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ギター 荘村 清志SHOMURA Kiyoshi

PROFILE


 荘村清志は実力、人気ともに日本を代表するギター奏者として近年ますます充実した活動を展開している。2017年から19年のデビュー50周年に向けてギターの様々な可能性を追求する「荘村清志スペシャル・プロジェクト」(全4回)に取り組む。第1回は17年3月東京オペラシティコンサートホールにてさだまさしと共演、ジャンルの垣根を越えたコラボレーションが話題となった。

 9歳からギターを始める。1963年来日した巨匠ナルシソ・イエペスに認められ、翌年スペインに渡り師事。1967年、68年にはヨーロッパ各地でリサイタルを行い、69年の日本デビュー・リサイタルで、「テクニック、音楽性ともに第一人者」との高い評価を得た。71年には北米各都市で28回にのぼる公演を開き、国際的評価を確実なものにする。74年にはNHK教育テレビ「ギターを弾こう」に講師として出演し、一躍日本全国にその名と実力が知られることになった。
 以後、リサイタルや、日本の主要オーケストラとの共演ほか、99年マルク・グローウェルス(フルート)、2001年グローウェルスと、インマ・ゴンザレス(カスタネット)との共演、2004年女優の岸田今日子とのコラボレーションによる《ギターと朗読の庭》のツアーを行い、カステルヌオーヴォ=テデスコの「プラテーロとわたし」をメインにした内容が好評を博す。05年にはCD《郷愁のショーロ》をリリース、アコーディオンのシュテファン・フッソングをゲストに、猿谷紀郎の委嘱新曲と新アレンジを含む意欲的なアルバムで、東京や大阪で記念コンサートを開催するなどギターの魅力をさまざまな形で伝えている。
 07年にはNHK教育テレビ「趣味悠々」に講師として登場し、改めて日本ギター界の第一人者としての存在を強く印象づけた。
 08年ミラノ弦楽合奏団の日本ツアーにソリストとして参加。同年ビルバオ交響楽団の定期演奏会に出演。《アランフェス協奏曲》を録音09年にCDをリリース、また同団との日本ツアーを行い好評を博した。14年デビュー45周年を記念して東京にて大友直人指揮東京都交響楽団と協奏曲3曲を演奏。2015年10月にはイ・ムジチ合奏団と共演、レコーディングを行い、ジュリアーニ、ヴィヴァルディのギター協奏曲を含むアルバムが16年1月にリリースされた。
 現代のギター作品を意欲的に取り上げるだけでなく、日本人作曲家に多数の作品を委嘱、初演するなど、ギターのレパートリー拡大にも大きく貢献している。特に武満徹には74年に「フォリオス」、93年に「エキノクス」を委嘱、77年荘村のために編曲された「ギターのための12の歌」を初演・録音、96年には「森のなかで」を全曲初演している。16年は武満徹没後20年に際し、同氏のギター曲を各地で演奏し好評を得た。
 現在、東京音楽大学客員教授。

■NHK-FM「ベストオブクラシック」放送のお知らせ (2017.10.19)

2017年11月6日(月) 19:30~21:10
NHK-FM「ベストオブクラシック~ギター・フェスタ2017」
(収録: 2017.8.20 Hakuju Hall)

(ギター演奏)
荘村清志、福田進一、ホセ・アントニオ・エスコバル、レオナルド・ブラーボ

(荘村演奏曲目)
ピアソラ:ウイスキー、ブエノスアイレス午前零時、シータ

番組ホームページ http://www4.nhk.or.jp/bescla/
NHKラジオ らじる★らじる(インターネットラジオ) http://www.nhk.or.jp/radio/

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