TAKUMI KUBOTA
VIOLIN RECITAL

久保田巧
ヴァイオリンは歌う Vol.2
となりの国々から

Violinist :

TAKUMI KUBOTA

ヨーロッパの国境は、時代によって動くことが珍しくありません。統合されて大きな国になったり、また分裂したり。現代を生きる私たちの目の前で、今も動いています。

「ヴァイオリンは歌う」シリーズ第1回でお聴きいただいたウィーン。その周辺は、一つの国だったり隣国になったり、という土地に囲まれています。違いはあってもとても親しく近しい「となり」の国々から、美しい歌をお届けいたします。

久保田巧

DATE

2022.6.26sun.
15:00

2022年6月26日(日) 15:00 開演(14:30 開場)

VENUE

東京/トッパンホール

PROGRAM

ベートーヴェン
ヴァイオリン・ソナタ第8番 ト長調 op.30-3
シューマン
幻想小曲集 op.73
ドヴォルザーク
ロマンス へ短調 op.11
R.シュトラウス
ヴァイオリン・ソナタ 変ホ長調 op.18

TICKET

  • 全指定席 ¥5,500

一般発売:4月23日(土) 10:00

主催 : KAJIMOTO

出演

ヴァイオリン:久保田巧

© 藤本史昭

東京生まれ。4歳よりヴァイオリンを始め、福島幸雄、西島英子、外山滋、江藤俊哉の各氏に師事。桐朋女子高等学校音楽科を経て、ウィーン・フィルの名コンサートマスター、ヴォルフガング・シュナイダーハン氏に師事。

1983年第2回フリッツ・クライスラー国際コンクール第2位、第3回ミケランジェロ・アバド国際音楽コンクール第1位、そして1984年ミュンヘン国際コンクールに日本人初優勝、一躍楽壇の注目を集める。サヴァリッシュ、ギーレン、サハロフとの名共演はいまだ印象深い。最近はパウル・グルダをパートナーとし、08年ブラームス:ソナタ全曲演奏会は、緻密で熟成深いアプローチと各紙で絶賛を浴びた。

数々のCDには、クライスラー、シューベルト、ベートーヴェン、プロコフィエフなどの作品を収め、04年「バッハ:無伴奏パルティータ全曲」はレコード芸術の特選盤に選出、08年グルダとの「ブラームス:ソナタ全集」も名盤として評価を得ている。 サイトウ・キネン・オーケストラや水戸室内管でも長年に渡り活躍、桐朋学園大学教授、国立音楽大学客員教授として後進の指導にあたるほか、オリジナリティ溢れる子供教育公演も好評を博している。

ピアノ:津田裕也

(c)Christine Fiedler

仙台市生まれ。東京藝術大学、同大学院修士課程を経て、ベルリン芸術大学においてパスカル・ドヴァイヨン氏に師事。2007年仙台国際音楽コンクールにて第1位、および聴衆賞、駐日フランス大使賞を受賞。11年ミュンヘン国際コンクール特別賞受賞。

ソリストとして日本各地のオーケストラと共演するほか、仙台クラシックフェスティバル、武生国際音楽祭、木曽音楽祭などに定期的に招かれる。室内楽活動にも積極的で、多くの著名な音楽家と共演を重ねる。特に、白井圭(vn)、門脇大樹(vc)とはトリオ・アコードを結成し、国内各地で演奏。ベートーヴェンを収録したトリオ初のCDをリリースし、高く評価される。

パスカル・ドヴァイヨン、ガブリエル・タッキーノ、ゴールドベルク山根美代子、角野裕、渋谷るり子の各氏に師事。東京藝術大学准教授。