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サー・アンドラーシュ・シフが第36回 高松宮殿下記念世界文化賞 音楽部門を受賞! サー・アンドラーシュ・シフが第36回 高松宮殿下記念世界文化賞 音楽部門を受賞!

弊社が定期的に招聘をしているピアニストのサー・アンドラーシュ・シフが、第36回高松宮殿下記念世界文化賞 音楽部門を受賞いたしました。高松宮殿下記念世界文化賞は、日本美術協会によって1988年に創設され、国際理解の礎となる文化芸術の発展に貢献した芸術家の業績を称え、絵画、彫刻、建築、音楽、演劇・映像の5部門の各分野で、世界的に顕著な業績をあげた芸術家に毎年授与されています。
アンドラーシュ・シフは現代における最高峰のピアニストの一人。5歳からエリザベス・ヴァダスの下でピアノを始め、その後フランツ・リスト音楽院でパール・カドシャ、ジェルジ・クルターク、フェレンツ・ラドシュらに学び、さらにロンドンでジョージ・マルコムに師事しました。
シフの活動の中心には、J.S.バッハ、ハイドン、モーツァルト、ベートーヴェン、シューベルト、シューマン、バルトークなどの作品によるリサイタルや全曲演奏があります。ベートーヴェンのピアノ・ソナタ全32曲のリサイタルを2004年から20都市以上で行い、それも含めたこれまでの数々の録音は国際的に最高の賞に輝いています。世界の一流オーケストラや指揮者のほとんどと共演、また弾き振りによるJ.S.バッハ、モーツァルト、ベートーヴェンのピアノ協奏曲の演奏には特に力を入れています。1999年には自身の室内楽オーケストラ、カペラ・アンドレア・バルカを創設、ヨーロッパ室内管と同様、指揮者、ソリストとして緊密な関係を築いており、また若い頃から室内楽にも親しみ多くの音楽祭も主宰しています。これまでにも、エリザベス2世から授与されたナイト爵位や、ライプツィヒ市から贈られたバッハ・メダルをはじめ、国際的に名誉ある数々の受賞・受章をしています。
来日回数も多い。妻はヴァイオリニストの塩川悠子であり、シフは「私は日本という国をとてもよく知っています。本当に特別な国です」と語っています。

〈来日情報〉
サー・アンドラーシュ・シフ ピアノ・リサイタル 2026
時期:2026年3月〜4月
*詳細は後日発表いたします