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今秋11月、コンセルトヘボウ管が若き天才、次期首席指揮者マケラとともに来日! ―― 5/16(金)から先行発売が始まります 今秋11月、コンセルトヘボウ管が若き天才、次期首席指揮者マケラとともに来日! ―― 5/16(金)から先行発売が始まります

2年ぶりにロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団が来日します。飛ぶ鳥落とす勢いの若き天才、クラウス・マケラの指揮とともに。
お待たせいたしました。5/16(金)から、カジモト・イープラス会員限定先行受付が始まります!

©SimonVanBoxtel

富士電機スーパーコンサート
[クラウス・マケラ指揮 ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団 2025]
https://www.kajimotomusic.com/concerts/2025-rco/

11/17(月)19時  サントリーホール
ブラームス:ピアノ協奏曲第1番 ニ短調 op.15
(ピアノ:アレクサンドル・カントロフ)
バルトーク:管弦楽のための協奏曲

11/18(火)19時  サントリーホール
R.シュトラウス:交響詩「ドン・ファン」op.20
マーラー:交響曲第5番 嬰ハ短調

〈チケット料金〉
S¥38,000 A¥33,000 B¥27,000 C¥21,000 D¥15,000(両日とも)

カジモト・イープラス会員限定先行受付
5/16(金)12時 ~ 19日(月)18時

一般発売:
5月25日(日)10時

前回2023年、コロナ禍が明けて4年ぶりに彼らの音を聴いた時、つくづくこの唯一無二の素晴らしい音が変わらず残っていてよかった!と神に感謝したものです。弦も管も、打楽器までもがとろりと甘美に融け合い、奥行き深く柔らかく、私たち聴き手を包みこむ…。メンバー1人1人の技量の高さは言うまでもなく、1つの文化として結実した妙なる音は、もはや世界遺産。オーケストラを聴く至福です。

もっともこの世界屈指の名門楽団はしばらく首席指揮者不在で、私たちもやきもきしたものでした。しかし、今度こそ(2027年から、ということで「次期」という留保付きではあっても)シェフとともに私たちの前に現れるのです。
フィンランド出身のクラウス・マケラ。現代の若手の中でも最も期待され、世界の一流オーケストラからオファーが絶えず、引っ張りだこの人気天才指揮者とともに。

©Marco Borggreve / Royal Concertgebouw Orchestra

マケラの容姿端麗は言うまでもなく、オーケストラを統率し、コントロールする指揮の技術の高さ、またその音楽の鮮烈さは既にファンの多くがよく知るところ。30歳を前にオスロ・フィル、パリ管を経て、今度はコンセルトヘボウ管、さらにシカゴ響のポストをも兼任するとはただ事ではありません。かつて20世紀半ばに、ベルリン・フィル、フィルハーモニア管、ウィーン国立歌劇場、ミラノ・スカラ座をまたにかけたカラヤンを思い出してしまうほどですが、この事実こそがマケラの器量の実証であるでしょう。
そして彼のもつ音楽的な透明感、純度の高さとともに、さらなる美点として、個々の楽団の個性に重きをおくのもまた好感のもてるところ。例えばオスロ・フィルとのシベリウス、パリ管とのベルリオーズやドビュッシーなどを聴くと、彼らの十八番レパートリーのイメージを裏切るどころか、高めているくらいです。そうなれば、かつて作曲家自らが指揮していたコンセルトヘボウ管とのマーラー、R.シュトラウス、バルトークはいやが上にも期待が増すというもの。戦前のメンゲルベルクや戦後のハイティンクが育み、自分たちが作曲家となったかの如く自発的に響かせるマーラーなどかくや…。
想像に余りありあるというものです。(丁度今、アムステルダムで行われているマーラー・フェスティバルにもマケラ&コンセルトヘボウ管も出演していますね)

©Sasha Gusov

そして、やはり若き天才として名を上げるピアニスト、アレクサンドル・カントロフとの共演はもはや楽しみでしかありません。殊にカントロフがこの数年、日本でのリサイタルでも集中的に取り上げて瞠目されてきたブラームス、その協奏曲となれば。

色んな注目の仕方が可能な今回のコンセルトヘボウ管の日本公演、どうぞご期待ください!

https://www.kajimotomusic.com/concerts/2025-rco/

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