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2018/11/15 | KAJIMOTO音楽日記

●伝説のスイス・ロマンド管が、今や大人気の音楽監督ノットとともに来年4月、来日公演。―― 先行発売、続々スタート!




スイス・ロマンド管弦楽団・・・創設者の大指揮者エルネスト・アンセルメ・・・
ある年代以上の音楽ファンにとっては、伝説の名が懐かしく響きます。
(現代の若い方々はもしかすると知らないかも・・・彼らの昔の録音は今もCDで発売されていますので、20世紀演奏史を知る上でも、機会があったらぜひ聴いてみてください)

スイスのジュネーヴを拠点とするこの名オーケストラは今年で創立100年を迎えます。
現在の音楽監督はジョナサン・ノット。今は東京交響楽団の音楽監督としても熱烈なファンが多く、充実した活動を続けている現代の名指揮者の一人です。
記念の年、このコンビは来る2019年4月に日本を訪れ、大阪・東京公演のカジモト・イープラス会員限定先行受付が順に始まります!


[ジョナサン・ノット指揮 スイス・ロマンド管弦楽団]

4/9(火)19時 東京・サントリーホール

ドビュッシー: 遊戯
ドビュッシー: ピアノと管弦楽のための幻想曲 (ピアノ: ジャン=フレデリック・ヌーブルジェ)
ストラヴィンスキー: 3楽章の交響曲
デュカス: 交響詩「魔法使いの弟子」

S¥15,000 A¥11,000 B¥8,000 C¥6,000 D¥4,000 プラチナ券¥20,000

【カジモト・イープラス会員限定先行受付】
12/14(金) 12:00 ~ 17(月) 18:00  ●お申し込み
【一般発売】
12/22(土) 10:00  ●お申し込み

4/14(日)14時 大阪 ザ・シンフォニーホール

メンデルスゾーン: ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 op.64 (ヴァイオリン: 辻 彩奈)
マーラー: 交響曲第6番 イ短調 「悲劇的」

S¥14,000 A¥11,000 B¥8,000 C¥6,000

【カジモト・イープラス会員限定先行受付】
11/18(日) 12:00 ~ 11/21(水) 18:00  ●お申し込み
【一般発売】
11/25(日) 10:00 ~  ●お申し込み


大自然が広がる国、スイスで1918年に結成されたスイス・ロマンド管弦楽団(OSR)は自由な息吹とともに、「時計」作りが盛んな国としてのカラーの反映なのか、創設者のアンセルメが数学教師出身だったからなのか、とても精密で幾何学的(?)な演奏をし、それでいて舞曲などになるとカラフルで生き生きとした演奏をするのが昔の録音から聴き取れます。ドビュッシーやラヴェル、ファリャ、ストラヴィンスキーなど。
ディアギレフのバレエ・リュスによるパリでの一大ムーヴメントにのり、このコンビもまたたくさんの20世紀の初期の名曲を初演しました。時代の子、といいますか
ジュネーヴはフランス語圏ではありますが、スイスがドイツ語圏やイタリア語圏をももつ、ある種ユニバーサルな国ですから、OSRもまた、色々なタイプの音楽に正確に対応するオーケストラとして重宝される存在でした。

その後、サヴァリッシュやシュタインといったドイツの巨匠や、アルミン・ジョルダン(フィリップの父親です)、ルイージ、ネーメ・ヤルヴィ(パーヴォの父親)らが音楽監督を務め、昨2017年からジョナサン・ノットがその任に。



理知的なアンセルメのことを思い浮かべると、ノットの着任はOSRにぴったりと思うのは私だけでしょうか?

ところで弊社も過去に、1980年後半から90年代前半にかけて、ジョルダン&OSRを何度か招聘しました。当時の首席指揮者はアルミン・ジョルダンです。その来日公演では、ドビュッシーの「神聖な舞曲と世俗的な舞曲」といったいわば「シブい」曲でも、このオーケストラが実に「大人の」雰囲気を醸しながら、やわらかくエレガントな透明な音でいい演奏をしていたのをよく思い出します。これが文化なのだなあ、と感じ入ったものでした。

さて、今回ノットとOSRの演奏曲ですが、
先にチケット先行発売が始まる大阪公演(4/14)からいきましょう。
2016年モントリオール国際コンクール優勝者で、奏者の中からわき上がってくることが目に見えてわかる自発的表現が魅力、若き辻彩奈のヴァイオリンによるメンデルスゾーンの協奏曲に、堂々80分、マーラーの交響曲第6番「悲劇的」



ノットはバンベルク響の首席指揮者時代に、この楽団とマーラーの交響曲全集――ちょっと類をみない斬新な響きによる演奏――を録音していて、OSRもまたジョルダン時代にドイツのオーケストラとはひと味違うマーラー演奏で注目されたことがあり、その同期ケミストリーや如何に?

東京公演(4/9)はまさにOSRの初期黄金時代を思い出すプログラム。
ドビュッシーの中でも動的な抽象絵画といった「遊戯」(ノットとともに既に録音)に、なかなか演奏されない佳曲「ピアノと管弦楽のための幻想曲」。これは聴きものです!
演奏機会が珍しい上に、指揮者、オケ、ピアニスト(この種のレパートリーをクリアに弾くにあたって天下一品、フランスが誇るJ-F.ヌーブルジェ)と役者がこれだけ揃うことは、それこそなかなかありませんから。



そしてストラヴィンスキーの“古典にモダンな服を着せた”「3楽章の交響曲」に、
ディズニー映画『ファンタジア』で超有名な、カラフルな音の奔流、デュカス「魔法使いの弟子」

伝説のスイス・ロマンド管の日本公演、ぜひ楽しみにしていてください!



*なお、当スイス・ロマンド管弦楽団の東京公演(4/9)は、来る「ワールド・オーケストラ・シリーズ2019」に入りますが、このシリーズについて、ラインナップ、シリーズ券料金、発売日などは現在調整中です。
問い合わせも数多くいただき、お待たせをしてしまい恐縮ですが、決定次第発表させていただきます
 

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