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指揮 ジャン=フィリップ・トランブレJean-Philippe Tremblay

PROFILE

 「エレガントな身のこなし、型にはまらない斬新さ、指揮台上のトランブレは正確で歯切れよく、自信に満ちている。」― Musical America.com

 カナダ人指揮者ジャン=フィリップ・トランブレは、輝かしい経歴をもち、カナダのメディアからは、「真の音楽的ヴィジョン」を持った「素晴らしい解釈者」と絶賛されている。フランコフォニー管弦楽団の創設者であり芸術監督でもあるトランブレは、カナダ、中国、アメリカを中心にこれまでに250以上のコンサートを行ってきた。
 北米では、ワシントン・ナショナル交響楽団、モントリオール交響楽団、トロント交響楽団、バンクーバー交響楽団、2013年/14年シーズンのオープニングを飾ったエドモントン交響楽団、マンハッタン・スクール・オブ・ミュージック・オーケストラ、フィルハーモニック・オーケストラ・オブ・ジ・アメリカズ、さらに、グスターボ・ドゥダメルの招きでベネズエラのシモン・ボリバル・ユース・オーケストラなどに定期的に客演している。
 また、近年では、ヤニック・ネゼ=セガンの招きで指揮したロッテルダム・フィルハーモニー管弦楽団やフランス国立管弦楽団ほか、ウィーン室内管弦楽団、スペイン国立管弦楽団、そしてプラハやドレスデン、ブダペストの放送交響楽団など、ヨーロッパの一流オーケストラと共演している。2012年春には、オランダ放送フィルハーモニー管弦楽団へのユトレヒト・デビューで大成功を収めた。この時のコンサートは、オランダ国内で全国放送され、批評家からは「トランブレは、土壇場で決まったセルジュ・ボドの代役だったが、彼に全く引けをとらなかった。フランス系カナダ人の指揮者、ネゼ=セガンを彷彿とさせるエネルギーに満ちたその指揮ぶりは、しっかりとしたコントロールを保ちながらも、人々を熱狂の渦に巻き込む求心力を持っていた。オーケストラもまた、彼の指揮に見事に反応していた。」と大絶賛された。
 2013年夏には、中米に渡りアメリカ・ユース管弦楽団を指揮してコンサートシリーズを展開したほか、マスタークラスも行った。
 著名なソリストとの共演も多く、これまでにピンカス・ズーカーマン、オーギュスタン・デュメイ、ルノー・カプソン、ジャン=ギアン・ケラス、マリー・ニコール・レミュー、ガブリエラ・モンテーロ、ルイ・ロルティほか、今後活躍が期待される若手アーティストとのコラボレーションも多い。フランコフォニー管弦楽団とは、これまでに30以上の委嘱作品の世界初演を行っている。
 2014年夏、ケベックのドメーヌ・フォルジェでのコンサートを成功裏に収めたトランブレは、フランコフォニー管弦楽団とのコンサートより前に、モントリオール・メトロポリタン管弦楽団から招聘され、さらにエドモントン交響楽団とオタワ交響楽団からも再びの招きを受けた。また、フランスのペイ・ド・ラ・ロワール国立管弦楽団では、ヴェルディのレクイエムのパフォーマンス・シリーズを指揮している。
 ピエール・モントゥー・スクールでヴィオラ、作曲、指揮を学んだ後、ロンドン王立音楽アカデミーへ進み、さらにタングルウッド音楽センターで小澤征爾、アンドレ・プレヴィン、マイケル・ジンボ、ヨルマ・パヌラ、ロバート・スパーノらに師事した。また、ミトロプーロス国際指揮者コンクールの音楽家賞など、栄誉ある賞も多く受賞している。グラモフォン誌やディアパソン誌といった権威ある出版社からは絶大な評価を得ており、彼のレコーディングの多くは、いくつもの賞を受賞している。
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