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2018/03/07 | KAJIMOTO音楽日記

●アンデルシェフスキ、バッハを弾く@すみだトリフォニーホール




ピョートル・アンデルシェフスキがまもなく来日!3月17日(土)すみだトリフォニーホール、18日(日)ヤマハホールでリサイタルをおこないます。

アンデルシェフスキは特にJ.S.バッハ演奏において定評があり、すみだトリフォニーホールではオール・バッハ、またヤマハホールでもバッハ作品をとりあげる予定です。

定評がある・・・と控えめに書きましたが、かつてのグレン・グールド、現在では大家のアンドラーシュ・シフに続き、「ピアノでバッハを弾き、それをレパートリーの中心に据える」ピアニストの一人として、アンデルシェフスキは中堅世代のピアニストの中にあって、最高の存在ではないでしょうか?

先年、ワーナーからリリースされた「イギリス組曲集」などを聴くと、若い頃から変わらず、しかし深みも輝きも増した演奏に、そんなことを実感せずにはいられません。

そのバッハ・アルバムはヨーロッパで以下のように評されています。


「グラモフォン」誌
これはまさにレコード史上、燦然と輝く一枚であり、それ以外の何物でもない。
バッハのイギリス組曲第3番のプレリュードにおいて、アンデルシェフスキは(鍵盤上ではあるが)見事なダンスを踊ってみせる。絶妙な強弱、ヴォイシング、アーティキュレーション、そして思慮深い装飾音がプレリュードに生気を吹き込む。(中略)
サラバンドにおいて彼が聞かせる洞察力の深さは他に類を見ない。彼は聴き手を完全に彼の世界へと引き込んでいく。(中略)
最後を飾るジーグはすさまじいまでの迫力と輝きに満ちている。
アンデルシェフスキは、ピアノの持つあらゆる可能性を手中に収め、それをバッハに捧げている。そこに生み出されるのはバッハへの純粋な愛であり、それは古き音楽に新たな輝きをもたらし、人々を惹きつけずにはおかない。

「テレグラフ」誌
アンデルシェフスキのバッハには独自の世界観があり、スタイリッシュでありながら男性的な力強さ、想像性、生命力に満ちている。しかし彼自身は自らのバッハの演奏には常に厳しい目を向けている。(中略)
軽やかなタッチと吟味された豊かな音色、そして温かでウィットに富んだ、共感性の高い演奏は、バッハの息遣いすら感じさせる。(中略)
彼はバッハと共に音楽を作り上げていく喜びを感じており、その音楽はまさに魅力あふれる、洗練された、インスピレーションのあふれたものである。


ぜひ、多くの方々と、アンデルシェフスキという演奏家を媒介としたバッハの広く深く世界に包まれたいものです。
ご期待ください!


コンサート情報
3/17すみだトリフォニーホール
http://www.triphony.com/concert/detail/2016-11-001228.html
3/18ヤマハホール 
https://www.yamahaginza.com/hall/event/2548 (残席僅少)

***

なお、モーツァルトの新譜(ヨーロッパ室内管を弾き振りした「モーツァルト:ピアノ協奏曲第25番&第27番」)のプロモーションン映像がこちらからご覧いただけます。
https://www.youtube.com/watch?v=ndt6xoOOX4I
 

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