TEIKO MAEHASHI
AFTERNOON
CONCERT
VOL.18

前橋汀子
アフタヌーン・コンサート Vol.18
演奏活動60周年記念公演

Violinist

Teiko Maehashi

©篠山紀信

今年、演奏活動60周年を迎えることができました。
2022年6月19日(日)に第18回「前橋汀子 アフタヌーン・コンサート」を開催します。
前半の曲目はベートーヴェンとフランクのソナタです。後半は小品の名曲集。
皆様に聴いていただけるのを大変楽しみにしております。

前橋汀子

DATE

2022.6.19sun.
14:00

2022年6月19日(日) 14:00 開演(13:15 開場)

PROGRAM

ベートーヴェン:
ヴァイオリン・ソナタ 第5番 ヘ長調 op.24 「春」
フランク:
ヴァイオリン・ソナタ イ長調
ドヴォルザーク(クライスラー編):
わが母の教え給いし歌
ドヴォルザーク(クライスラー編):
スラヴ舞曲 op.72-2
パガニーニ(クライスラー編):
ラ・カンパネラ
ファリャ(クライスラー編):
スペイン舞曲第1番(歌劇「はかなき人生」より)
ドビュッシー(ハルトマン編):
亜麻色の髪の乙女
マスネ:
タイスの瞑想曲
ブラームス(ヨアヒム編):
ハンガリー舞曲 第1番、第5番

TICKET

  • 全指定席¥3,500(税込)

主催:KAJIMOTO
協力:株式会社ソニーミュージックレーベルズ
協賛:株式会社集英社

出演

ヴァイオリン:前橋 汀子

©篠山紀信

2022年に演奏活動60周年を迎えた前橋汀子は、日本を代表する国際的ヴァイオリニストとして、その優雅さと円熟味あふれる演奏で、多くの聴衆を魅了し続けている。これまでにベルリン・フィルを始めとする世界一流の多くのアーティストとの共演を重ねてきた。近年、小品を中心とした親しみやすいプログラムによるリサイタルを全国各地で展開。一方、バッハ「無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ&パルティ―タ」全曲演奏会や、2014年からは原田禎夫(チェロ)、久保田巧(ヴァイオリン)、川本嘉子(ヴィオラ)と共に弦楽四重奏の演奏会を行うなど、室内楽にも意欲的に取り組んでいる。最新CDは自身2度目の録音となる「バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ&パルティータ全集」が2019年8月に発売。著書「私のヴァイオリン 前橋汀子回想録」が早川書房より、最新刊「ヴァイオリニストの第五楽章」が日本経済新聞出版より2020年11月に出版されている。

2004年日本芸術院賞、2007年第37回エクソンモービル(現・ENEOS音楽賞)音楽賞洋楽部門本賞を受賞。2011年春に紫綬褒章、2017年春に旭日小綬章を受章。

使用楽器は1736年製作のデル・ジェス・グァルネリウス。

ピアノ:ヴァハン・マルディロシアン

1975年アルメニア出身。1993年にパリ音楽院に入学しジャック・ルヴィエに学ぶ。ピアノと室内楽で優秀な成績を修めて首席で卒業し、フランスを始めヨーロッパ各国や北米、アジア各国でリサイタル活動を行った他、イヴリー・ギトリス、ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ等世界的な演奏家と共演を重ねてきた。現代音楽にも造詣が深く、作曲家エリック・タンギーより献呈を受けたピアノ・ソナタ第2番の初演に際してはル・モンド紙が「驚くべきピアニスト!」の見出しで半ページに渡って称賛された。

2006年にニューヨークの指揮者セミナーに招かれクルト・マズアに学んで以来、指揮者としても活動。現在はベルギーのワロニー王立室内管弦楽団の音楽監督と中国の香港市室内管弦楽団の首席指揮者を務めている他、フランス国立管弦楽団やアーヘン交響楽団、プラハ放送交響楽団、ロシア国立交響楽団などに客演。日本では2014年に東京フィルハーモニー交響楽団に客演して以来、NHK 交響楽団、日本フィルハーモニー交響楽団、関西フィルハーモニー管弦楽団、九州交響楽団などに客演し、いずれも高い評価を得た。ピアノと指揮を両方務める弾き振りも得意とし、中でも他に類を見ないグリーグのピアノ協奏曲の演奏は話題を集めた。