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チェロ オーレリアン・パスカルAurélien PASCAL

PROFILE


 弱冠22歳にしてストラッド誌より“比類ない超絶技巧と音楽的直感力”と称され、世界的に注目を集めているフランス人チェリスト。
 2013年の第5回パオロ国際チェロ・コンクールで第2位入賞。2014年11月にはエマニュエル・フォイアマン・グランプリで第1位を獲得、エルンスト・トッホのチェロ協奏曲の演奏を賞賛され、協奏曲賞と聴衆賞も同時に受賞した。また、エリザベート王妃国際コンクール2017チェロ部門の最年少ファイナリストにして第4位入賞を果たしている。
 これまでにチャイコフスキー記念交響楽団、ザールブリュッケン・カイザースラウテルン・ドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団、ニュルンベルク交響楽団、ポツダム・カンマーアカデミー、タピオラ・シンフォニエッタ、フランス国立ロワール管弦楽団、モンテカルロ・フィルハーモニー管弦楽団、バルセロナ交響楽団といったヨーロッパのオーケストラや、指揮者では、ウラディーミル・フェドセーエフ、ヨン・ストルゴールズ、パスカル・ロフェ、クリストフ・ポッペン、クレメンス・シュルト、オーギュスタン・デュメイらと共演している。アジアでの公演も多く、広島交響楽団、関西フィルハーモニー管弦楽団、仙台フィルハーモニー管弦楽団はじめ、香港シンフォニエッタとは香港で数回公演を行っているほか、2017年のヨーロッパツアーのソリストも務めた。
 2017/2018年シーズンのハイライトとしては、ギルバート・ヴァルガ指揮・台北市立交響楽団、アンドレイ・フェーヘル指揮トランシルヴァニア国立フィルハーモニー管弦楽団、チューリッヒ室内管弦楽団、オッコ・カム指揮杭州フィルハーモニー管弦楽団へのデビューなどが挙げられる。
 有名音楽祭でのリサイタルも多く、これまでにヴェルビエ音楽祭、コルマール音楽祭、プラード・カザルス音楽祭、シュロス・エルマウ室内音楽祭、ランス音楽祭、ナントと日本でのラ・フォル・ジュルネ、ラジオ・フランス&モンペリエ・ラングドック=ルシヨン音楽祭、ボン・ベートーヴェン音楽祭、エヴィアン国際音楽祭などで演奏。モディリアーニ弦楽四重奏団、パヴェル・コレスニコフ、クリスティアン・テツラフ、オーギュスタン・デュメイ、アンドラーシュ・シフ、エリック・ル・サージュ、パロマ・クーイデル、エマニュエル・パユらと共演しているほか、エイドリアン・ラ・マルカ、リヤ・ペトロヴァとは弦楽トリオを結成している。2015年のメクレンブルク=フォアポンメルン音楽祭で聴衆賞を受賞して以来、同音楽祭に定期的に招かれ演奏している。また、ベルリン・コンツェルトハウス、アムステルダム・ミュージックへボウ、ルーヴル美術館やオルセー美術館のオーディトリアム、パリのサル・ガヴォー、パリ市立劇場、日本でのルツェルン・フェスティバル・アーク・ノヴァにも登場している。
 2015年、若手ソリストの発展を目的とするオルフェウム財団のスポンサーシップ・プログラムの後援を受け、チューリッヒのトーンハレでフェドセーエフ指揮チャイコフスキー記念交響楽団との共演でショスタコーヴィチのチェロ協奏曲第1番を演奏。さらにハワード・グリフィス指揮ミュンヘン室内管弦楽団との共演でダンツィのチェロ協奏曲をソニーレーベルに録音し、2018年1月にリリース予定である。これまでの録音には、デニス・パスカル、スヴェトリン・ルセフとのラヴェルのピアノ三重奏曲、オーギュスタン・デュメイ、アンリ・ドマルケット、ミゲル・ダ・シルヴァらとの弦楽六重奏曲などがある。
 1994年、音楽一家に生まれ、パリ国立高等音楽院でフィリップ・ミュレールに師事。パリ、バーゼル、インディアナ州ブルーミントンでヤーノシュ・シュタルケルのマスタークラスを受講した。現在、ドイツのクロンベルク・アカデミーでフランス・ヘルメルソンとゲイリー・ホフマンのもとで学んでいる。使用楽器は、シャルル=アドルフ・ガン製作による1850年製のチェロ。

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