© Julia Wesely
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© Norbert Kniat DG
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© Kirk Edwards
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ARTIST
PIANO

Yuja Wang

ユジャ・ワン

マーラー・チェンバー・オーケストラ アーティスティック・パートナー(2023/24)

ユジャ・ワンは、カリスマ的な芸術性、感情に正直な音楽表現、ステージ上での魅惑的な存在感で知られるピアニストである。世界屈指の指揮者や音楽家、アンサンブルと共演を重ね、卓越した技巧と内からあふれ出る生き生きとした音楽性が賞賛されている。

最近、その妙技とカリスマ性が遺憾なく発揮されたのが、ヤニック・ネゼ=セガン指揮/フィラデルフィア管弦楽団と組んでカーネギーホールで行ったラフマニノフ・マラソン。ラフマニノフの生誕150年を記念して開催された歴史的なプロジェクトにおいて、ユジャはこの作曲家の4つのピアノ協奏曲と「パガニーニの主題による狂詩曲」を一度に演奏し、大反響を呼んだ。2022/23年シーズンはマグヌス・リンドベルイのピアノ協奏曲第3番をサンフランシスコ交響楽団と世界初演し、北米やヨーロッパで演奏を重ねた。

北京で音楽家の家庭に生まれ、中国で初期のピアノ指導を受けた後、カナダに渡り、より専門的な教育を受ける。その後、カーティス音楽院でゲイリー・グラフマンに師事。2007年にマルタ・アルゲリッチの代役としてボストン交響楽団へのデビューを飾ったことが躍進のきっかけとなり、2年後にはドイツ・グラモフォンと独占契約を結んだ。以来、トップ・アーティストとしての地位を確立している。

2017年ミュージカル・アメリカの年間最優秀アーティスト、2021年にはジョン・アダムズの「Must the Devil Have all the Good Tunes?」の世界初録音(グスターボ・ドゥダメル指揮/ロサンゼルス・フィルハーモニック)でオーパス・クラシック賞を受賞。2024年2月には、テディ・エイブラムスとマイケル・ティルソン・トーマスの作品を取り上げたディスク『アメリカン・プロジェクト』でグラミー賞(最優秀クラシック器楽ソロ部門)を初受賞した。

リサイタルでは北米、ヨーロッパ、アジアの主要ホールでベートーヴェンやスクリャービンなどの作品を含む幅広いプログラムを演奏し、その才能を余すことなく発揮している。

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Prokofiev: Piano Concerto No. 3 / Petrenko · Wang · Berliner Philharmoniker

Yuja Wang – Rachmaninov: Prelude in G Minor, Op. 23, No. 5 (Live at Philharmonie, Berlin / 2018)

DISCOGRAPHY