広島交響楽団
2025「平和の夕べ」コンサート
An Evening of Peace Concert
被爆80周年”Music for Peace”
マリア・ジョアン・ピリスを迎えて
DATE
2025.8.8fri.
19:00
2025年8月8日(金) 19:00 開演(18:00 開場)
VENUE
PROGRAM
- ベートーヴェン
- ピアノ協奏曲第4番ト長調 op.58
- マーラー
- 交響曲第4番ト長調 *
TICKET
- S:14,000円
- A:12,000円
- B:9,000円
- ※小・中・高校生:S・A・Bとも半額(広響事務局と東京オペラシティチケットセンターのみお取り扱い)
主催:公益社団法人 広島交響楽団
マネジメント:KAJIMOTO
TICKET
一般発売
2025年3月23日(日)10:00
出演
指揮:クリスティアン・アルミンク
ピアノ:マリア・ジョアン・ピリス
ソプラノ:石橋栄実 *
癒し、歓び、祈りの「第4番」
「第35回高松宮殿下記念世界文化賞」を受賞したマリア・ジョアン・ピリスと広響の夢の初共演が実現!2022年の復帰以来、日本でのコンチェルト演奏は今回が初となります。
ベートーヴェンとマーラーの「第4番」で世界に向け、音楽による平和のメッセージを届けます。

クリスティアン・アルミンク(指揮)
Christian Arming,Conductor
ウィーン生まれ。ハーガーや小澤征爾のもとで研鑽を積み、ルツェルン歌劇場の音楽監督などを経て、2003~13年に新日本フィル、2011~19年にベルギー王立リエージュ・フィルの音楽監督として活躍。2017年から広島交響楽団の首席客演指揮者を務め、2024年に音楽監督に就任した。
これまでチェコ・フィル、ベルリン・ドイツ響、フランクフルト放送響、ウィーン響、トゥールーズ・キャピトル国立管、ローマ・サンタ・チェチーリア国立管、ボストン響、N響などに招かれ、オペラでは欧米の歌劇場や新日本フィルなとで《ドン・ジョヴァンニ》《サロメ》《ホフマン物語》《フィレンツェの悲劇》などを指揮している。

広島交響楽団
Hiroshima Symphony Orchestra
国際平和文化都市“広島”を拠点に“Music for Peace ~音楽で平和を~”を旗印として活動するプロオーケストラ。2024年よりアルミンクが音楽監督に、徳永二男がミュージック・アドバイザーに就任。下野竜也が桂冠指揮者、秋山和慶が終身名誉指揮者を務めるほか、ウィーン・フィルのコンサートマスター、シュトイデをミュージック・パートナーに、細川俊夫をコンポーザー・イン・レジデンスに、アルゲリッチを平和音楽大使に迎えている。1963年「広島市民交響楽団」として設立し、70年に「広島交響楽団」へ改称。地域に根差した楽団として「広響」の愛称で親しまれる。2023年には創立60周年を迎えた。

マリア・ジョアン・ピリス(ピアノ)
Maria João Pires,Piano
1944年リスボン生まれ。現代を代表するピアニストとして、アバド、ハーディンク、ブロムシュテットらの指揮者とウィーン・フィル、ベルリン・フィルを始めとする各地の主要オーケストラとの共演で世界を魅了してきた。エラートやドイツ・グラモフォンを中心に数多くのレコーディングも行い、特に2回の全集があるモーツァルトのソナタ集やベートーヴェン、シューベルト、ショパンなど多くの銘盤を残してきた。1999年にポルトガルにベルガイシュ芸術研究センターを設立し、ワークショップを通し若い音楽家の育成に励んでいる。
2024年度の高松宮殿下記念世界文化賞を受賞。

石橋栄実(ソプラノ)
Emi Ishibashi,Soprano
大阪音楽大学専攻科修了。ケムニッツ市立劇場《ヘンゼルとグレーテル》のグレーテル役で招かれて以来、新国立劇場公演など数多くのオペラに出演している。また、J.S.バッハ「マタイ受難曲」、メンデルスゾーン 「エリア」、モーツァルト「レクイエム」、ブラームス「ドイツ・レクイエム」、マーラー「交響曲第4番」、ヴェルディ「レクイエム」、ドヴォルザーク「スターバト・マーテル」、オルフ「カルミナ・ブラーナ」などのソリストとして全国のオーケストラと共演。『NHKニューイヤーオペラコンサート』にも出演した。大阪舞台芸術奨励賞、咲くやこの花賞など受賞多数。大阪音楽大学教授。

明子さんのピアノ
このピアノは、1926年 アメリカBaldwin社で製造されました。ロサンゼルスで生まれた少女 河本明子さんが愛用していました。1933年(昭和8年)河本源吉・シヅ子さん夫妻と共に広島に移り住みました。1945年(昭和20年)8月6日 原爆投下。学徒動員での作業中に明子さんは被爆し、翌7日夕方19歳の生涯を閉じました。病名は「急性放射能障害」でした。ピアノも爆風により、多くのガラス破片で傷つきました。
2005年(平成17年)8月、調律師 坂井原浩氏によって困難な修復作業によって音色を甦らせました。8月3日 被爆60周年祈念「被爆ピアノ・チャリティーコンサート」が開催されました。
以来「明子さんのピアノ」は、あの日の出来事を現在へ伝える貴重な「被爆遺品」として、平和の調べを奏でています。
(一般社団法人 HOPE プロジェクト ウェブサイトより)
【募集】
当日ホール・ロビーに「明子さんのピアノ」(被爆ピアノ)を展示するとともに、開場時にピアノを弾いていただくことができます。
試奏をご希望の方は広響事務局まで事前にお申込みください。
お一人1曲(5分以内)で先着3名様とさせていただきます。
*試奏の様子の動画をSNS等でご紹介する場合がございます。
広響事務局
http://hirokyo.or.jp
Tel: 082-532-3080