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室内楽 テツラフ・カルテットTetzlaff Quartet

PROFILE


 “優美で軽やかな歓喜――彼らほど卓越・充実したベートーヴェンの演奏を聴かせる楽団は他にない。” (ケルナー・シュタットアンツァイガー紙)


 ニューヨーク・タイムズ紙より、その「熾烈を極める、ドラマティックでエネルギッシュな演奏」を称えられたテツラフ・カルテットは、クリスティアン・テツラフ、ターニャ・テツラフ、ハンナ・ヴァインマイスター、エリーザベト・クッフェラートにより、1994年に結成された。今日、もっとも優れた弦楽四重奏団のひとつと目されている。個々の輝かしい演奏活動と並行して、4人が毎シーズン行っている公演は、いずれも高い評価を得ている。

 2016年/17年シーズンには、ベルリン、ハンブルク、ミュンヘン、ライプツィヒ、アーヘン、レーラッハ、アムステルダム、ベルン、ゲント、ウィンブルドン、ハイデルベルク春の音楽祭で演奏する。

 テツラフ・カルテットは、ベルリン芸術週間、シュレスヴィヒ=ホルシュタイン音楽祭、ブレーメン音楽祭などの常連である。近年の活動のハイライトとしては、ケルン・フィルハーモニー、コンツェルトハウス・ベルリン、パリ・ルーヴル美術館オーディトリウムでの公演と北米ツアー(カーネギーホール、サンフランシスコ、バンクーバー)が挙げられる。これまで、ブリュッセルのボサール、ウィーン楽友協会、ミュンヘンのヘラクレスザール、アムステルダムのコンセルトヘボウ、ロンドンのクイーン・エリザベス・ホールでも演奏を行ってきた。

 2010年、シェーンベルクの弦楽四重奏曲第1番とシベリウスの《内なる声》を組み合わせた異色のデビュー盤をCAvi-musicレーベルからリリース。2014年11月に発表したアルバム『メンデルスゾーン:弦楽四重奏曲第2番、ベルク:抒情組曲』は、グラモフォン誌の“エディターズ・チョイス”に選ばれた。


クリスティアン・テツラフ(ヴァイオリン)
Christian Tetzlaff, violin

 テツラフはニューヨーク・タイムズ紙より「新世代中、もっとも才気と探求心にあふれるアーティストのひとり」と評され、世界最高峰のオーケストラや音楽祭から定期的に招かれている。レイフ・オヴェ・アンスネス、ラルス・フォークトら、優れた室内楽奏者たちとの共演にも力を注いでいる。ディアパゾン・ドール、エコー・クラシックをはじめ、受賞歴も華々しく、2005年には「ミュージカル・アメリカ」誌の年間最優秀器楽奏者に選ばれた。

エリーザベト・クッフェラート(ヴァイオリン)
Elisabeth Kufferath, violin

 ルツェルン、シュレスヴィヒ=ホルシュタイン、ラインガウ、ラヴィニア、アスペンを始めとする国際音楽祭にたびたび出演し、ソリスト・室内楽奏者として、これまでにベルリン・フィルハーモニー、ケルン・フィルハーモニー、ウィーン楽友協会、ルーヴル美術館オーディトリウムなどのホールで演奏。ラルス・フォークト、アンティエ・ヴァイトハース、イザベル・ファウスト、イェンス=ペーター・マインツとは、室内楽のパートナーとして頻繁に共演している。バンベルク交響楽団のコンサートミストレスを務めた後、現在はハノーファー音楽大学で後進の育成にも励んでいる。

ハンナ・ヴァインマイスター(ヴィオラ)
Hanna Weinmeister, viola

 ザルツブルクのモーツァルト国際コンクール、ロン=ティボー国際コンクールなど、数多くの国際コンクールに入賞。優れた室内楽アンサンブルに贈られるパークハウス・アワード(ロンドン)にも輝く。現在、チューリヒ歌劇場管弦楽団の第一コンサートマスター。これまでにソリストとして、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団、南西ドイツ放送交響楽団バーデン=バーデン・フライブルク、モーツァルテウム管弦楽団、ヨーロッパ室内管弦楽団などと共演。室内楽の主なパートナーに、ハインリヒ・シフ、レオニダス・カヴァコス、ハインツ・ホリガー、ギドン・クレーメル、ベンヤミン・シュミットらがいる。

ターニャ・テツラフ(チェロ)
Tanja Tetzlaff, cello

 これまで、ダニエル・ハーディング、ロジャー・ノリントン、ウラディーミル・アシュケナージ、パーヴォ・ヤルヴィらの指揮のもと、ドイツの一流オーケストラはもとより、チューリヒ・トーンハレ管弦楽団、カメラータ・ザルツブルク、チャイコフスキー記念モスクワ放送交響楽団などにソリストとして客演。とりわけ室内楽に情熱を傾け、ラルス・フォークト、マーティン・フレスト、レイフ・オヴェ・アンスネス、グニッラ・シュスマンらとたびたび共演。リソル、ベルゲン、シュヴェツィンゲン、ハイムバッハ、ブレーメンの各音楽祭、ベルリン芸術週間、ボンのベートーヴェン・フェストより定期的に招かれている。
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