GEWANDHAUS
ORCHESTER
LEIPZIG
アンドリス・ネルソンス指揮
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団
2019年5月来日ツアー
Kapellmeister, Conductor:
ANDRIS NELSONS
注目の新カペルマイスターとのコンビ、初来日!世界最古のシンフォニー・オーケストラが切り拓く新たな伝統。
DATE
2019.5.28tue.
19:00
2019年5月28日(火) 19:00 開演(18:30 開場)
VENUE
東京/サントリーホール
PROGRAM
- ショスタコーヴィチ
- ヴァイオリン協奏曲第1番 イ短調 op.77
(ヴァイオリン:バイバ・スクリデ) - チャイコフスキー
- 交響曲第5番 ホ短調 op.64
TICKET
- S¥32,000
- A¥27,000
- B¥22,000
- C¥17,000
- D¥13,000
- プラチナ券¥37,000
主催 : KAJIMOTO
特別協賛 : 大和証券グループ
DATE
2019.5.30thu.
19:00
2019年5月30日(木) 19:00 開演(18:30 開場)
VENUE
東京/サントリーホール
PROGRAM
- ブルックナー
- 交響曲第5番 変ロ長調
TICKET
- S¥32,000
- A¥27,000
- B¥22,000
- C¥17,000
- D¥13,000
- プラチナ券¥37,000
主催 : KAJIMOTO
特別協賛:大和証券グループ
DATE
2019.6.1sat.
14:00
2019年6月1日(土) 14:00 開演(13:15 開場)
VENUE
PROGRAM
- ショスタコーヴィチ
- ヴァイオリン協奏曲第1番 イ短調 op.77
(ヴァイオリン:バイバ・スクリデ) - ブラームス
- 交響曲第1番 ハ短調 op.68
TICKET
- S¥23,000
- A¥20,000
- B¥17,000
- C¥14,000
- D¥10,000
主催 : KAJIMOTO
特別協賛:大和証券グループ
共催:兵庫県立芸術文化センター
DATE
2019.6.2sun.
14:00
2019年6月2日(日) 14:00 開演(13:00 開場)
VENUE
大阪/ザ・シンフォニーホール
PROGRAM
- マーラー
- 「さすらう若人の歌」から
朝の野辺を歩けば
歌曲集「子供の不思議な角笛」から
塔の中の囚人の歌
トランペットが美しく鳴り響くところ
浮世の生活
天上の生活 (交響曲第4番から)
原光 (交響曲第2番「復活」から)
(バリトン:トーマス・ハンプソン) - チャイコフスキー
- 交響曲第5番 ホ短調 op.64
TICKET
- S¥23,000
- A¥20,000
- B¥17,000
- C¥14,000
- D¥10,000
主催 : KAJIMOTO
特別協賛:大和証券グループ
新カペルマイスター、
アンドリス・ネルソンスの
覇気に導かれ新境地を奏でる
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団
TEXT BY YOSHIMICHI OKUDA
伝統と格式を誇るライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団に新時代。創立275周年(2017/18年)のシーズンを好評のうちに終えたこのアンサンブルに、かぐわしい風が吹き始めた。
祝! アンドリス・ネルソンス、第21代ゲヴァントハウス・カペルマイスターに就任。2018年11月に40歳を祝ったネルソンスは、2016年からワーグナーの調べを添えたブルックナーの交響曲ツィクルスや大晦日恒例の第9に腕を揮っている。ウィーン古典派やゲヴァントハウスの響きとともにあったメンデルスゾーン、シューマン、ブラームスの音楽は申すに及ばず、ネルソンスがかねてから愛を注いできたドヴォルザーク、内に外に烈しいチャイコフスキー、それにマーラーの長篇交響曲などで相乗効果を発揮してきた。レコーディング、ヨーロッパツアーへの賛辞は尽きない。
シンフォニー、オペラ、教会音楽に精通したゲヴァントハウス管弦楽団は近年、コンサートマスター、管弦打楽器の要職に才媛、俊英を相次いで起用、ステージプレゼンスは大幅に若返った。しかし大きな音ではなく味わい深い響き、しなやかな音色(ねいろ)や音楽の息づかいを愛でる楽団のマインドは、今どきのアーティストたちにしっかりと受け継がれている。ドイツのオーケストラ音楽史を担ってきた! ゲヴァントハウス管弦楽団は今、ネルソンスの芸術的な覇気に導かれ、誇り高き新境地を奏でているのだ
楽しみなシンフォニーは、両者の持ち味が生きるチャイコフスキーの交響曲第5番で、これはツアー直前のゲヴァントハウスでのメインでもある。彼らは奇をてらわない。
いっぽう嬉しいサプライズも用意された。バリトンの名匠トーマス・ハンプソンが歌うマーラーの「子供の不思議な角笛」セレクションで、ゲヴァントハウス管が日本でこの歌曲集を披露するのは初めてではないか。
コンビ初来日を彩る豪華ソリストたち
TEXT BY KAJIMOTO
アメリカの生んだ大バリトンのトーマス・ハンプソンの歌うマーラー。
ご存知の通り、ハンプソンはオペラにおいて大スターであると共に、かつてバーンスタインと共に、今回の「子供の不思議な角笛」を含むマーラーのオーケストラ付き歌曲を何度も歌い、いわばこの「マーラーの使徒」のような大指揮者に「マーラーとは何ぞや」を叩き込まれた筋金入りのマーラー歌い。そして歌曲ということでいえば、あのサヴァリッシュにピアノ伴奏をしてもらって、メンター(師)と仰いでいた歌手だ。(シューベルトの「冬の旅」など)
この「子供の不思議な角笛」を、海外オーケストラが日本公演で演奏することは希少ですし(GHOは日本では初めて、とのこと)、歌とともにオーケストラの音色が明に暗にメルヘン世界を作っていくこの歌曲集、ぜひ楽しみにしたい。
そして若きヴァイオリニストたちの中でも指折りの一人、そしてネルソンスと同じくラトヴィアの首都リガ出身のバイバ・スクリデ。(リガという街はワーグナーもよくオペラを上演した音楽都市で、ギドン・クレーメルやミッシャ・マイスキーもここの出身)
ネルソンスとスクリデは共演も多く、両者が得意とするショスタコーヴィチのヴァイオリン協奏曲第1番が披露されるのも期待したい。
透徹した音楽観と集中力、そして鋭く強力な技術がないと弾きこなせない、そしてそうであれば恐ろしく聴き応えがあり、聴き手を深みへ引きずり込むこのコンチェルトが、このコンビによって一層冴えて響くはずだ。
“真摯たるこそが真の喜び”──GHOの昔から掲げるこのモットーがより輝く来日公演となることを期待して。
SCHEDULE
2019 5.27 mon.
2019 5.28 tue.
2019 5.30 thu.
2019 6.1 sat.
2019 6.2 sun.
PROGRAMA
- ショスタコーヴィチ
- ヴァイオリン協奏曲第1番 イ短調 op.77
(ヴァイオリン:バイバ・スクリデ) - ブラームス
- 交響曲第1番 ハ短調 op.68
PROGRAMB
- ショスタコーヴィチ
- ヴァイオリン協奏曲第1番 イ短調 op.77
(ヴァイオリン:バイバ・スクリデ) - チャイコフスキー
- 交響曲第5番 ホ短調 op.64
PROGRAMC
- マーラー
- 「さすらう若人の歌」から
朝の野辺を歩けば
歌曲集「子供の不思議な角笛」から
塔の中の囚人の歌
トランペットが美しく鳴り響くところ
浮世の生活
天上の生活 (交響曲第4番から)
原光 (交響曲第2番「復活」から)
(バリトン:トーマス・ハンプソン) - チャイコフスキー
- 交響曲第5番 ホ短調 op.64
PROGRAMD
- ブルックナー
- 交響曲第5番 変ロ長調