ARTIST
CONDUCTOR

Yukari Saito

齋藤 友香理

東京都出身。桐朋女子高等学校音楽科を経て、桐朋学園大学ピアノ科卒業後、同大学の科目履修生『指揮』に在籍し、黒岩英臣、高関健、梅田俊明の各氏に師事した。2009 年からはローム ミュージック ファンデーションの指揮セミナーで小澤征爾、 湯浅勇治、三ツ石潤司各氏の指導を受ける。その後小澤征爾氏により指揮研修生に選ばれ、特別レッスンを受講する。そして2010 年 9 月にサイトウ・キネン・フェスティバル松本(現セイジ・オザワ松本フェスティバル)で青少年のためのオペラ《ヘンゼルとグレーテル》を指揮し、オペラデビューを果たした。また同年からは一年間、公益財団法人 新日鉄住金文化財団「指揮研究員」として紀尾井ホール室内管弦楽団および東京フィルハーモニー交響楽団で研鑽を積む。

2013 年 9 月からはドイツのドレスデンに拠点を移し、ドレスデン音楽大学大学院指揮科に在籍、G.C.ザンドマン教授に師事し、修了。その間、ドレスデン音楽祭総監督であるヤン・フォーグラーの推薦によりモーリッツブルグ音楽祭に招かれ、ハインリヒ・シフのアシスタント指揮者を務める。2015 年、第 54 回ブザンソン国際指揮者コンクールで聴衆賞とオーケストラ賞を同時受賞。2016 年にはリール国立管弦楽団を指揮し欧州デビューを果たす。また 2017 年には、ウィーンのトーンキュンストラー管弦楽団との公演において、ダニエル・オッテンザマーと共演。2018 年 5~7 月にはバイエルン州立歌劇場で上演されたワーグナー《パルジファル》で、音楽監督キリル・ペトレンコのアシスタントを務めた。
これまでに読売日本交響楽団、東京交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、日本フィルハーモニー交響楽団、群馬交響楽団、大阪フィルハーモニー交響楽団、日本センチュリー交響楽団、兵庫県立芸術文化センター管弦楽団、九州交響楽団を指揮。

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@yukarisaito_2020