ROYAL
CONCERTGEBOUW
ORCHESTRA
JAPAN TOUR 2025

クラウス・マケラ指揮
ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
ピアノ: アレクサンドル・カントロフ

©Yuri Manabe

DATE

2025.11.17mon.
19:00

2025年11月17日(月) 19:00 開演(18:30 開場)

PROGRAM

ブラームス
ピアノ協奏曲第1番 ニ短調 op.15(ピアノ:アレクサンドル・カントロフ)
バルトーク
管弦楽のための協奏曲

TICKET

  • S¥38,000
  • A¥33,000
  • B¥27,000
  • C¥21,000
  • D¥15,000

主催:KAJIMOTO
特別協賛:富士電機株式会社
後援:駐日オランダ王国大使館
協力:ユニバーサル ミュージック合同会社

DATE

2025.11.18tue.
19:00

2025年11月18日(火) 19:00 開演(18:30 開場)

PROGRAM

R.シュトラウス
交響詩「ドン・ファン」op.20
マーラー
交響曲第5番 嬰ハ短調

TICKET

  • S¥38,000
  • A¥33,000
  • B¥27,000
  • C¥21,000
  • D¥15,000

主催:KAJIMOTO
特別協賛:富士電機株式会社
後援:駐日オランダ王国大使館
協力:ユニバーサル ミュージック合同会社

TICKET

カジモト・イープラス会員限定先行受付
2025年5月16日(金)12:00〜5月19日(月)18:00

一般発売
2025年5月25日(日)10:00

※未就学児入場不可

若き天才が名門楽団を指揮するとき
マケラ&コンセルトヘボウ管への期待

2年ぶりにロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団が来日する。前回2023年、コロナ禍が明けて4年ぶりに彼らの音を聴いた時、つくづくこの唯一無二の素晴らしい音が変わらず残っていてよかった!と神に感謝したものだ。弦も管も、打楽器までもがとろりと甘美に融け合い、奥行き深く柔らかく、私たち聴き手を包みこむ・・・。メンバー1人1人の技量の高さは言うまでもなく、1つの文化として結実した妙なる音は、もはや世界遺産。オーケストラを聴く至福である。

もっともこの世界屈指の名門楽団はしばらく首席指揮者不在で、私たちもやきもきしたものだが、今度こそ(2027年から、ということで「次期」という留保付きではあっても)シェフとともに私たちの前に現れる。フィンランド出身のクラウス・マケラ。現代の若手の中でも最も期待され、世界の一流オーケストラから引っ張りだこの人気天才指揮者である。

容姿端麗は言うまでもなく、その指揮の技術の高さ、音楽の鮮烈さは既にファンの多くがよく知るところだ。30歳を前にオスロ・フィル、パリ管を経て、今度はコンセルトヘボウ管、さらにシカゴ響のポストも兼任するとはただ事ではない。この事実こそがマケラの器量の実証であるだろう。そして音楽的純度の高さとともに、彼の美点として、個々の楽団の個性に重きをおくのもまた好感のもてるところで、オスロ・フィルとのシベリウス、パリ管とのベルリオーズやドビュッシーなどは、彼らの十八番レパートリーを裏切るどころか、高めているくらいだ。そうなれば、今度のコンセルトヘボウ管とのマーラー、R.シュトラウス、バルトークはいやが上にも期待が増す。想像に余りある。そして、やはり若き天才として名を上げるピアニスト、A.カントロフとのブラームスの協奏曲はもはや楽しみでしかない。


クラウス・マケラ(指揮)
Klaus Mäkelä, Conductor

フィンランド出身。現代の指揮界で引っ張りだこの存在で、オスロ・フィルやパリ管のシェフを経て2027年からはコンセルトヘボウ管の首席指揮者。同シーズンからシカゴ響の音楽監督にも就任予定。コンセルトヘボウ管とは2024/25年シーズンにシューマンやマーラーの交響曲をツアーや音楽祭で披露し、ロンドン響、クリーヴランド管、ベルリン・フィルにも客演。初共演のウィーン・フィルとは、ウィーンでの公演とツアーも行う。名門デッカと専属契約を結び、その録音の数々は注目される。


ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
Royal Concertgebouw Orchestra

1888年創立。世界最高のオーケストラの一つで、「ビロードのような弦」「黄金の金管」「際立った個性の木管」が融け合う類稀な響きが称えられてきた。25カ国120人以上の奏者で構成され、大人数とは思えぬ親密さで演奏する。マーラーやR.シュトラウスらも指揮をし、J.アダムズ、G.ベンジャミンら現代の作曲家たちとも常に密な関係を築く。これまでの首席指揮者はメンゲルベルク、ハイティンク、シャイー、ヤンソンスほかの7人で、2027年シーズンからはマケラが就任する。録音は国際的な賞も多く、2004年には自主レーベル「RCO Live」を立ち上げた。ほかにも動画、公演の配信、ラジオやテレビの定期放送を行うなど、活動を広げている。


アレクサンドル・カントロフ(ピアノ)
Alexandre Kantorow, Piano


2019年のチャイコフスキー国際コンクールで、フランスのピアニストとして初優勝。パッパーノ、ゲルギエフらの指揮者やパリ管、ミュンヘン・フィルなどと共演。アムステルダムのコンセルトヘボウ、フィラルモニー・ド・パリなどの著名ホールで演奏し、ヴェルビエ、ラヴィニアなどの国際音楽祭に出演。2024年には、フランス大統領より国家功労勲章シュヴァリエの称号を授与され、同年、国際的に最も権威のある賞のひとつであるギルモア・アーティスト賞を歴代最年少で受賞した。さらに7月には、パリで開催されたオリンピック開会式に出演し、ラヴェルの《水の戯れ》を演奏。その演奏は世界中の注目を集めた。

Antonín Dvořák – Symphony No. 9 ‘From the New World’ – Klaus Mäkelä | Made in America

Klaus Mäkelä lead the Royal Concertgebouw Orchestra in Bruckner’s monumental Fifth

Beethoven: Symphony No.3 Eroica – Klaus Mäkelä, Royal Concertgebouw Orchestra


SCHEDULE

2025 11.11 tue.

[プログラムA]

2025 11.13 thu.

[プログラムA]

2025 11.15 sat.

2025 11.16 sun.

2025 11.17 mon.

[プログラムA]

2025 11.18 tue.

[プログラムB]

PROGRAMA

ブラームス
ピアノ協奏曲第1番 ニ短調 op.15(ピアノ:アレクサンドル・カントロフ)
バルトーク
管弦楽のための協奏曲

PROGRAMB

R.シュトラウス
交響詩「ドン・ファン」op.20
マーラー
交響曲第5番 嬰ハ短調