AKIE AMOU
Poesie und Lied

天羽 明惠
ドイツ歌曲シリーズ vol.2

DATE

2024.3.29fri.
18:30

2024年3月29日(金) 18:30 開演(18:00 開場)

PROGRAM

シューベルト
トゥーレの王様 D367 *
糸を紡ぐグレートヒェン D118 *
グレートヒェンの祈り D564 *
ズライカ I D720 *
ズライカ II D717 *
クライン
3つの歌 op.2 *
ウルマン
ハーフィスの詩による歌曲集 op.30 **
シューベルト
星 D939 **
双子座の星に寄せる船人の歌 D360 **
ブルックにて D853 **
ヴォルフ
春に *
ミニョン I *
ミニョン II *
ミニョン III *
ミニョン IV *
散歩 **
火の騎士 **
こうのとりの使い **
戒めに **
ある結婚式 **
問わず語り **
あばよ **

*…天羽 **…萩原

TICKET

  • 全自由席 一般 ¥4,500
  • 学生 ¥4,000
  • ※学生券はカジモト・イープラスでのみ取り扱い

主催:KAJIMOTO

ドイツ歌曲シリーズ 
(うた)が歌となるとき 
Vol.2「憧れ」

ドイツ歌曲の音楽と言葉の美しさを探求するシリーズ


TICKET

一般発売
2023年12月17日(日)10:00

天羽明惠が描く「言葉と歌」の世界

ドイツ・リート(歌曲)は、奥の深い音楽ジャンルである。言葉・音楽・声が渾然一体となっているために、そのすべてを掘り下げることが可能だからだ。作曲家たちは作品を、詩から霊感を受けて書いた。霊感などと言うと、興の赴くままに筆を走らせたかのように聞こえるが、実際には詩全体のコンテクストや、個々の言葉に細心の注意を払い、小宇宙とも呼べる世界を作り上げている。歌手たちは、言葉の意味や、作曲家が和声やモチーフに託した意図を声に乗せるが、優れたリートの演奏では、詩と楽譜の読解力、声による深い感情表現が不可欠となる。しかしそれだからこそ、すべての要素が合致した時には、深い感動が得られる。

天羽明惠が満を期して臨むのは、この「言葉と歌」の世界を、独自の解釈で音にすることである。円熟期にある彼女が、自らのプロデュースで描くリートとは、どんな色合いを放つだろうか。その際天羽は、独墺で活躍し、実績を積んできた友人たちを、共演者として招待する。これにより舞台は、音楽家たちが互いに触発し合う対話の場へと発展するのである。これまでにない新基軸であると同時に、一流の歌い手たちが腕を競い合うという意味でも、期待を抱かされるシリーズである。

城所孝吉(音楽評論)

天羽 明惠(ソプラノ) *
Akie Amou, Soprano

リリックな声で魅了し、内外で高い評価を得ているソプラノ歌手。1995年第6回五島記念文化賞オペラ新人賞受賞。同年、新人の登竜門として知られるラインスベルク音楽祭で、《ナクソス島のアリアドネ》のツェルビネッタをクリスティアン・ティーレマンの指揮で歌い欧州デビュー。ソニア・ノルウェー女王記念第3回国際音楽コンクールに優勝。その後、ドイツを拠点として、ザクセン州立歌劇場、ベルリン・コーミッシェ・オーパーなど、ヨーロッパ各地の歌劇場や音楽祭のオペラなど数多く出演。国内でも、新国立劇場、サントリーホール・ホールオペラや、主要オーケストラの定期公演にソリストとして出演している。サントリーホール・オペラアカデミーのコーチング・ファカルティとして若手の指導にも力を入れている。ロッシーニ協会運営委員。

萩原 潤(バリトン) **
Jun Hagiwara, Bariton

東京藝術大学声楽科卒業、同大学院オペラ研究科修了。文化庁在外派遣研修員としてベルリンへ留学。ベルリン・ハンス・アイスラー音楽大学大学院入学し、最優秀の成績で同大学院を修了。
ドイツのラインスベルク音楽祭に『セヴィリアの理髪師』フィガロ役で出演、その後もヨーロッパ各地で演奏活動行っている。国内においては、二期会公演『ニュルンベルクのマイスタージンガー』、『フィガロの結婚』、『こうもり』、新国立歌劇場公演『トゥーランドット』、『魔笛』パパゲーノ役、『タンホイザー』などに出演。コンサートにおいては『メサイヤ』、『マタイ受難曲』、『カルミナ・ブラーナ』などのソリストとして出演している。2003年五島記念文化財団オペラ新人賞受賞。現在東京藝術大学声楽科准教授。

中川 香奈子(ピアノ)
Kanako Nakagawa, Piano

 12歳よりニューヨーク・ジュリアード音楽院プレカレッジ受講。英国王立音楽大学ピアノ・ソロ科でY.ソロモン教授に師事、演奏家コース及び大学院卒業。その後ドイツ・カールスルーエ国立音楽大学に於いてハルトムート・ヘル/白井光子のリートクラスで研鑽を積み、同大学院で修士課程、及びコンツェルトエグザーメンを最優秀で修了。グラーツ「F.シューベルトと現代曲国際コンクール」リートデュオ部門第2位、及びシューベルト演奏解釈特別賞を受賞。国際H.ヴォルフ協会主催「国際歌曲芸術コンクール」でH.ヴァレンとのデュオで優勝。ドイツ・ラインガウ音楽祭、ヘルシンキ・フェスティバル、クフモ室内楽音楽祭など、リート伴奏者として欧州内多数の演奏会に出演。現在ベルリン・ハンス・アイスラー音楽大学で声楽科専任講師。