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ヴァイオリン レオニダス・カヴァコスLeonidas Kavakos

PROFILE


レオニー・ソニング音楽賞2017 受賞者
アムステルダム・コンセルトヘボウ アーティスト・イン・レジデンス(2017-2018)
ウィーン楽友協会 アーティスト・イン・レジデンス(2017-2018)



この上なく高度なテクニック、卓越した音楽性、誠実な演奏を誇り、類いまれな才能に恵まれたヴァイオリニスト・アーティストとして、国際的な定評を得ている。世界屈指のオーケストラと共演を重ね、現在Deccaレーベルと専属録音契約を結んでいる。

彼の人生にもっとも大きな影響を与えたのは、3人の師、ステリオス・カファンタリス、ジョーゼフ・ギンゴールト、フェレンツ・ラードシュである。21歳までに、シベリウス(1985)、パガニーニ(1988)、ナウムバーグ(1988)の3つの重要な国際コンクールの覇者となったカヴァコスは、この快挙をきっかけに、シベリウスの協奏曲(1903/4年・オリジナル版)の世界初録音のソリストに抜擢され、1991年にグラモフォン・アワード(協奏曲部門)に輝いた。

2017年にレオニー・ソニング音楽賞を受賞。これはデンマークのもっとも名誉ある音楽賞であり、世界屈指の優れた作曲家、器楽奏者、指揮者、歌手に贈られる。歴代の受賞者には、レナード・バーンスタイン、ベンジャミン・ブリテン、アルトゥール・ルービンシュタイン、ユーディ・メニューイン、ドミトリ・ショスタコーヴィチ、ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ、ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ、ピエール・ブーレーズ、ジェルジュ・リゲティ、アルフレッド・ブレンデル、ダニエル・バレンボイム、サー・サイモン・ラトルらがいる。

2017/18年シーズンには、アムステルダムのコンセルトヘボウおよびウィーン楽友協会のアーティスト・イン・レジデンスを同時に務める。またリッカルド・シャイー指揮ミラノ・スカラ座フィルハーモニー管弦楽団のヨーロッパ・ツアーと、ヘルベルト・ブロムシュテット指揮ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団のヨーロッパ&アジア・ツアーにソリストとして参加。このほか、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、ロンドン交響楽団、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団、チェコ・フィルハーモニー管弦楽団、ボストン交響楽団、シカゴ交響楽団からソリストとして招かれている。さらにウィーン放送交響楽団との共演で、レーラ・アウエルバッハのヴァイオリン協奏曲第4番「ニエクス:砕けた夢」のヨーロッパ初演を行う。

2017年12月にユジャ・ワンとのデュオ・リサイタル・ツアーを予定。また2018年12月にはヨーヨー・マとエマニュエル・アックスとのトリオで北米を周り、ブラームスとシューベルトのピアノ三重奏曲を演奏する。室内楽の重要なパートナーであるエンリコ・パーチェとも、アジアとヨーロッパで公演を行う。

近年、指揮者としての活躍の場もますます拡がっており、ロンドン交響楽団、ニューヨーク・フィルハーモニック、ボストン交響楽団、ヒューストン交響楽団、ベルリン・ドイツ交響楽団、ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団、フィレンツェ五月音楽祭管弦楽団、フェニーチェ劇場フィルハーモニー管弦楽団、ウィーン交響楽団、ブダペスト祝祭管弦楽団などに客演。2017/18年シーズンには、フランス国立放送フィルハーモニー管弦楽団、デンマーク放送交響楽団、ヨーロッパ室内管弦楽団、スイス・ロマンド管弦楽団、ウィーン交響楽団から指揮者として招かれている。

Deccaの専属アーティストであるカヴァコスは、2013年1月、同レーベルへの初録音としてベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ集(共演:エンリコ・パーチェ)を発表し、エコー・クラシック・アワード(年間最優秀器楽奏者)を受賞した。続いて同年10月に、リッカルド・シャイー指揮ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団との共演で、ブラームスのヴァイオリン協奏曲を録音。2014年3月には、ユジャ・ワンとのデュオでブラームスのヴァイオリン・ソナタ集をリリースし、同年、グラモフォンのアーティスト・オブ・ザ・イヤーに選出された。2016年4月発表のヴァイオリン小品集『ヴィルトゥオーゾ』も好評を博している。2017年9月にリリースされた最新盤、ブラームスのピアノ三重奏曲集(Sony)では、ヨーヨー・マとエマニュエル・アックスと共演している。

BIS、ECMの各レーベルからもCDをリリース。さらにカメラータ・ザルツブルクの弾き振りで、メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲(エコー・クラシック・アワード最優秀協奏曲録音部門を受賞)と、モーツァルトのヴァイオリン協奏曲集の録音をSonyから発表している。


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アテネの音楽一家に生まれ育ち、現在も同地を拠点としている。毎年、アテネで主宰しているヴァイオリンと室内楽のマスタークラスには、世界各地からヴァイオリン奏者やアンサンブルが集まる。カヴァコスはこの活動に献身的に取り組み、音楽に関わる知識や伝統を次代に伝えている。なかでも“伝統”のひとつとして取り上げているのが、多くの人々にとって未知で、今日もなお謎に包まれているヴァイオリンや弓の製作法である。

使用楽器は、1734年製のストラディヴァリウス“Willemotte”。F. レオンハード、S.P. グレイナー、E. ハーフティ、D. バゲ製作のモダン・ヴァイオリンも所有している。

レオニダス・カヴァコス(ヴァイオリン) 2017年11月来日スケジュール

11月7日(火) 19:00 札幌/札幌コンサートホールKitara 大ホール【プログラムC】
問:Kitaraチケットセンター 011-520-1234

11月9日(木) 19:00 横浜/横浜みなとみらいホール 大ホール【プログラムB】
問:横浜みなとみらいホール チケットセンター 045-682-2000

11月11日(土) 15:00 東京/サントリーホール【プログラムB】
問:カジモト・イープラス 0570-06-9960

11月12日(日) 15:00 東京/サントリーホール【プログラムC】
問:カジモト・イープラス 0570-06-9960

11月13日(月) 19:00 東京/トッパンホール【プログラムA】
問:トッパンホールチケットセンター 03-5840-2222

11月14日(火) 18:45 豊田/豊田市コンサートホール【プログラムA】
問:豊田市コンサートホール・能楽堂事務室 0565-35-8200

11月19日(日) 15:00 さいたま/彩の国さいたま芸術劇場 音楽ホール【プログラムA】
問:SAFチケットセンター 0570-064-939


【プログラムA】
ヤナーチェク:ヴァイオリン・ソナタ
シューベルト:幻想曲 ハ長調 D934
メシアン:主題と変奏
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第10番 ト長調 op. 96
共演:エンリコ・パーチェ(ピアノ)

【プログラムB:ヘルベルト・ブロムシュテット(指揮)ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団との共演】
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 op. 77

【プログラムC:ヘルベルト・ブロムシュテット(指揮)ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団との共演】
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 op. 64

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