© Marie Staggat
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ARTIST
VIOLIN

Serge Zimmermann

セルゲ・ツィンマーマン

1991年、ドイツのケルンで音楽一家に生まれ、5歳から母の手ほどきでヴァイオリンを学ぶ。2000年にはわずか9歳でモーツァルトのヴァイオリン協奏曲を弾き、オーケストラとの初共演を果たした。以来、ヘルベルト・ブロムシュテット、ローレンス・フォスター、ハルトムート・ヘンヒェン、マンフレード・ホーネック、ネーメ・ヤルヴィ、ミヒャエル・ザンデルリンク、アンドラーシュ・シフらの指揮のもと、バンベルク響、バルセロナ響、デュッセルドルフ響、ヘルシンキ・フィル、ケルンWDR響、フィルハーモニア管、ピッツバーグ響、N響、チェコ・フィル、RAI響などと共演している。

2007年、キッシンゲンの夏音楽祭やメックレンブルク=フォアポメルン音楽祭に出演した後ヘルシンキ・フィルハーモニー管弦楽団と共演。2008年、ケルン・フィルハーモニーで行われたミュンヘン室内管弦楽団との演奏会はチケットが完売し大成功を収めた。またスイスのカルタウゼ・イッティンゲンで行われた、アンドラーシュ・シフの創設したイッティンガー聖霊降臨祭音楽祭にも出演。これがきっかけで、シフ指揮フィルハーモニア管弦楽団のオックスフォードおよびロンドン公演にも招かれ、特にロンドン公演では「美しく変化に富んだ音色と強烈なテクニックを備える。今後まちがいなく世界に羽ばたいていくであろう」(ガーディアン紙)と絶賛された。2012年5月には、ウィーン・コンツェルトハウスにて、ウィーンでのリサイタル・デビューを果たした。

リサイタルや室内楽でも、アムステルダムのコンセルトボウ、ベルリンのコンツェルトハウス、ウィーンのコンツェルトハウスなどの著名なホール、またハイデルベルクの春、ルール・ピアノ音楽祭、シュレスヴィヒ=ホルシュタイン音楽祭、キッシンゲンの夏、ラ・フォル・ジュルネなどの音楽祭に出演している。

最近では、中国フィルとの共演、ヴュルテンベルク室内管との上海や南京へのツアー、広島響と共演したベルクのヴァイオリン協奏曲、東京と横浜で開いたJ.S.バッハの無伴奏リサイタルなどが特筆される。

2017年秋にはデビュー盤として、父フランク・ペーター・ツィンマーマン&ベルリン・バロック・ゾリステンと共演したJ.S.バッハ「オーボエとヴァイオリンのための協奏曲ニ短調 BWV.1060(2つのヴァイオリンのための協奏曲編)」のCDが、ヘンスラー・クラシックからリリースされた。

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