

N.Ikegami


Radio France_Christophe Abramowitz


N.Ikegami


Marc Roger
Pascal Rophé
パスカル・ロフェ
2014~22年までフランス国立ロワール管の音楽監督、2022年からクロアチア放送響の音楽監督を務めている。パリ国立音楽院を卒業後、1988年のブザンソン国際指揮者コンクールで第2位。その後1992年から、ピエール・ブーレーズやデイヴィッド・ロバートソンとともにアンサンブル・アンテルコンタンポランを指揮した。
指揮者を志した頃、ブーレーズの「ル・マルトー・サン・メートル」、ストラヴィンスキーの「春の祭典」、ベートーヴェンの交響曲第9番のスコアから大きな衝撃を受け、現代音楽と18-19世紀の交響作品を両方扱うバランス感覚を培った。
これまでに、フランス国立管、フランス放送フィル、BBC響、フィルハーモニア管、SWR響、サンタ・チェチーリア国立管、スイス・ロマンド管、N響、新日本フィル、大阪フィル、ソウル・フィルなど多くのオーケストラと共演。同時代の作曲家からの信頼が厚く、多くの作品初演を任されている。
オペラにも力を入れ、ローマ歌劇場で《タイス》、グラインドボーン・ツーリング・オペラで《ペレアスとメリザンド》、ブダペストで《さまよえるオランダ人》《カルメル派修道女の対話》、パリ・オペラ座でマントヴァーニの《アフマートヴァ》、ジュネーヴ大劇場でジャレルの《ガリレオ》を指揮したほか、トゥルーズ・キャピトル劇場では2019年に新演出のデュカス《アリアーヌと青ひげ》、2024年にマントヴァーニ《秋の旅》の初演を成功させた。
録音も多く、フランス放送フィルやBBC響などと共演したディスクが多くの賞を受賞している。フランス国立ロワール管とは、デュディユー、デュサパン、デュカス、ルーセル、ジャレル、カントルーブ、ドビュッシー、ラヴェルを取り上げたCDをBISレーベルから立て続けにリリースし、好評を得ている。
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