Tomoki Kitamura
Real-time Vol. 5
"Années de pèlerinage II"

北村朋幹 ピアノ・リサイタル

Pianist :

TOMOKI KITAMURA

©TAKA MAYUMI

DATE

2023.8.23wed.
14:00

2023年8月23日(水) 14:00 開演(13:30 開場)

VENUE

東京/ムジカーザ

PROGRAM

〈追加公演〉
ドビュッシー
ピアノのための練習曲第8番「装飾音のために」
ガルデッラ
高地のソナタ(2021)
ショパン
舟歌 op.60
リスト
巡礼の年 第2年「イタリア」S.161

 
※当初発表していたプログラムから、一部変更となりました

TICKET

  • 全席自由 4,000円

主催:KAJIMOTO
協力:(株)フォンテック

DATE

2023.8.23wed.
19:00

2023年8月23日(水) 19:00 開演(18:30 開場)

VENUE

東京/ムジカーザ

PROGRAM

ドビュッシー
夜想曲
ガルデッラ
高地のソナタ(2021)
ショパン
舟歌 op.60
リスト
巡礼の年 第2年「イタリア」 S.161

 
※当初発表していたプログラムから、一部変更となりました

TICKET

  • 全席自由 4,000円

主催:KAJIMOTO
協力:(株)フォンテック

TICKET

追加公演一般発売
2023年4月2日(日)10:00

前回(Vol.4)会場にて発表しておりました日程(7/23)から公演日が変更になりました。

©TAKA MAYUMI

前回から3回にわたり、リスト「巡礼の年」を取り上げるシリーズ5回目は、〈巡礼の年 第2年「イタリア」〉が核となります。〈第1年スイス〉から数年が経ち、マリー=ダグー侯爵夫人と過ごしたイタリアでの日々から産み落とされた作品集です。夜公演は、若き日のドビュッシーがイタリア留学中に書いたとされる最初期のピアノ曲〈夜想曲〉、また昼の追加公演では、その人生の最後に書かれた〈ピアノのための12の練習曲〉より、”ちょっとイタリアをおもわせる海に浮かんだバルカロールから、かたちを借りている”と本人が形容した、第8曲「装飾音のために」から演奏会が始まります。

MESSAGE

©TAKA MAYUMI

今日ピアノ・ソナタを書くということは、音楽は今でも形式を通して何かを語ることが出来る、そして音楽は自らのその根っこに、開花の気配を感じることがまだ可能なのだ、と信じることでもあります。

この作品ではソナタというものを、我々がほとんど感知できないような場所、“高地”に響く音楽として扱います。それは”言語を形成するというよりもむしろ、独自の声としての”方言の響きなのです。

—フェデリコ・ガルデッラ

太陽の輝き、鮮やかな海の青。
それらがそのまま映し出されたような、光に満ちた言葉で語られるのは、
生について、死について、そして愛。
あまりに饒舌な、イタリアへの旅!