WIENER
RING-ENSEMBLE
NEW YEAR CONCERT 2020

ウィーン・リング・アンサンブル ニューイヤー・コンサート 2020

NEWS

DATE

2020.1.7tue.
19:00

2020年1月7日(火) 19:00 開演(18:30 開場)

PROGRAM

J.シュトラウス2世
オペレッタ「ジプシー男爵」序曲
ヨーゼフ・シュトラウス
ワルツ「うわごと」
J.シュトラウス1世
ジプシー・ギャロップ
J.シュトラウス2世
エジプト行進曲
ツィーラー
ワルツ「ウィーン娘」
ヨーゼフ・シュトラウス
ジョッキー・ポルカ
ベートーヴェン・メドレー (生誕250年記念)
J.シュトラウス2世
ワルツ「酒、女、歌」
ツィーラー
ぶどう畑のギャロップ
J.シュトラウス2世
謝肉祭のための大カドリーユ
ランナー
ワルツ「求婚者たち」
ヨーゼフ・シュトラウス
スポーツ・ポルカ

TICKET

  • S¥9,000
  • A¥7,000
  • B¥5,000

主催 : KAJIMOTO
後援 :オーストリア大使館

DATE

2020.1.4sat.
17:00

2020年1月4日(土) 17:00 開演( 開場)

PROGRAM

J.シュトラウス2世
オペレッタ「ジプシー男爵」序曲
ヨーゼフ・シュトラウス
ワルツ「うわごと」
J.シュトラウス1世
ジプシー・ギャロップ
J.シュトラウス2世
エジプト行進曲
ツィーラー
ワルツ「ウィーン娘」
ヨーゼフ・シュトラウス
ジョッキー・ポルカ
ベートーヴェン・メドレー (生誕250年記念)
J.シュトラウス2世
ワルツ「酒、女、歌」
ツィーラー
ぶどう畑のギャロップ
J.シュトラウス2世
謝肉祭のための大カドリーユ
ランナー
ワルツ「求婚者たち」
ヨーゼフ・シュトラウス
スポーツ・ポルカ

DATE

2020.1.9thu.
19:00

2020年1月9日(木) 19:00 開演( 開場)

PROGRAM

J.シュトラウス2世
オペレッタ「ジプシー男爵」序曲
ヨーゼフ・シュトラウス
ワルツ「うわごと」
J.シュトラウス1世
ジプシー・ギャロップ
J.シュトラウス2世
エジプト行進曲
ツィーラー
ワルツ「ウィーン娘」
ヨーゼフ・シュトラウス
ジョッキー・ポルカ
ベートーヴェン・メドレー (生誕250年記念)
J.シュトラウス2世
ワルツ「酒、女、歌」
ツィーラー
ぶどう畑のギャロップ
J.シュトラウス2世
謝肉祭のための大カドリーユ
ランナー
ワルツ「求婚者たち」
ヨーゼフ・シュトラウス
スポーツ・ポルカ

ウィーンから正月の風物詩を届けて30回!

TEXT BY KAJIMOTO

華やかなりし楽都ウィーンの文化が育んだウィーン・フィル(VPO)。このVPOが元旦にシュトラウス・ファミリーのワルツ、ポルカを中心としたニューイヤーコンサートを始めたのが1941年。そしていつしか、それは世界中に衛星生中継されるようになり、この日本でも、お正月だからVPOニューイヤーが似合うのか、VPOニューイヤーがあるからお正月を感じるのか、どちらだかわからなくなるくらい、それは年明けの寛ぎの風物詩となった。

そのVPOの首席奏者たち9人が、VPOニューイヤーのエッセンスを届けようと、ウィーン・リング・アンサンブルとして来日公演を初めて行ったのが1991年。ただしそれは3月であり、カザルスホールだった。元旦のVPOニューイヤー直後に飛行機に乗り、日本でも毎年1月あたまにサントリーホールで行うようになったのは1993年から。それが積み重なり、ついに今度で30回目となる。もう30回!

それだけたてばリング・アンサンブルのメンバーも変わっていき、当初からいるのはコンサートマスターのキュッヒルとヴィオラのコルだけだ。しかし現時点でベテランと中堅、若手のバランスは最良で(老練のコクと若手の鮮やかさのバランスと言ってもいい)、それを音楽的にも精神的にもVPOの支柱であった名匠キュッヒルが引っ張る。リング・アンサンブルの醸し出すVPOのエッセンスというべき、あたたかい息遣い、柔らかく歌う艶っぽい響き、ウィーンの音楽家しか出せないワルツでの洒落たアクセント、ポルカでの素朴で田舎くさい活気…すべてが特別だ。これらが渾然一体となって会場を極上のお酒のような香気で満たし、聴衆を酔わす。いつまでもそこにいたくなるような、昔から変わらない、しかし確かに現代にもアップデートされた響きだ。年明けはこうじゃなきゃ。

VPOメンバーならではの、生誕250年を迎えるベートーヴェン・メドレーを含め、すべてに期待を!

PROFILE

ウィーン・リング・アンサンブル
Wiener Ring-Ensemble

ウィーンの旧市街を取り巻くこの街ならではのみごとな環状道路、“リング”にちなんで命名されたこのアンサンブルは、まさにウィーンの音楽を演奏するために結成された。

2016年までウィーン・フィルの名コンサートマスターとして同団を率いたライナー・キュッヒルを中心に、ヴァイオリン2人、ヴィオラ、チェロ、コントラバス、フルート、ホルン各1人にクラリネット2人の9人編成で、ウィーン・フィルの腕利きの主要メンバーたちである。

ウィーン情緒の香り高いシュトラウス・ファミリーやツィーラー、ランナーたちのワルツ、ポルカの演奏は、ウィーンに寄せる彼らの愛情と誇りを痛感させ、聴く者をこの上ない幸福感で満たしてくれる。

ウィーン楽友協会での年末恒例のコンサート・シリーズでは、1999年以降、ウィーン・リング・アンサンブルの演奏会が毎年ブラームスザールで行われ、地元ウィーン子の絶賛を集めている。2002年夏には、ルツェルン・フェスティバルに招待された。

日本へは1991年に初来日し、引き続き1993年以降毎年のように来日。ウィーンでの「ウィーン・フィルのニューイヤーコンサート」に出演後、すぐに日本へ駆けつけてニューイヤーコンサートを行い、本場の響きと香りをそっくり日本のファンに届けている。

1998年には長野オリンピック文化・芸術祭参加公演に選ばれ、現地で2回の演奏会を行った。その他、度重なるテレビ放映、CDで、日本でもすっかりおなじみの存在である。

2019年から、クラリネットにD.オッテンザマーとA.ラドシュテッター、ホルンにR.ヤネシッツが参加。2020年は来日30回目の記念ツアーとなる。

MEMBER

ヴァイオリン:ライナー・キュッヒル/ダニエル・フロシャウアー
ヴィオラ:ハインリヒ・コル
チェロ:ロベルト・ナジ
コントラバス:ミヒャエル・ブラデラー
フルート:カール=ハインツ・シュッツ
クラリネット:ダニエル・オッテンザマー/アレックス・ラドシュテッター
ホルン:ロナルド・ヤネシッツ

SCHEDULE

2020 1.7 tue.

[プログラムA]

2020 1.4 sat.

[プログラムA]

2020 1.9 thu.

[プログラムA]

PROGRAMA

J.シュトラウス2世
オペレッタ「ジプシー男爵」序曲
ヨーゼフ・シュトラウス
ワルツ「うわごと」
J.シュトラウス1世
ジプシー・ギャロップ
J.シュトラウス2世
エジプト行進曲
ツィーラー
ワルツ「ウィーン娘」
ヨーゼフ・シュトラウス
ジョッキー・ポルカ
ベートーヴェン・メドレー (生誕250年記念)
J.シュトラウス2世
ワルツ「酒、女、歌」
ツィーラー
ぶどう畑のギャロップ
J.シュトラウス2世
謝肉祭のための大カドリーユ
ランナー
ワルツ「求婚者たち」
ヨーゼフ・シュトラウス
スポーツ・ポルカ