Tomoki Kitamura
Real-time Vol. 6
“Années de pèlerinage III”

北村朋幹 ピアノ・リサイタル

Pianist :

TOMOKI KITAMURA

©TAKA MAYUMI

DATE

2023.12.24sun.
14:00

2023年12月24日(日) 14:00 開演(13:30 開場)

VENUE

東京/ムジカーザ

PROGRAM

ワーグナー/グールド
ジークフリート牧歌
フランク
前奏曲、コラールとフーガ
リスト
巡礼の年第3年 S. 163

TICKET

  • 全席自由 4,000円

主催:KAJIMOTO
協力:(株)フォンテック

DATE

2023.12.24sun.
19:00

2023年12月24日(日) 19:00 開演(18:30 開場)

VENUE

東京/ムジカーザ

PROGRAM

リスト
巡礼の年第3年 S.163 より
ノーノ
.....苦悩に満ちながらも晴朗な波... (1976)
[エレクトロニクス:有馬純寿]
シャリーノ
水の都で迷子 (1991)
リスト
巡礼の年第3年 S.163 より
メシアン
愛の教会のまなざし(「幼児イエスに注ぐ20のまなざし」より)

※当初の発表から曲目が一部変更になりました。

TICKET

  • 全席自由 4,000円

主催:KAJIMOTO
協力:(株)フォンテック

TICKET

一般発売
Thank you! SOLD OUT
2023年9月10日(日)10:00

©TAKA MAYUMI

Vol.4から3回にわたり、リスト「巡礼の年」を取り上げるシリーズもいよいよ最終章。今回は〈巡礼の年第3年〉に、イタリアという土地に漂う鐘や水の響き、そしてリストという存在が直接的・間接的に影響を与えた、後世の作曲家たちによる様々な曲目が呼応します。

MESSAGE

©TAKA MAYUMI

あの頃もっとも近くにいた人たちはみな、旅立っていった。
今は沢山の弟子に囲まれながら、若き日の、あらゆる想いのつまったスイスへの旅を振り返る。
„この曲集は今でも気に入っているよ“

生きている限り、人は誰かから与えられ、誰かに与える。
フランツ・リストは人々に、我々に、何を与えてくれたのだろう。
鐘の音、水の香りに包まれながら、約40年ぶりにひらくアルバム。
“巡礼の年”、最終章。


PROFILE

北村朋幹(ピアノ)

愛知県生まれ。3歳よりピアノを始め、浜松国際ピアノ・コンクール第3位、シドニー国際ピアノ・コンクール第5位ならびに3つの特別賞、リーズ国際ピアノ・コンクール第5位、ボン・テレコム・ベートーヴェン国際ピアノ・コンクール第2位などを受賞。

第3回東京音楽コンクールにおいて第1位ならびに審査員大賞(全部門共通)受賞、以来日本国内をはじめヨーロッパ各地で、オーケストラとの共演、リサイタル、室内楽、そして古楽器による演奏活動を定期的に行っている。その演奏は「類稀なる時間の感覚。まるで素晴らしい指揮者によるオーケストラの演奏を聴いているよう(パヴェル・ギリロフ)」「卓抜な詩的感性、そして哲学的叡智を具えた芸術家(濱田滋郎)」などと評されている。

2022年10月、びわ湖ホールで行った「北村朋幹 20世紀のピアノ作品(ジョン・ケージと20世紀の邦人ピアノ作品)」が、第22回(2022年度)佐治敬三賞受賞。 2019年からは自身のリサイタル企画「Real-time」を展開している。

録音は「遙かなる恋人に寄す―シューマン「幻想曲」からの展望―」(2011)、「夜の肖像」(2014)、「黄昏に― ブラームス/リスト/ベルク作品集」(2016)、「Bagatellen」(2019)、「ケージ プリペアド・ピアノのためのソナタとインターリュード」(2021) がそれぞれフォンテックから発売され、レコード芸術誌をはじめとする主要な音楽メディアにおいて好評を得ている。

東京藝術大学に入学、2011年よりベルリン芸術大学ピアノ科で学び最優秀の成績で卒業。またフランクフルト音楽・舞台芸術大学では歴史的奏法の研究に取り組んだ。
これまでに伊藤恵、エヴァ・ポブウォツカ、ライナー・ベッカー、イェスパー・クリステンセンの各氏に師事。
ベルリン在住。

有馬純寿(エレクトロニクス)
*19時公演のみの出演

1965年生まれ。エレクトロニクスやコンピュータを用いた音響表現を中心に、現代音楽、即興演奏などジャンルを横断する活動を展開。
これまでに数多くの演奏会で電子音響の演奏や音響技術を手がけ高い評価を得ている。2012年より国内外の現代音楽シーンで活躍する演奏家たちと現代音楽アンサンブル「東京現音計画」をスタートする。第63回芸術選奨文部科学大臣新人賞芸術振興部門受賞のほか、秋吉台国際芸術村「ペルセポリス」ソリスト、東京現音計画、東京シンフォニエッタのメンバーとして、サントリー芸術財団佐治敬三賞をこれまで複数回受賞している。国内外の実験的音楽家や即興演奏家とのセッションや、美術家とのコラボレーションも多い。
帝塚山学院大学リベラルアーツ学科准教授、東京音楽大学大学院特任教授、京都市立芸術大学非常勤講師。