるのか期待が高まりますね。
予定では今月、交響曲全集の最後としての第6弾、「第2番&第4番」がリリースされる予定です。

今秋のケント・ナガノ&モントリオール交響楽団来日公演はフランス音楽がメインのプログラムですので、是非これらのCDも聞いて、彼らが演奏するドイツ音楽との違いをコンサート当日に確かめてみてください!



モントリオール交響楽団 プロフィール、2014年日本ツアー日程
ケント・ナガノ(指揮) プロフィール

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