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指揮 クリスティアン・アルミンクChristian Arming

PROFILE


国立リエージュ・フィルハーモニー管弦楽団 音楽監督
広島交響楽団 首席客演指揮者



 クリスティアン・アルミンクはこの世代において交響楽、オペラの両分野で最も成功を収めている指揮者のひとりである。

 ウィーン生まれ。ウィーン国立音楽大学でL.ハーガーに学ぶ。1992年から1998年には小澤征爾のもとで研鑽を積み、その緊密な関係がボストン交響楽団(タングルウッド音楽祭)および新日本フィルハーモニー交響楽団との共演へ結びつけた。

 1996年、24歳の若さでチェコのヤナーチェク・フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者として迎えられ、6年間在任。その後、2002年にスイスのルツェルン歌劇場およびルツェルン交響楽団の音楽監督に就任し、翌2003年から2013年には新日本フィルの音楽監督として活躍した。また、2011年から、ベルギーの国立リエージュ・フィルハーモニー管弦楽団の音楽監督、2017年4月から広島交響楽団の首席客演指揮者を務めている。

 これまでにチェコ・フィル、ベルリン・ドイツ響、フランクフルト放送響、ドレスデン・シュターツカペレ、ワイマール・シュターツカペレ、ザルツブルク・モーツァルテウム管、ウィーン響、ベルギー国立管、トゥールーズ・キャピトル国立管、スイス・ロマンド管、ミラノ・ヴェルディ響、RAI国立響、ローマ・サンタ・チェチーリア国立管、プラハ響、バルセロナ響、タンペレ管、ハンブルク州立歌劇場管などヨーロッパのトップ・オーケストラと共演。ほかにも、ボストン響との再共演のほか、シンシナティ響、ヒューストン響 、ユタ響 、コロラド響、バンクーバー響に客演。アジアでもN響、上海響をはじめとする多くのオーケストラに招かれている。

 オペラ指揮者としてもファンが多く、シンシナティ・オペラでブリテンの《ねじの回転》、トリエステのリリコ劇場で《ばらの騎士》、ルツェルン歌劇場で《ボエーム》、ヴェローナ歌劇場で《サロメ》《エレクトラ》、ストラスブール歌劇場で《イーゴリ公》などを指揮して高い評価を得ている。フランクフルト歌劇場とは強い連携関係にあり、《さまよえるオランダ人》《ドン・ジョヴァンニ》《イェヌーファ》《ホフマン物語》に加え、2015年には《ルサルカ》を振った。新日本フィルでは定期的にオペラ・プログラムを組み、《ペレアスとメリザンド》《レオノーレ》、プーランクの《ティレジアスの乳房》《ジャンニ・スキッキ》《サロメ》、ツェムリンスキーの《フィレンツェの悲劇》、《ローエングリン》《こうもり》などに取り組んだ。また、2013年には新演出のツェムリンスキー《こびと》、2014年にはトリノ王立歌劇場の《魔笛》、ハンブルク州立歌劇場のボロディン《イーゴリ公》を指揮している。

 レコーディングも数多く、ヤナーチェク・フィルとのヤナーチェク、シューベルト作品、新日本フィルとのブラームス/交響曲第1番、マーラー/交響曲第3番および第5番のほか、直近ではリエージュ管とのフランク/交響曲ニ短調をリリースし、ディアパゾンドール賞を受賞。加えて、バス・バリトン歌手のエフゲニー・ニキーチンを迎えてのワーグナー・オペラ・アリア集も各国メディアから高評を得ている。

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