KAZUHITO YAMANE
J.S.BACH
COMPLETE
SONATAS & PARTITAS
FOR VIOLIN SOLO
山根一仁
J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ全曲演奏会
DATE
2024.11.4mon.holiday
14:00
2024年11月4日(月.祝) 14:00 開演(13:30 開場)
VENUE
東京/トッパンホール
PROGRAM
- J.S.バッハ
- 無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番 ト短調 BWV1001
無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第1番 ロ短調 BWV1002
無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番 イ短調 BWV1003
無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番 ニ短調 BWV1004
無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番 ハ長調 BWV1005
無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第3番 ホ長調 BWV1006
TICKET
- 全指定席¥6,000
主催:KAJIMOTO
協力:キングレコード株式会社
TICKET
一般発売 2024年7月27日(土)10:00
Thank you! SOLD OUT
関係者席解放に伴う追加発売2024年10月30日(水)18:00 ~ 11月3日(日・祝)18:00
*当日引換
当日券
2024年11月4日(月・祝)13:00〜
*会場にて若干枚数のみ
僕の「真ん中」にある音楽、J.S.バッハ
20歳の時、ドイツに行った僕は、それまでに自分が積み重ねたものを一度取り壊しました。昨日までの自分を破壊することが、芸術家として生きてゆくために必要な行為だと考えたのです。そんな時、最初に改めて構築を始めたのがバッハへの向き合い方であり、その礎の上で今日の僕の「真ん中」は変化を続けています。
一枚目のCDをバッハの無伴奏全曲にするという今回の挑戦は、これまでの道のりの集大成であると同時に、次の10年、20年を見据えた上での新たなスタートにもなるでしょう。
今、6月の雨でお化粧をした紫陽花をぼんやりと眺めながらこの文章を書いています。11月、街中の葉が色づく頃に、僕はどんな音楽を心の中に芽吹かせているのか。ほんの少しの期待感を持ちながら・・・
山根一仁
山根一仁(ヴァイオリン)
Kazuhito Yamane, violin
独自の鋭い感性と鮮烈なテクニックをもって、真摯に作品に取り組むヴァイオリニスト。
近年J.S.バッハ作品の演奏に力を入れており、2022年から2023年にかけてトッパンホールで開催されたJ.S.バッハ無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ&パルティータ全曲演奏会(全2回)は、大きな反響を呼んだ。2024年は満を持して全曲一挙演奏に取り組む。2024年9月キングレコードから「J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ全曲集」をリリース。
1995年札幌生まれ。
中学校3年在学中の2010年に第79回日本音楽コンクール第1位、およびレウカディア賞、黒栁賞、鷲見賞、岩谷賞(聴衆賞)並びに全部門を通し最も印象的な演奏・作品に贈られる増沢賞を受賞。同コンクールで中学生の1位は26年ぶりの快挙であった。
以後、桐朋女子高等学校音楽科(共学)に全額免除特待生として迎えられ2014年3月に首席で卒業。高校在学中より国内外の音楽祭、マスタークラスでソロ、室内楽ともに研鑽を積み音楽賞、ディプロマなど数多く受賞した。
これまでバーミンガム市響、プラハ=カメラータ、N響、新日本フィル、東京シティ・フィル、日本フィル、都響、東響、札幌響、山形響、京響、大阪フィル、名古屋フィル、アンサンブル金沢など国内外のオーケストラと共演するほか、ベルリン・フィル五重奏団、M.ヴェンゲーロフ、P.ウィスペルウェイ、N.メンケマイヤーらとの共演などでも注目を集める。東急ジルベスターコンサート、NHK『ららら♪クラシック』、NHK-FM『名曲リサイタル』、テレビ朝日『題名のない音楽会』などテレビ・ラジオの出演も多い。
2010年度横浜市教育委員会表彰。第60回横浜文化賞文化・芸術奨励賞(最年少)、第2回岩谷時子音楽財団『Foundation for Youth 賞』、2015年度青山音楽賞新人賞、第26回出光音楽賞、第19回ホテルオークラ賞などを受賞している。
これまでに故富岡萬、水野佐知香、原田幸一郎の各氏に、またドイツ国立ミュンヘン音楽演劇大学ではクリストフ・ポッペンに師事。