ORCHESTRE DE PARIS
CONCERT 2020
トゥガン・ソヒエフ指揮
パリ管弦楽団
来日公演2020
Conductor:
Tugan Sokhiev
SCHEDULE
2020 10.21 wed.
2020 10.22 thu.
2020 10.23 fri.
2020 10.24 sat.
2020 10.26 mon.
PROGRAMA
- ラフマニノフ
- ピアノ協奏曲第3番 ニ短調 op.30
(ピアノ:ルーカス・ゲニューシャス) - プロコフィエフ
- バレエ音楽「ロメオとジュリエット」
※トゥガン・ソヒエフによる抜粋版
PROGRAMB
- ドビュッシー
- 牧神の午後への前奏曲
- サン=サーンス
- ヴァイオリン協奏曲第3番
(ヴァイオリン:ギル・シャハム) - ストラヴィンスキー
- バレエ音楽「春の祭典」
PROGRAMC
- ドビュッシー
- 牧神の午後への前奏曲
- サン=サーンス
- ヴァイオリン協奏曲第3番
(ヴァイオリン:ギル・シャハム) - ドビュッシー
- 交響詩「海」
- ラヴェル
- 「ダフニスとクロエ」第2組曲
PROFILE
パリ管弦楽団
Orchestre de Paris
1828年に産声をあげたパリ音楽院演奏会教会を前身とするパリ管弦楽団は、1967年に初代音楽監督ミュンシュのもと誕生した。以来、カラヤン、ショルティ、バレンボイム、ビシュコフ、ドホナーニ、エッシェンバッハ、P.ヤルヴィ、ハーディングがその任にあり、世界での指折りのオーケストラの地位を確立している。2015年に開館した新ホール、フィラルモニー・ド・パリのプリンシパル・レジデント・オーケストラであり、唯一無二の美麗で豊富な音色を誇る。長きにわたる「フランス音楽の伝統の擁護者」である彼らは、メシアンやブーレーズらの作品初演はもとよりレジデント・コンポーザー制度で数多くの新作を紹介するなど、同時代の音楽についても大きな貢献をしてきた。アウトリーチや視聴覚メディアを通じた演奏など、きわめて多様なかたちで活動を拡げ、現在は以前にも増して若い聴衆の開拓と育成に情熱を注いでいる。海外ツアーや録音も多い。
トゥガン・ソヒエフ(指揮)
Tugan Sokhiev, Conductor
1977年ロシアに生まれ、サンクトペテルブルクでムーシンに師事。現在トゥールーズ・キャピトル国立管の芸術監督および、ボリショイ劇場の音楽監督・首席指揮者。2015/16年シーズンまでベルリン・ドイツ響の音楽監督でもあった。2005年にトゥールーズ・キャピトル管との演奏がフランス音楽批評家組合の「今年の音楽的発見」賞を受賞。同世代でももっとも高く評価されている指揮者のひとりで、彼が指揮をすれば、瞬く間に楽団、聴衆、批評家に卓越した音楽家であることを印象付ける。ベルリン・フィル、ウィーン・フィル、コンセルトヘボウ管、シカゴ響、ボストン響、フィラデルフィア管、ロンドン響、ゲヴァントハウス管、サンタ・チェチーリア国立管、フランス国立管、N響などに客演し、マリインスキー劇場やメトロポリタン歌劇場、エクサンプロヴァンス音楽祭でのオペラ指揮も多く、現代でも屈指の指揮者のひとりである。録音も数多い。
ギル・シャハム(ヴァイオリン)
Gil Shaham,Violin
1971年米国イリノイ州生まれ。完璧なテクニック、比類なき優しさと寛大な心を併せ持つ、現代で最も傑出したヴァイオリニストに一人。常に名高い指揮者やオーケストラからソリストとして招かれ、世界有数の地でのコンサートや音楽祭に出演している。ベルリン・フィル、コンセルトヘボウ管、パリ管、ボストン響、シカゴ響、イスラエル・フィルなどと定期的に共演。モントリオールやシュトゥットガルトでは長年アーティスト・イン・レジデンスを務めてきた。また広大なレパートリーの中には近現代曲も多く、「1930年代ヴァイオリン協奏曲」と題したプロジェクトの一環では、バーバー、バルトーク、ベルク、コルンゴルト、プロコフィエフなどの作品を追究してきた。
使用楽器は、1699年製のストラディヴァリウス「ポリニャック侯爵夫人」。